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外から見る日本、見られる日本人

バンクーバーの日本人社長ヒロが仕事、生活を通じて感じた経済、経営、社会、日本人観などを綴っています。

日本がバブルで沸いていた89年6月4日に中国では民主化を叫ぶ若者を中心とした国民の蜂起が起き、それを弾圧する政府の鎮圧隊と激しく衝突しました。あれから35年。中国は経済成長を遂げ、世界第二位の大国となった一方、プレゼンスと影響力をより強める強硬な外交方針を貫きます。一対一路やアフリカなど経済基盤の弱い国に金銭的しがらみで追い込み、スリランカのように国家が立ち行かなくなったケースもあります。

習近平氏は中国共産主義の原理主義者だと私は思っています。権威主義をとことん突き詰め、情報統制を行い、一国二制度だった香港も形式的には二制度が残っているかもしれませんが、もはや民主的な国家運営は全くないといってよいでしょう。そして今は台湾に圧力をかけ続けます。

不思議なのはこのような権威主義に対して世界は割となびいているのです。スウェーデンの独立調査機関V-Dem研究所が発表した「民主主義レポート2024年版」は集計対象179か国/地域でみると民主主義国家91,権威主義国家88でほぼ拮抗。ただし、グレーゾーン国家を除外すると78対83か国で権威主義国家が多くなります。また、人口でみると民主主義陣営は全体のわずか29%にとどまるのです。

そして何らかの形での権威主義国家は増え続けている、これが実態です。

なぜ、権威主義が跋扈するのか、個人的には2つの大きな理由があると思います。1つは国内経済が十分にテイクオフしておらず、国民の高い貧困/格差レベルないし、将来不安を抱える層が多い国に権威主義を支持しやすい方向性があること、もう1つはアメリカの衰退です。

人は苦しくなると何かにすがりたくなる、これが性であります。宗教はその典型ですが、現代生活において様々な不安がある場合、強い国家権力に巻かれるほうが楽だと考える民が多いのは否定できないと思います。例えば日本で民主党政権の際に震災もあり、非常に大きな混乱に陥ったのち、安倍氏が首相として力を発揮したのは強いリーダーシップを国民が渇望した点を否定できないでしょう。

これを世界レベルでみると経済的基盤のみならず社会制度や国民教育が十分に行き届かない中でスマホやコンピューター技術など先端の技術や情報だけが先行して国家に浸透するとマインドギャップが生じます。初めは良いのですが、そのうちそのギャップが埋められず、更に不安感が増長される、これが私の思う権威主義が普及しやすい理由です。

また民主主義の象徴であるアメリカの社会制度と思想の衰退ぶりが勢いを増す権威主義との好対比となっているとみています。アメリカでは1%対99%という格差問題や「成功者は修士課程を取るのが当たり前」という激しい競争社会を生み出します。エリートたちはオピオイドを服用し、自分をごまかしてまで勝ち抜き競争に挑みます。一方、大学に行けなかった人たちはトランプ氏の出現に自分たちの代弁者のごとく支持が集まります。私はふと思うことがあるのです。トランプ氏は一種の権威主義的思想ではないか、と。

その点では日本やカナダは私が知る限りではアメリカ以上の民主主義国家だと思います。

我々が中国を批判するのは自分たちの自由と充実した社会制度と一定の教育、更には職にありつき、老後もそれなりにケアされる仕組みがある故なのでしょう。「なぜ中国は権威主義に走るのか」といっても理解しにくいことは確かです。中国には私有はなく、年金制度など老後保障も十分ではありません。かといって富裕層のように外国に移住する手段を持たない限り、民は国家と対峙するか、服従し、すがる以外方法はありません。

国家と対峙すればどうなるか、それは天安門事件のみならず、文化大革命の頃から何一つ変わらない弾圧が待っているのであります。コロナの時に中国で「白紙運動」が起きてコロナ封鎖に対する民の大きな声が上がりました。その後どうなったかといえば運動の主導者たちには厳しい弾圧が待っていたのです。

民主主義については様々な書籍や研究文献が出ています。目立つのは今の民主主義は持続可能か、というものです。民主主義を維持する国家は政治的理由により民の言い分を聞き入れる傾向が強くなります。しかし聞き入れるほど国家はより泥沼にはまっていくのもまた事実です。メキシコで女性大統領が圧倒的支持で誕生しましたが、為替も株も大暴落しました。理由は中道左派政権がバラマキを継続するだろうという失望感です。

何も変わらぬ中国をかえるには民主主義陣営がより魅力的な社会を創出するしかありません。その中でアメリカが行き詰まるなら日本が民主主義、権威主義に続く第三の主義で民の幸福と生きがいと成長を提示する国家として手本を示すことはあり得ると思います。日本はかつてジパング(=欧州から見て東方の国)とされました。今こそ、現代社会のジパングとして再び光り輝かせる時なのではないでしょうか?

では今日はこのぐらいで

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また明日お会いしましょう。

コメント一覧 (25)

    • 1. PHV海苔
    • 2024年06月05日 10:16
    • >何も変わらぬ中国をかえるには民主主義陣営がより魅力的な社会を創出するしかありません。その中でアメリカが行き詰まるなら日本が民主主義、権威主義に続く第三の主義で民の幸福と生きがいと成長を提示する国家として手本を示すことはあり得ると思います。日本はかつてジパング(=欧州から見て東方の国)とされました。今こそ、現代社会のジパングとして再び光り輝かせる時なのではないでしょうか?

      無理。
      今の日本国中央政府(というよりは各省庁)の考えていることは、「表向き民主主義、実際は換骨奪胎による"官(僚)主(導)主義"」を目指す、ということと推察(「それってPHV海苔の感想だよね」、ハイそのとおり)。

      ケシカランのは、「メジャーメディア」が、本来そういう動きを徹底的に糾弾すべきなのに、各省庁記者クラブで「餌付け」されて、「政治不信」を導火線にし、それを推進しようとしている、と見受けられること。

      ブログ主のいう「メジャーメディア」は、日本の民主主義を推進するどころか破壊し、「官主主義」を推進しようとしている、トンだ喰わせ者集団、いや、知らんけど。
    • 2. ゆうこ
    • 2024年06月05日 10:53
    • ↑私も同じところをコピーしてコメントしようと思ってました(笑)
      民主主義があれこれは中国には全然関係ありません。中国で大切なのは中国共産党政権が永遠につづくことです。
      民主主義の政治形態になるにはその国家が一度でも中央集権から権力の分散というか?地方分権を体験したことがあるかないかで違うのだそうです。
      江戸時代は一見徳川幕府の中央集権のように見えますが、其々の藩ごとに行われていた事のほうが沢山有りました。中国は地方分権政治を今やってる所なので、将来民主主義国家になる可能性はあります。
    • 3. お水汲み当番
    • 2024年06月05日 11:07
    • 「法の支配」という言葉を、
      民主主義国の指導者も国民も、勘違いすることなく
      理解でき、使っています。

      しかし同じ「法の支配」という言葉ですが、
      中国やロシアや北朝鮮をはじめとする非民主主義国では、
      まったく意味が違います。

      自分たち被支配層が作ることに一切タッチできない「法」により、
      自分たち被搾取層が支配されること、という意味でしか
      ありません。

      独裁的支配者が自由気ままに発することができる「法」により、
      被支配者を支配し搾取すること、
      それが独裁国における「法の支配」という言葉の意味です。

      同じ言葉なのに、あまりにも意味が異なっているので、
      民主主義国の指導者たちは、習近平やプーチンに対して、
      「法の支配」という言葉を安易に使うべきではないと
      私は思っています。

      相手が民主主義国のつもりで「法の支配」うんたらと言う
      日本の政治家の、なんと愚かなことか。
    • 4. 専業主夫
    • 2024年06月05日 11:27
    • 5 今日のお題は天安門から35年という節目の年を迎えての中国概観というようなお話であります。

      中国の今がどういう状況なのか、そしてこれからどこへ向かおうとしているのかという話を総合すると、単純に衰退ということではないにしても、中国人自身が国外に逃げ出しているような国の将来がばら色に輝いてということは決してないと断言できると思っています。

      そして一方日本の将来ですが、中国と比較してどれほど世界中の人々があこがれて押しかけてきているのか今の日本の状況を見れば一目瞭然でしょう・・と言いたいところですが、昨日の話の続きではないですがサントリーの「山崎」よりも「ジョニ赤」の方が高級で美味い酒だといまだに思い込んでいるのが日本人ではないでしょうかね。

      山崎の55年物が香港のオークションで8500万円で落札されたという事実を以てしても、いまだに日本人の価値観はジョニ黒であり、頭の中身はオールドパー^^;なのであります。
    • 5. オーバー還暦
    • 2024年06月05日 11:43
    • 昨日の認証・検査問題になりますが
      ボーイング737MAXを飛ばしてOKと判断していた米国のFAA。
      その737MAXに事故が連発した。
      このFAAが日本のMRJに型式証明を出さなかったために国産旅客機の夢が頓挫してしまった。

      日本国内の型式証明で国内線だけでも飛ばせばよかったのにと思う。
      FAAは検査機関でなくて関税障壁を作るような産業政策機関なのか。

      横目で、中国は航空機産業育成のためか国内の型式証明で国内飛行機をドンドン飛ばしている。
    • 6. PHV海苔
    • 2024年06月05日 12:02
    • >昨日の話の続きではないですがサントリーの「山崎」よりも「ジョニ赤」の方が高級で美味い酒だといまだに思い込んでいるのが日本人ではないでしょうかね。
      >山崎の55年物が香港のオークションで8500万円で落札されたという事実を以てしても、いまだに日本人の価値観はジョニ黒であり、頭の中身はオールドパー^^;なのであります。

      そんなの(PHV海苔を含めて)爺だけさ。いまやジョニ黒がドラッグストアで3000円を切り、赤に至っては2000円を切っている。為替レートの問題もあるとは言え、昭和の頃の「高級酒」イメージは完全に雲散霧消さ。週刊新潮の「黒い報告書」に出てくる「悪い男」があぶく銭でラッパのみしていたのは当時こそジョニ黒だったが、今はドンペリだ。ジョニー・ウォーカーが大幅下落したのにサントリーはそれほどでもない、というのは、以前よっぱらい氏ともディスカッションしたところだ。

      他人の投稿を全く読んでいないな。

    • 7. 専業主夫
    • 2024年06月05日 12:45
    • 5 6>PHV海苔さま、コメントありがとうございます。
      過去のお酒のディスカッションについては存じ上げなくて失礼しました。

      基本のところは、日本人のウイスキーの味音痴と申しますか、世界と日本人の感覚のズレみたいなところを話したかったということでしたが、おっしゃることはよくわかります。

      ブログ主さんのように全コメントに目を通すというところまでは難しいかもしれませんが、投降した日だけでなくなるべく皆さんのご意見を読むように努めたいと思います。
    • 8. 門千景
    • 2024年06月05日 14:37
    • その国には歴史や成り立ちもあって、その国にあった支配体制であるべきだと思うので、なんで変えてと他国が思うのか、分からないです。 トップが戦争したくなったら危険?速度の差はあれど民意も流されるでしょう。
      中国の民が変えたいと願うなら変えればいいと思います。 体制の押し付けで何度も失敗してるアメリカ見てそう思います。
    • 9. ゆうこ
    • 2024年06月05日 17:03
    • https://www.tokyo-np.co.jp/article/20251

      作家の水上勉さんは日中文化交流の代表団の団長で、6月5日に天安門近くの北京飯店(家の近くにこの名前の店有るんですけどね、違いますね)の宿泊しておられ、ホテルの窓から全部見えたようです。
      日本の救援機で帰国したその日に心臓が悪くなり、緊急の手術をされました。回復してから自分の見た光景を残さなくてはと、スケッチブックに絵と文章を書かれて残されました。

      水上さんは奥様方亡くなられてから、長野県の東御市(多分北御牧村だと思います)に家を買い求められ、現在は娘さん家族がお住まいです。
      スケッチだけど血だらけな感じは解ります。眼の前のこと信じられなかったでしょうね。
    • 10. ゆうこ
    • 2024年06月05日 17:12
    • 世界中が中国政府を非難して居るときに、何故か現在の上皇様ご夫妻が国賓として中国を公式に訪問されて・・・・・
      この時段取りしてのが、外務省の小和田恒氏。当時は外務省の天皇と言われてましたもんね。
      それでこんどはガンの治療の途中なのに病人のチャ−ルズイギリス国王を訪問するのは息子夫婦。私が、宮内庁の責任者なら今回波見送りましょうと提案するけど。
      宮内庁ここも改革してほしいわ。
    • 11. 夢見る親父
    • 2024年06月05日 17:39
    • >天安門事件から35年、何も変わらぬ中国
      中国政府は「天安門事件」は「なかったこと」になっているでしょう。
      当時、生まれた子は35歳です。当時10歳の子は45歳です。

      つまり、記憶に残っている若者、中年はいないということでしょう。話題もできないのが今の中国です。 反対に、南京大虐殺は「あったこと」にされている。

      日本の政界、財界、官界は「中国に何も言えない」
      ハニトラやら、お金で身動き取れない・・挙句に「火の中に・・」で終わってます。

      しかし、中国は長くは続きません。ロシア、中国、北朝鮮、イラン・・国民が逃避している国です。人によって判断は違うでしょうが・・私の見方です。

      なぜ、独裁政治や権威主義が生まれるか?
      地政学(環境・地域・資源)、歴史によると思ってます。

      大韓民国:韓国の建国は1945年ですが・・
      上海にあった韓国の反日独立派の臨時政府が元になっています。つまり、反日政府。
      日本を認めると親日になります。親日派を非難して樹立した政府で・・・・
    • 12. 夢見る親父
    • 2024年06月05日 18:05
    • >>11
      韓国は、政権維持のために崩せない「反日原理主義」が支柱なんでしょう。

      それとアフリカで独裁政治になるケースは: 資源依存型のモノカルチャーで、政権の基盤なる・・政権奪取が「一事が万事・金と実権掌握の原点」となるからでしょう。

      それに対して日本ですが? 太古の昔から・・・
      仁徳天皇の「民のかまど・・」は有名で。・・住民の生活を憂いた話です。

      神話と国家:その人間の格付「神と人間の位置付け」
      レヴィ・ストロース(社会人類学車)がこれについて言及していたと思います。

      一神教と言えば「キリスト教、イスラム教」ですが、共産主義も一神教と同じですよ。
      価値基準を確定して、絶対的な位置に高めるわけです。その背景には地政学があるでしょう。
      いわゆる、ランドパワーとシーパワーです。 これについては別の機会に・・・


    • 13. インド辛え〜
    • 2024年06月05日 18:26
    • >習近平氏は中国共産主義の原理主義者だと...権威主義を...突き詰め、情報統制を行い、一国二制度だった香港も形式的には二制度...が、もはや 【↓民主的な国家運営は全くない】

      ・選択肢を狭める中国と習近平、強気外交を修正できない 2024年06月05日

      >https://www.thutmosev.com/archives/35403.html (世界のニュース トトメス五世様より)

      ・EV減速でテスラとBYD (中国) の未来は暗い 2024年06月05日

      >https://www.thutmosev.com/archives/35396.html (世界のニュース トトメス五世様より)

      ・香港警察、中国の天安門事件の追悼を行った日本人男性の身柄を一時拘束 2024年06月05日 01:02

      >https://www.sugotoku.docomo.ne.jp/cs/cpsite.html?url=https://smp.sankei.co.jp/dsc/snews?tp=https%3A%2F%2Fsmp.sankei.co.jp%2Fdsc%2Fsnews%2Fweb%2Fworld%2F240605%2Fxx-20240605-JHVYYS77OFLI3N65I6YK7WMB4M_1.html (スゴ得 d menu News 経由→産経新聞 digital.)

      話は逸れますが...、↑,↓上・下記に関しては、戦狼外交で...「日本を🔥火の海に...」という恫喝を行った【駐日中国大使】と、同意義であるな!?。 と云った「貴重なご意見」が、日本国内のネット世論と、「You-tube 上」でも腰抜けの【💢上川外相】→「🔥非難」の嵐ですね...(💢)!。

      ・靖国神社落書きは「日本人の魂を汚す行為」在日中国人も冷ややか「馬鹿野郎といいたい」 2024年06月03日 18:59

      >https://www.sugotoku.docomo.ne.jp/cs/cpsite.html?url=https://smp.sankei.co.jp/dsc/snews?tp=https%3A%2F%2Fsmp.sankei.co.jp%2Fdsc%2Fsnews%2Fweb%2Fpolitics%2F240603%2Fxx-20240603-6O3XHXQ5K5HZNMJYR2KCN6VAMU_1.html
    • 14. 夢見る親父
    • 2024年06月05日 18:27
    • >天安門事件から35年、何も変わらぬ中国 その2。

      いま、都知事選の話題が盛り上がっているのか? 批判の嵐か・・わかりませんが・。
      これだけ「自由奔放に言える社会」それに政府批判も含めて・・警察批判もありましたが・・
      一方、日本の犯罪率は先進国でも一番引くです。「落とした財布が戻ってくる国」です。

      上記で「民のかまど・」の話を出しましたが・・仁徳天皇ですが1600年前の話です。
      日本の歴史は「万世一系」といわれ、現在に続く最古の国家ですが・・・
      そのころから「平等感を感じる話」です。権威と権力が分離した社会です。

      日本国の成立から「日本はすでに言論の自由が保障された国家」と言えるかもしれません。
      日本の神道は「開祖や教祖・教典を持たず、森羅万象あらゆるものに神が宿るという思想に基づく」
      一神教の人や共産党の人からすれば「すごいことであり、信じられないことですよ」

    • 15. インド辛え〜
    • 2024年06月05日 18:39
    • 話は逸れますが...、この処の「日米の金利の話?」のダッチロール💞+株価の上下💞に関しては、🙄呆れるばかりですね...(苦笑)!。

      ・東証続落、終値は347円安 円高基調が重荷 輸出関連株に売り広がる 2024年06月05日 16:42

      >https://www.sugotoku.docomo.ne.jp/cs/cpsite.html?url=https://smp.sankei.co.jp/dsc/snews?tp=https%3A%2F%2Fsmp.sankei.co.jp%2Fdsc%2Fsnews%2Fweb%2Feconomy%2F240605%2Fxx-20240605-3KBF2USBANLWBDOIQHXJIRAI5I_1.html (スゴ得 d menu News 経由→産経新聞 digital.)

      ・長期金利低下で一時 1%割れ FRBの利下げ観測強まり、約2週間ぶり 2024年06月05日 18:06

      >https://www.sugotoku.docomo.ne.jp/cs/cpsite.html?url=https://smp.sankei.co.jp/dsc/snews?tp=https%3A%2F%2Fsmp.sankei.co.jp%2Fdsc%2Fsnews%2Fweb%2Feconomy%2F240605%2Fxx-20240605-G4ZFONH6OVKMDKRN6WX6QIFS2I_1.html (スゴ得 d menu News 経由→産経新聞 digital.)

      ・7月新紙幣発行で、飲食店悲鳴, 【両替機更新】 で負担大、使えない自販機も 自治体が補助 2024年05月26日 17:05

      >7月3日の新紙幣発行を前に、両替機やレジスター、券売機などの更新が進んでいる。銀行ATMや鉄道券売機などの対応は発行までにおおむね完了する見込みで、市民生活への大きな影響はなさそうだ。一方で飲料の自動販売機では更新が追いつかず、新紙幣が使えないケースも出る可能性がある。また、小規模な飲食店では更新費用が負担となっており、一部の自治体では補助の動きも出始めている。 (以下略,産経新聞 digital.)
    • 16. 楽譜
    • 2024年06月05日 18:49
    • 5 嘘をつくのを是とするか非とするか、という事にあると思います。
      権威に従う人が多いから権威主義が成り立ちます。シンガポール等の例外を除き、大体の権威は堕落するわけですから、「自分の倫理観より悪いお上に従う方を優先する」人が多い国では権威主義が成り立つということになります。
      問題は、戦争や環境問題を経て、倫理のある人が増えたかというと、逆に減ってるように見える点です。日本でも、やり放題の総理が日本の恥の文化をひっくり返しました(幸い、現在色々と反省の動きが出てきているのが救いです)。
      かつて、権威に圧迫された人々は、優れた人によって民主主義を進めました。しかし最近の優れた人たちは逆に「腐敗した上位層」に入り込むことばかりを考えているようにも見えます。これも大きな問題です。
    • 17. インド辛え〜
    • 2024年06月05日 18:57
    • >>13
      また話は少し逸れますが...、

      ・フィフィさん「靖国神社落書き放尿事件...なぜマスコミは容疑者の中国籍の男の顔にモザイクかけるの?中国政府にも少なからず責任はある!」 2024年06月05日 16:38

      >https://seikeidouga.blog.jp/archives/1082441146.html (政経ワロスまとめニュース♪様より)

      >フィフィ @FIFI_Egypt
      【靖国神社落書き放尿事件】で、容疑者の中国籍の男が上海で取材に応じて「福島の処理水放出に怒りを感じた、靖国での行為に罪の意識はない」と答えていた。処理水の件は、根拠もなく「汚染水」と騒いで誤解を与えた中国政府にも少なからず責任はある。てか、なぜマスコミは容疑者の顔にモザイクかけるの?
      午前8:46 ・ 2024年6月4日
      良いね = 2.6万人

      ・「X (旧:Twitter)」の反応

      >室井 敬昭 @tm0427
      返信先: @FIFI_Egyptさん
      日テレもTBSやテロ朝と変わらんな。
      午前0:26 ・ 2024年6月5日
      良いね = 11人

      >kansi @jikanshg
      返信先: @FIFI_Egyptさん
      本日は中国共産党により 【中国国民が虐殺された六四天安門事件の日】 です。共産党は恐ろしい。
      午後0:45 ・ 2024年6月4日
      良いね = 2人

      ・🇯🇵上川外相、靖国に放尿の中国人に"遺憾砲"すら撃てず懸念を表明 ...→ 高須院長「情けない...」 2024年06月05日 11:08

      >https://seikeidouga.blog.jp/archives/1082441148.html (政経ワロスまとめニュース♪様より)
    • 18. インド辛え〜
    • 2024年06月05日 19:20
    • またまた...話は少し逸れますが...、↓下記の世論調査に関しては、【🇺🇸 ABC TV】がリベラル派(日本のTBS,テレ朝の様な、報道スタンス)かつ「筋金入りの反トランプ派!」なので、「色眼鏡」で観るべきかも知れませんね...(呆れ🙄)。

      ・トランプに暗雲 無党派層の半数超「選挙戦から撤退すべき」 Brian Bushard (スマート ニュース 経由→Forbes Japan様より)

      >https://l.smartnews.com/CcMQs

      元不倫相手への口止め料支払いをめぐり業務記録改ざんの罪に問われ、米ニューヨークの陪審団から罪状34件すべてについて有罪の評決を受けた共和党のドナルド・トランプ前大統領について、無党派の有権者の半数超が2024年の大統領選から撤退すべきと考えていることが世論調査で明らかになった。有罪評決を受けたトランプに世論の厳しい見方を示す調査結果が相次いでいる。

      > ABCニュースと調査会社イプソスが2日に発表した共同世論調査によると、米国の有権者全体では49%が、トランプは有罪評決を受けて選挙運動を打ち切るべきだと回答した。この割合は4月の調査から1ポイント上がった。

      無党派層ではトランプの撤退を求める人の割合が52%にのぼっている。トランプと民主党の現職ジョー・バイデン大統領のどちらの立候補にも反対するいわゆる「ダブルヘイター」では67%、共和党支持者では16%だった。調査は評決翌日の5月31日と6月1日に行われた。 (略)
    • 19. 夢見る親父
    • 2024年06月05日 19:21
    • 大化の改新が645年に起きますが・・改新とはなんでしょう。
      律令制度の始まりですが、この中心人物は中大兄皇子と大海人皇子(兄と弟」です。
      まあ、ゆうこさんはここに額田王との「愛」を発想するでしょうが・・・・

      白村江の戦い(663年)での敗北で、日本の律令制度は強化されていきます。
      律令制度は一種の「全体主義国家」ですると思います。強靭な国家体制です。
      税収から、戸籍、防人、国司、郡司をおいて国家の統制を図るわけです。

      なぜ、こんな律令制度が必要だったのか?・ 富国強兵策か?
      朝鮮半島が不安定な状況と唐の勢力を牽制するためであったと考えます。
      改新はシーパワーの日本がランドパワーの唐や大陸に対抗する為だったのでしょう。
      本来は友好的に遣隋使、遣唐使で済むことですが・・・・

      このように国家も周囲の状況で変化します。 立憲君主国を理想とする英国や日本ですが・
      大陸はモンゴル帝国の「死か、従属か」で、徹底的に収奪が起きるのが歴史です。
      それを考えれば・・・独裁政治や権威主義でしか維持できない国家とも言えます。
    • 20. インド辛え〜
    • 2024年06月05日 19:49
    • すいません <(_ _)> ...話は少し逸れますが...、「モディ降ろし」で野党側(+111議席)の躍進?。 人口の多い4つの北部州で、モディ首相に対する「嫌気」が...?。 ただインド国内の報道が...、「バラバラ?」で、モハPチャンネル様の主催者も...「戸惑っている?」のが正直な処で、今理解出来る話をありのままの動画編集をした?。と仰っておられました!。

      ・インド株価の急落 インドの総選挙の結果を受けて、与党 N.D.A 過半数割れ(-60議席) 連立政権で...「モディ首相」は、続投に意欲を示すなれど(You-tube より モハP チャンネル 約36分前 動画 up.)
    • 21. インド辛え〜
    • 2024年06月05日 20:17
    • >>18
      すいません <(_ _)> ...話は少し逸れますが...、因みに🇬🇧BBC は、国営放送でもリベラルが強い「反トランプ」だった...?。

      ・【米大統領選2024】 トランプ前大統領に富豪ら次々と寄付 有罪評決後に BBC News 2024年6月5日

      >https://l.smartnews.com/KbLtU

      >ドナルド・トランプ前米大統領の「不倫口止め料」支払いをめぐる歴史的な裁判と、その有罪評決の裏で、大富豪の共和党献金者らが、前大統領の選挙戦を支えている。

      11月の大統領選の共和党候補者であるトランプ前大統領は5月30日、自身の顧問弁護士だったマイケル・コーエン氏を通じて、不倫相手とされる元ポルノ映画スターのストーミー・ダニエルズ氏に口止め料を支払い、それを弁護士費用として処理したなどとして、計34件の業務記録の虚偽記載の罪で有罪となった。 【選挙資金集め】では、ジョー・バイデン大統領に遅れをとっていた前大統領だが、この有罪評決が新たな活力となった。 【トランプ陣営はこのほど、評決が出てから24時間で5300万ドル(約82億円)近くが集まったと発表】した。 また、イスラエル系アメリカ人の富豪ミリアム・アデルソン氏が今週にも、数百万ドル規模の献金を発表する予定だという。 米メディアによると、アデルソン氏は「プリザーブ・アメリカ(アメリカ保護)」という名の政治活動委員会に寄付する。政治活動委員会は、選挙の候補者を支援するために無制限に資金を使うことができる。...(以下略)
    • 22. 夢見る親父
    • 2024年06月06日 01:25
    • >その中でアメリカが行き詰まるなら日本が民主主義、権威主義に続く第三の主義で民の幸福と生きがいと成長を提示する国家として手本を示すことはあり得ると思います。

      いつも、そのつもりでコメントしてます
      ですから、ネガティブ(マイナス)思考はしません。 世界はいままで欧米を見てきました。
      そして英語は世界の共通言語です。 中南米の人はアメリカへの移民を考えてました。
      いまもそうですが・・・

      アフリカも独自に国家を建設する力はありません。中東と言うか、イスラム教徒の国々と言いましょう。昔は千夜一夜物語で高い知識や技術もありましたが・・今は正直ないでしょう。
      チンギスカーンは中国よりもイスラム圏に興味を示していたようです。

      イスラム圏と言えば、サウジ、UAE, カタールが豊かな国の代表でしょう。
      UAEのドバイも影が見え始めているでしょう。こうした国は移民が8割以上です。
      こうなると国家をどう守るか? どのような未来を描いているのか?
      石油や天然ガスも将来は当てになりません。 水はあるのか? 食糧は十分か?

      その国も「安定と言える国はありません」 欧州経済も景気回復の糸口がつかめてはいません。
      中国、ロシア、北朝鮮・・今でもそうですが、食糧不足に悲鳴をあげる段階に来てます。

      アメリカに帰ってきましたが・・医療費、食糧、電気料金など・・生活費全体が高いです。
      日本はモノで溢れてますよ。日本人は感じないでしょうが・・・そして物価が安いです。
      治安が良くて、自然は綺麗で、インフラは整ってます。そして日本のサービスは世界一です。


    • 23. Gくん
    • 2024年06月06日 06:32
    • おはようございます!
      管理人さん本文→権威主義国家VS民主主義国家<< 前者は、旧共産圏諸国(中国・ロシアなど)、絶対王政国(サウジ・ブルネイなど)、宗教国家(イスラム教の諸国イラン・アフガンなど)でしょうか!。後者は、西欧諸国・日本などでしょうか!。それぞれ長所短所ありますよね。

      権威主義国家は、少数の指導層だけで国家意思を決めれる。中国は最高指導者(習主席)単独の意向で軍が動かせる。牽制する国内勢力がないので危険です。−−−民主主義国家は、デュープロセスを経ないと政権党(多数派政党)でも、すぐには物事を決められない(これは利点なのか欠点なのか!?・典型例がいまの国会です)。大衆と直結しないように間接民主主義(日本では議院内閣制)が多くの国で採用されていますが、ポピュリズムと紙一重という欠点もあります。

      権威主義国家の「権威」って何なのか!?という素朴な疑問を持っています。旧共産圏のマルクスレーニン主義はもはや権威とはなりえません。現在のそれら諸国は"武力"が権力の源泉となっている!と見ています。絶対王政国、その王権はなにが根拠かも問われます。戦前の日本を含めて「王権神授説」が通説でしょう。イスラムの宗教国家は、イスラムの教義を統治原理にしています。国際社会の常識が通りません。これも厄介です。
    • 24. かも
    • 2024年06月06日 07:05
    • 民主主義が成立するためには、歴史のある修練された市民社会と,豊かな中産階級の存在が必須です。アメリカも日本も,中産階級を破壊したことによって民主主義が劣化しているのです。
      少子化対策も,豊かな中産階級なしには,成立しないのです。
      富の再配分システムをしっかり再構築することが必要です。
      日本での少子化は,労働組合を破壊し、派遣非正規という低所得階層を作り出し、膨大で深刻な低所得層を作り出したことに原因があります。
      派遣を禁止し,ユニオンショップ制を再構築して,企業の全てに労働組合を作り出すことによってしか改革は出来ないでしょう。
      中小企業や飲食、接客業界などでは,企業の枠を超えた職能労組を作り出して,均質な賃金体系を作り出すことが必要です。
      其れが健全な中産階級を育てることに他ならないからです。
      派遣は日本では断固禁止されていたのです。
      ピンハネを防止するために,民間業者による職業斡旋を禁止してのです。
      前借、たこ部屋、人身売買などの悪質な雇用形態を防ぐためです。
      同じことが派遣、非正規という形態で再現しているのです。
      アメリカのトランプ現象も,中産階級を破壊し,移民難民などと相まって大量の低所得層を拡大再生産してしまったからです。
      其れが独占体制を育てるのです。
    • 25. 田舎老人
    • 2024年06月06日 07:24
    • >天安門事件から35年、何も変わらぬ中国

      もしも中国が日米同様の政治形態、所謂「民主主義」になれば国はバラバラになることは間違いない。民族・文化が違うし、そもそも、人民に「国家」という意識が無いので。
      奇跡的に、かつてのユーゴスラビアのように、偉大な政治家が一つに纏めたとしたら日本の出番は無い。勿論、米国がしゃしゃり出るので。
      いずれにしても、中国の民主化は日本にとって「御利益」は何も無い。現状の「大国のいがみ合い」を利用するのが賢明な世渡りかと。

      権威主義と言うけど、逆に権威主義じゃない国は有る?
      誰かの言葉じゃないけど「国のトップは期間限定の独裁者」。「民の言い分を聞き入れるほど国家はより泥沼にはまっていく」から。

      インドネシア何てしょっちゅう反政府運動の武力衝突が起こっているけどニュースにはならない。誰も関心が無いのは「商売相手としての魅力が無い」から。ブラジルもそう。人口だけを見れば大市場なのだが。
      なので、民主主義の元祖・英国がアイルランドやスコットランドの独立を頑として認めないのは当然のことだが中国が台湾やウイグルの独立を認めないのは許せないと騒ぐ。

      先日、オーストラリアで読んだ新聞の記事。
      米国が補助金を実施するのは「極めて重要な産業への投資」であり、他国が補助金を実施するのは「懸念すべき不公正競争」ということになり、米国が比較優位製品を世界に輸出するのは「自由貿易」であり、他国が比較優位製品を世界に輸出するのは「過剰生産能力」ということになる。

      一瞬、日本のことかと思ったが、勿論、中国のこと。
      白人社会でここまで書かれるとは。
      今まで通用してきた手法がゴリ押しできなくなったのは「社会制度と思想の衰退」の証なのかも。

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