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横町物語〜介護・福祉の周辺〜

つれづれ・・・

2006年07月

雄勝地区地域ケア会議、本年度第1回目。
市役所、包括、地域の各事業所が集合だ。
情報交換は介護認定の要支援者の動向、認知症や虐待、グループホームや療養病床に障害者施設の現状、さらには児童養護に関わるケースまでと、幅広い。
ただし、個別ケースの掘り下げまでには至らず。今後の課題なのかも。

収穫は、各分野からの参加協力だ。特に行政が熱心に関わってくれた。
各事業所も含めて、地域の抱える課題を共有しようとの姿勢が嬉しい。
そんな中、狭い地域であることから、個別ケース紹介となれば、誰であるかが特定化されかねず、この書き込みでは具体的会議内容に触れることが出来なく、申し訳ないです。

これは昨日の読売新聞一面。
介護分野は労働力需要が高まるとの予想だけど、高齢者介護などの人材不足が問題だとさ。
だから、外国人労働者なんだと。
こちらの事情を言わしてもらえれば、雇用したくとも現報酬ではこれ以上の経費とか人件費余裕は無しだよ。
そんな中、学生さんが実習やボランティアに来ては、採用のお願いをしていくけど、人材不足とは一体どういうことなんだろう。
高齢者介護に魅力を感じ、仕事に就きたいと言う若い人材は多いのに、都会では違うのだろうか。
このように、なり手の希望者はたくさんいるんだから、この地にあっては摩訶不思議。
だから需要はあるけど多様な雇用形態で効率化という安価な人件費を突き付ける介護報酬体系にしては、なり手がいなければ外国人労働者受け入れを促進せよなんだろうか、と穿った考えになる。
まっ、受け入れは政府の規制改革・民間開放推進会議の中間答申の方向なんだとさ。
さてと、規制改革は報酬価格破壊を狙っているのかなぁ。それとも質の向上なのかなあ。価格競争に質の担保という口実を押しつけては、多様な雇用形態に多様な人たちの参入。もっといやらしい表現を使うならば、非正規雇用を促進し、それが嫌だというなら外国人労働者でどうだ、しかも資格取得の保証付きてっな具合に勘ぐるのだ。

そう言えば、先週の日曜日のNHKスペシャルでは「ワーキングプア」なんてな番組をやっていたっけ。「働けど我が暮らし良くならず」の世界の到来だ。景気回復とかの言葉が賑わう昨今、少なくとも自分を取り巻く環境にはその言葉は感じられない。これを格差社会と言うのだろうか。人間らしい生活を保障するこの業界の将来で無いことを願いつつ、どこの業界でもあってはならないことだしいぃ〜。あ〜ぁ、お酒を飲みながら書き込みすると、何か理屈ぽっくていけないか。
呼び出しがないことを願う、久々の深酔い状態。ウイッ!

在宅福祉複合施設の『ぱあとなあ、夏祭り』だ。
予報天気は雨。雨に備えて準備していたようだけども、午後から回復した天気は、ご機嫌麗しゅう夜も爽快だよ。良かった、良かった。
お天と様、ありがとうございます。
大盛況、おめでとう。

ご来場者の多さにも、イベント出演協力者の多さにもびっくり!!!
知人の輪、友達の輪が広がるのは、職員の和があってこそかな。
でなきゃぁ、みんなの協力なんて得られないもんなぁ...。
二年目の『ぱあとなあ』の熱く燃えた夜でした。

で、『ぱあとなあ』に続く雄勝福祉会の夏祭り情報です。
愛光園は 8月1日(火)、午後7時〜
平成園は 8月4日(金)、午後6時〜

前回の書き込み以降の主な出来事。

町内会周辺に熊出没のニュース。。。
おやこんなところに熊が ! or やっぱり出そうな地域だよ!! のどっち?でもめた日々。
で結局、熊を見た人は当園関係者にはいなかったす。今後も会いたくなし、あってほしくないや。

相次いだご利用者との悲しいお別離れでした。
どこで最期をではなく、どんな最期をおくるか、今出来ることを最大限に、ご家族と一緒に、ご利用者と向き合いました。
死後のカンファレンスも含めてですが、ご利用者のことをどれだけ知っていたか、語れることがあるってことが、嬉しいです。
亡くなった方々が、すぐそこに生きているような話題登場、肉体は滅びても、いつまでもみんなの中に生きています。存在しています。没後も生きてます。

特養・訪問入浴のサービス情報公表の調査。
調査員の皆さんには(多分)遠方より、ありがとうございました。
準備に時間と労力、実施には経費がかかりました。
これらを、単にもったいないで終わらせずに、活かさなくては、、、、、、。
公表はサービス利用に向けた検討資料かもしれませんが、受け手側には公表制度対策関連ビジネスのためなのかしらとも、思ってしまうのです。次元の低い思考回路をお許し下さい。

食事部会です。
嗜好調査に、ご利用者の全体を知りたいとの姿勢が伺えます。顔の見える調理、直営の心意気が感じられて、思わず『いいぞぅ〜』。

中学校より演劇教室へご招待をいただく。
プロの劇団+雄勝中生徒による【火の鳥】をご利用者が鑑賞。
うわ〜、素敵な演技だぁ。う〜ん、文化人になったような。
〜なになに、当園【火の車】で銀行が干渉だって。
縁起でもない。オイオイ、冗談じゃぁないよ。〜

湯沢・雄勝圏域「包括・在介センター」定期研修会もあったとさ。
稲川地区にある在宅複合型施設ケアセンターいなかわ「さにーぷれいす」が会場。
このケアセンターは開設して間もないけど、相談機能はもちろん、幅広い在宅支援を行っている。
そこから見えてきたこととして、ご利用者の介護だけではなく、様々に絡みあっている背景や事情を説明された。そうだ、介護予防のお話しも重要だけど、包括ケアシステムに向けたお話しもしたいよ。総合相談機能に向かいたいねぇ。なぁ〜んて言ってるけど、正直、地域における認知症支援に、権利擁護や虐待への視点が薄れがちだったかな。実態把握も含め、ブランチ型在介として、どの辺まで踏み込めるものなのか、ネット・ネット・ネットワークと言いつつも、悩める現状にあり、反省する場面しきりの、今日この頃の当センターです。
災害や事故などの有事と同様、めったにないケースへ対応出来る地力を身につけなければと、しみじみと感じた時期でありました。

圏域老施協通所部門相談員学習会(口腔ケア)や入所検討会、会食サービス(お食事会)などもあったけど、まとめ書きでは、やはり紹介しきれない。関わった皆さん、決して無視しているんじゃないですから......。

それから、県民介護講座「ボランティア養成講座」や、県老施協の在宅小委員会にも、ちょっぴり関わりを持たせてもらったけど、話題提供出来ないこと、ごめんです。
一つだけ、ボランティア講座受講者の皆さん、熟年層が多っかたです。ここに明るく活力ある中高年社会の姿が見えたかも。でも超高齢化社会ではないよ。

今月も月末のまとめ書きかなと思いながらも、重い指を動かしてパソコンに向かい出す。
どうやら50肩が指にも及んでしまったような、最近のブログのさぼり、懲りずに訪問して下さった方々には、ありがたく感謝申し上げます。

今月前半も、嬉しいことに、たくさんの方々の来園をいただき、賑やかに楽しく過ごすことが出来ております。
そう上旬は、他施設職員の見学、小中学生とのふれあいが続く。
そして、今年度に入ってからは、途切れることなく短大や専門学校生の実習が続いている。
おかげで、活気がある。ご利用者も馴れた対応で、社交的になってきたかもしれない。

これらを含めた各世代の方々との交流の様子を中心に、9日(日)の市ふれあい広場では、園の紹介をさせていただく。
例年なら途中必ずと言って降雨に見舞われていたのだが、今年は天候に恵まれた。
暑い中、園からは20代前半の若手職員が実行委員として頑張っている。
暑い中、園からは90代のご利用者3人が代表して、実行委員を激励に来てくれていた。
暑いから、私は途中で身を隠した。( みんな、ごめん )

10・11日は東京へ出かけておりました。
名称変更となった、全国地域包括・在宅介護支援センター協議会研修会です。
一番会場が盛り上がったのは、勇退された黒木前会長への感謝状授与式とその際のご挨拶でした。参加者に向かってこれからも頑張っていこうと力強く述べられては、会長を辞してもなんせ全国組織の顧問だから、の語りは、いがった。えがった。良かった。
そんな前会長に、初日、畏れ多くてご挨拶出来なかったのに、二日目、会場入りが遅れた私に、声などかけてくれるんだから、ますます恐縮でした。
中身についての報告がなく、ごめん。そう、このほうが私らしくて良いか......。
けど、会場で岩手の方とも話したけど、全在介協という略称が、今回の名称変更で、どうなるのかが、ただただ気がかりでした。

[画像:避難訓練2]12日、夜間避難訓練です。
地域消防団、小町の里町内会、消防分署、市役所総合支所の皆様より、今年もご協力をいただいての実施です。
ホットラインによる通報、駆けつけ、そして夜勤体制での避難誘導へとつづく。

[画像:kunren3]夜勤役の4人は体力の限り、頑張っている。
臨場感、緊迫感ある訓練が実施出来た。
町内会はじめ、地域の方々も仕事が終わってからのご協力だ。
ありがたいです。有事に備えての訓練だが、何事もないようにしなければ。 皆様、ホント感謝申し上げます。

[画像:生活部会]
14日はこもれびユニット担当の生活部門会議。
気の利いたアドバイスが送れなかったのは、みんなあまりに頑張っているから......。

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