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横町物語〜介護・福祉の周辺〜

つれづれ・・・

2022年11月

R4業務報告会20221230 (2) R4業務報告会20221230_0001
オンラインで業務報告会がありました。
本日の業務報告会、ありがとうございました。
そして、お疲れさまでした。
発表後の「このような機会ををいただきありがとうございました。」の真っ直ぐな言葉に、ノルマ発表ではない姿勢を感じ取り、嬉しくなります。

ぱあとなあ拠点:楽しい雰囲気の中で職員も児童も成長されていくプロセスが感じられました。
この雰囲気を大切に更なる飛躍・成長を期待します。若さと元気、羨ましかったです。

愛光園:今よりも、これから。やれないからではなくやりたいからと心を動かすこと、そんな気持ちがあればこそ、前を向きやれることを増やしてきたのでしょう。成長には動機があって、この成長が法人の発展につながって行くかと頼もしかったです。"魅せましょ、法人の底力"メッセージ、皆さんが受け止めたと思います。

平成園:これは業務外、制度外と関わらない事は簡単です。
何とかしたいの気持ちが周囲を突き動かすのでしょうか。
様々な機関をや団体を巻き込む前のめりさ(前傾姿勢)、こうしたバイタリティが社福の使命と思わせる取り組みでした。

桜おかだ:地域に桜おかだを根付かせ、定着できるようする仕掛けが微笑ましいです。大きく言えば小規模多機能事業所の文化が見て取れ、地域密着型に相応しいツールを創出したかなとの感想です。
単発ではなく通年してボランティアや地域・ご家族の関心を引き寄せるなんて素晴らしい活動です。

幸寿苑:スライドにあったイラストは手作りでしょうか。惹き付けました。「よくぞ、事業所が、ここまで関わった。
介入し続けた」。 結果は継続的支援を実践してきたことに尽きるかと拍手です。そして、地域課題を地域ケア会議をはじめとする場で"見える化"させ、その可視化は今後の地域づくりの課題に繋げた成果と思います。

いさみが岡:専門職の発表、聞き応えありました。嬉しかった言葉、「制限するために食べるものではない」と聴いたように思います。在宅にあって施設にないものは自由、施設にあって在宅に無いものは制限。
かつてそう指摘された時代がありました。よく「その人らしさ」を大切にしてケアしたいとか耳にしますが、「その人らしさ」と「わがまま」は受け取り方ではは似ているように思われ、この辺の塩梅が「自由と制限」の関係にみえたりですが、投げかけになったようでセンスがあります。

と、先ずは一方的な感想です。

職員の皆さんは、少人数で10月と11月に先進地研修を行っています。

10月は、青森県は観光農園アグリの里です。
社会福祉法人「誠友会」が開設した農園です。
この農園は障がい者の方々の就労に積極的で知られています。
販売コーナーには地域の農家さんから採れたて新鮮野菜の出品があったり、通年収穫できるイチゴ園に南国の雰囲気に包まれた熱帯果樹園(バナナやパパイヤ、マンゴーなど)があるなど、楽しく過ごせる園なのです。
もちろん、レストランもあり、足湯のコーナーに小動物とのふれあいがあったりします。何度訪問しても、販売の果物や野菜同様にいつも新鮮な印象です。
そして、人たらしの理事長(苫米地義之)さんのお話しが魅了するんですねぇ。
詳しくは、福祉新聞の記事を貼っておきます。
アグリの里福祉新聞20221230 (2)






11月は、広島県庄原市の社会福祉法人「優輝福祉会」でした。
1990年代からお付き合いをいただいている熊原保さんが理事長の法人です。
機会があれば是非職員の皆さまに訪問をと思っていましたが、念願が叶いました。
直に触れ、お話しを伺い、心を揺り起こされるような場面が必要と、申し出でをしました。
熊原さん中国新聞 (2)

しわしわの画像でごめんなさい。




法人横断的構成で、自拠点だけでなく幅広い関心で経営に興味を持つ。
ご利用者とそのご家族、職員とその家族、関係する方々はじめ地域の方々に魅力のある場となりファンになってもらう。
それが経営の大前提、訪問の狙いは地域に魅力のある場を創出するヒントを見つける。
などと言えば負担感の押しつけになりそうですが、大きな魅力に溢れる社福の実践力にふれ、苦しさよりも「楽しい実践」としての取り組みを学んだかと思います。

愛光園感謝祭120221104 愛光園感謝祭120221104_0003愛光園はお世話になった方々へ感謝の気持ちを伝えようと文化の日、感謝祭を開催でした。
40年の歴史を刻んできましたが、来春から移転して新たな一歩を踏み出すことから、愛光園の歴史に功労のあった方々に感謝状と記念品を贈呈させていただきました。
文化の日受賞

記念品、担当者は相当に悩んだみたいです。


さて、ご挨拶です。

冬支度を前に何かとご多忙のところ、長年お世話をいただきました皆さま方にお集まりいただき、このような行事を開催できますこと、大変光栄に存じます。ご利用者、職員そして役員を代表しまして、厚くお礼申し上げます。
雄勝トンネルに13号線バイパスの完成を間近に控えた昭和56年に愛光園建設が始まり、翌年2月1日、あたり一面が真っ白な雪景色、まさにこれからの歴史を新しいノートに書きこむような初日を迎えました。あれから40年、様々なドラマを紡いで不惑の年を迎えました。不惑の年に決意したのが市内両神への移転です。
社会福祉入居施設の環境は自然環境の豊かさも重要でしょうが、市街地への移行、いわゆる地域移行が求められ、住まいの在り方が重要視されております。40年前の相部屋生活環境からプライバシー重視の住環境づくりに感染症予防対応ともなる個室化は時代の要請でした。こうした背景があって数々の思い出のあるこの地域からの移転を決意いたしましたこと、今日この場で謹んでご報告申し上げます。
関わってくださった皆さまもそれぞれに、感慨と共に惜別の念を強く抱いては、こみ上げる思い出も様々おありで、哀惜の念も深いものがあると推察します。
41年前のこの時期、建設中のこの場はぬかるんでドロドロ、開設に間に合うのかしらの不安を余所に、きれいな整備がなされ、40年の風雪もびくとしない頑強な施設で、寺沢段の上で快適な生活を過ごさしていただきましたこと、改めて感謝申し上げます。
誰かの役に立つ姿勢を教えてくださったボランティアの皆さま、悪天候でも食料や日用品を安定的に供給されてはお客様本位を伝えてくださった商店の皆さま、ご利用者職員に声をかけてくださり地域の一員として受け入れ見守り続けてくださった寺沢の皆さま、3代にわたり体調を見守ってくださった菅先生、安全な土地の地主であります金澤理事長さんの階行塾の皆さま、不安ながらも期待を寄せてくださったご家族の皆さま、 数えきれないほどの多くの方々のお世話になり、温かな眼差しを寄せていただいたことに、深く感謝申し上げます。
どうか、移転となります愛光園に対しましても、引き続きご支援とご指導をお願い申し上げますと共に、皆さま方の更なるご健勝とご発展をご祈念申し上げまして、結びといたします。
本日は誠にありがとうございました。

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