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横町物語〜介護・福祉の周辺〜

つれづれ・・・

2007年10月

由利本荘市・にかほ市の老人福祉施設協議会、事務職員の方々がお見えです。

圏域老施協の活動が活発な地区で、かっては相談員の方々も訪問してくれたが、今回は事務職だ。当方からも事務員3名が参加し、意見交換をさせていただこうとなったが、私がまとまりのない話しをテープレコーダーのようにぐるぐる繰り返してしまい、消化不良気味だったみたい。盛り上がらないというよりも、盛り下げしたのかなぁ。申し訳ないよ。

でも、本荘に帰ってから、反省会を開くんだと。しかも居酒屋で。いいもんだ。消化不良になるぐらいに食べて飲んでは、盛り上がるんだと。当園で過ごした時間と足して二で割ったら、ちょうどいいかも。差し引きしては、バランス良くできていると考えれば、まっいいか、なんてね。これからも、お付き合いのほど、よろしくです。

ちなみに私が意識的にもちかけた話題は
・福祉施設は非課税事業所は、収益計算もよいが、公益性の発揮についての思いは。

・年度途中で出産や病気、家族の介護等で長期休暇となった場合の人材確保を、老施協加入団体の事務職で、対策(試案)みたいなものをまとめてみたらいかがかな。

......な〜んてさ、自分で組織や法人内に提言すればよい思いを語ってしまった訳だな。

さあ、秋の行楽季節です。と言ったら失礼ですけど、研修シーズンです。
本日は、宮城福祉会の方々です。宮城県栗原市からお越しです。特養の「山王」とグループホームの職員さんです。

山王の方々とは、なんやかんやで5年程のお付き合いなんでしょうか。ですから情報情報交換もそうですが、しばらくはしろまるしろまるさんは今どこ?元気?などと、近況伺いからでした。

昨春は、こちらからも若柳に開設した複合型施設の内覧会にお出かけしてきたものです。なんせ、宮城県とは言え、市町村合併となった今では、隣県の表現から隣接市との見方もできるのです。もちろん、車で1時間半ほどですから、近いと言えば近いのですが、雪がなければの但し書き付きです。

他県の方とも御近所付き合い、県境に位置することも悪くないかも。

介護人材キャリア開発機構の勉強会に元気セミナーの代表幹事らと受講。場所は麹町なので四ツ谷で下車。出口からの掲示板に、国立小劇場の寄席案内が目につく。すでに終了となったポスターだが、トリの演者が写真で笑顔だ。見覚えのある顔、学生の4年間を共に過ごした我がクラブの会長だよ。なんとまあ、偉そうに、、、同期としては活躍は嬉しいし、尋ねてポスターではなく、さりげなく発見だから特別な気持だ。

さあ、お目出度い噺家のポスターも見たことだし、気分転換 ( ? )に研修だ。
老健局計画課長の基調講演にうなだれて、その後のパネルディスカッションに意気消沈し、足取り重く四ツ谷駅。相変わらず同期の彼は笑顔だ。ポスターに励まされ、今度こそ気分転換なのでした。

しかし、福祉(介護)業界、とりわけ都会では人手確保・人材難が声高に叫ばれているんだなぁ。意欲の引出しと待遇の改善、優秀な人材に相応しい対価、給付と負担のバランスを言っては望めない介護報酬の増、煩雑化する業務と専門性。

だめだ、頭がこんがる。こんなことなら、気分転換に寄席のポスターでもカメラに撮ってくればよかったよ。

有志と主宰しているセミナーも、第7回となった。
今回の参加者は123名。会員事業所外からの参加は約半数、所属はグループホームにケアマネ、ヘルパー、単独ショートにデイサービス、行政・包括や在介に障害から特養関係の施設に、中には建設業の方もいらっしゃる。地域で考えるセミナーのテーマとしては、もっと多様な方々が集っての学習となれれば嬉しいが、そこは事務局の力不足で申し訳ない。

医師会、薬剤師会に行政関係者、広く住民を巻き込んでやって欲しいの声や、開催日時や費用、会場などにも多くの意見が寄せられ、アンケート回収率は6割を越えた。そしてこのセミナーの継続開催を望む方々は回答者のほとんどであり、気まぐれに開催してきたことに責任を感じては、今後の開催について、悩んでしまう。もちろん、事務局の判断ではなく代表と各幹事の考え方が、今後を左右するだろうけれど。

余興的・場当たり・単発的に開催して来たような研修会が、定着に加えアクションに結びつくような期待を抱かれてしまうと、恐ろしい感じもしてくる訳だよな。しかしだ、正直、おだてられればその気になるような連中の集まりだからさ、そんな深刻に悩まないかも。事務局平幹事としては、職員に通常業務外の負担をかけてしまうのは忍びないが、寛容な職員が多いから許してくれるべ。

さて八森先生の講演、フロアに向かっての問いかけが多い。認知症の発症と年齢、種類に細胞の消失などについて質問だ。最前列席で手を上げ答えるが、私のそれはどうも自信に満ちていたらしい。すべて不正解だったけど、後席からはつい連れられて手を挙げた人もあったとか。ごめんなさい、でも間違えるからこそ、覚えていくと思えば、許してもらえるだろうし。

八森先生、小野崎先生、代表、それにたくさんの方々に、心よりお礼申し上げます。
元気セミナー

今年度初めての運営協議会。
業務説明、指定予防居宅介護支援事業よりは地域支援事業が中心。さすが、我が湯沢市、頑張ったね。包括業務は先ずそこだ。そして、地域(の安心)づくりだ。

けど、もうすぐ11月。今年度初めての開催。せめて、年に3回は開催して欲しいよなぁ。

県社会福祉事業団、南部シルバーエリアにおいて、ホームヘルパー2級養成講座の手伝いだ。20歳から60歳代までの40人ほどが受講されている。福祉・介護現場の待遇の厳しさを知りつつも、チャレンジなのだ。家族介護のためと言う方もいるけど、就職希望として受講する方が多いとか。そう、現在離職中の方が多いのだ。したがって、とても熱心である。

受講者は底抜けに明るい。本日も聞き上手に助けられ、3時間があっという間。

この講座、自分の社会人第一歩が社会福祉事業団であることから、お声をかけていただいては、当時の上司や先輩とお会いできるのが楽しみで、来さしていただいているのが実情だけど。

3時間もあっという間だけど、昔話に花が咲いては時間はあっという間だ。もちろん、この年齢にもあっという間に到達。そして昔話に花が咲くのは、やはり歳とった証拠かも。

こんな歳とっていく自分のためにも、ヘルパー養成に積極的にならなければ、だね。

大安吉日、感激の結婚披露宴。

特別休暇の申請時、この日を迎えられたことは両親に感謝しないとね、と言っただけで、目から大粒の涙だった職員。幸せと喜びいっぱいの笑顔が、両親や家族への最高の感謝かあ。招待と祝辞の名誉をいただいた、私も幸せさ。最近は少し長い話しをしようなら、職員の顔色を伺いながらだったけど、「歌は三分間のドラマ」のカラオケ同様に、「祝辞は三分間のドラマ」の機会をいただくんだからさ。( ごめんなさい。カラオケと祝辞を一緒にするのは、いかがなものか? かな )

そうして向かえた本日なのに、深夜の三重から帰宅を言い訳に、挨拶はよれよれ。門出を祝うつもりが、、、、しみません。胸にしみません。すみませんの挨拶だよ。

でもでも、披露宴の主役、若い新郎新婦を見ているだけで、ジーンと来るよな。
職員の幸せ、やっぱり嬉しいよな。
おめでとう、末長くお幸せに。

三重県、津市だ。久々の東京以南だ。
今朝のニュースは赤福、昨日は駅の土産屋に並んであったような気がするけど、、、。夕方、帰路につくときには、欲しいと言ってもなかったよな。

それはともかくとして、三重県(健康福祉部長寿社会室)、三重県地域包括・在宅介護支援センター協議会、全国地域包括・在宅介護支援センター協議下会が主催する「地域包括支援センター職員研修」(三重県モデル事業)を、覗かせていただいた。9日と本日12日の二日間の開催で、自分は二日目の参加だ。

さて、地域包括支援センター職員の現任研修の充実は急務だ。その研修の担い手には、地域包括・在宅介護支援センター協議会が相応しい力があるのだと認められたいよな。そこで先ずは三重県が協力してくれては、積極的にモデルを引き受けてくださったのだ。 (それにしてもさ、三重県の介護保険に取り組むイメージは、ますます熱意が感じられてくるなぁ。三重県は県民や事業所への情報伝達やら啓蒙姿勢は、もともと広く知られていた県だっだけど、あらてめて、しみじみさ) まっ、私は研修委員として、グループワークのファシリテーターの役割をいただきながら、得意のお客様で過ごしてきたわけだ。

そんなお客さんでも、色々と感じ学ぶことは多いんだよなぁ。

特に事例紹介は、意図する考えが深い。つまり、とかく事例の検討という方向に話しが進みがちで、よほど意識しないと、課題解決に必要な視点や場面ごとの対応法と言った、深い理解には繋がりにくい。つまり個別事例の情報に関心が言っては、幅広い普遍的な捉え方を持つことの難しさだ。個別の解決を探ることも大切だが、正解を求めるのではなく、あくまで支援センター職員の幅広い視点がどれだけかなって感じたのでした。いいですか、普遍的な捉えですよ。

秋田わか杉国体、ハンドボール大会会場は湯沢市。
自分が生きているうちは秋田県で開催する国体はもう無いだろうとの思いもあり、観戦。自分はのうのうと観戦だが、「ぱあとなあ」職員は会場前に出店し、大会を盛り上げている。だから同僚の立場で少しは申し訳ない気持ちにもなるが、それでも手伝うことなく、ひたすら観戦を決め込む。

少年は地元秋田が活躍中と言うこともあり、会場の熱気はすさまじい。昨日の準決勝、今日の三位決定戦は大応援団だ( 二日間も観っちゃった訳よ )。すっかりアウェーとなった愛知や大阪のチームには、申し訳ないほどの地元への声援なのだ。体は大きくても、傷つきやすい年頃の高校生、それが少年チームなんだべ。でも容赦なく、地元へ怒濤の大声援だもんなぁ。

し、しかしだ。聞こえて来るではないか。愛知にも大阪にも熱心な声援がある。民泊地域の方々の声だ。すっかり声は枯れ果てているけど、喉からでなくお腹からの声援が、体全体での応援が選手を励ましている。選手と交流をしている地域住民の絆は強い。住民参加、地域一体となってという姿はこういうことを言うんだろうな。

自分の地域代表がごとく応援する姿に、それに応えるようにひたむきにプレーする選手の姿に、じーんと胸を打たれた、私でした。

福祉も含めて、すべて関係強化かな。すると大事な人となり、一生懸命になれるのかしら。感動的な嬉しい二日間でした。

大仙市の老人保健施設の方々が訪問です。
なぁ〜んもためになるようなことなんか無いだろうに、話しを聞きたい、園内の雰囲気を感じたい、個別ケアについて意見を交換したいと、訪問です。

開設して10年ほどかな、その開設時からの職員さんが、目的や夢を語るのが眩しい。色褪せしない変わらぬ姿、モチベーションの継続、輝きがあります。初心を忘れない、真っ直ぐな姿って、強く輝くオーラだよな。

さて、先日紹介した雄勝中学校の合唱祭にご利用者が出かけました。天高く澄み渡る秋の好季節に、高く清らなかな澄んだ歌声に触れ、感激して帰園です。ご利用者の目がきらきら輝いていました。

あまり可愛いから気持ち程度の小さな花束を持って鑑賞してきたら、さっそく校長先生からお礼の電話です。なんか、孫の発表会に小さなお花を持って出かけて来ただけなんだけど、お礼を言われると、良いことしたみたいで嬉しいよな。

いろんな輝きに触れたなぁ、今日は。

エプロン姿がよく似合う。(でも、男性だよ)
金でもなく銀銅でもなく、吟道を愛する人。
そう言えば踊りも上手。
ボランティアや地域福祉活動にも積極的だし。

で、誰なんだ、この人は。

「最近のブログ、どうでもよくなってないかい?」

そう、こんなブログを読んでくれる奇特なお方でもある。
たまには、時々は、ごくごく稀には、真面目なことも書き込みしますので、これからもよろしくご指導ください。

そして本日もボランティア、ありがとうございます。

久々の東京日帰り。
用務は地域包括支援センター職員研修会(現任研修)を全国地域包括・在介協版で開催してはと、素案によるモデル事業についての打ち合わせである。要は作業部会であるが、相変わらず所在無い身でお客様だ。

このモデル事業は、行政関係者へのデモンストレーションや講師養成との関連もあり、一つひとつのプログラムについて、当然のことだが、ねつっこく、しつこく、くどいほどの協議だ。

組織としての信頼、力量が問われ、やがては地域包括ケア体制作りに繋がる。などと噛みしめながら新幹線で帰路につく。

包括ケアやまちづくりを思いながら、新幹線へ飛び乗る。乗り込んだ自由席の二人席は一人掛けが多く、荷物を置いては後から乗り込む人を牽制、気の弱い人は行ったり来たりしながら、人の好さそうな人の隣席へ。指定席は空席の割に二人掛けが多いけど、自由席は一人掛けの割に一瞬立ちすくむ人が多い。支えあうって言うのは難しいよなぁ。

ちなみに、隣に誰か来ないかなぁと、きちんと席を空けておいても座ってくれないのは、私の人相、貧相のせいかしら。ここ空いてますよと、声をかける勇気もないし。

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