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横町物語〜介護・福祉の周辺〜

つれづれ・・・

2022年07月

【独自】公表義務なく国も未集計介護施設の死亡事故数、自治体の6割が非公表・・・
この見出しは今日の読売新聞でした。
ヤフーのコメント蘭、賑やかです。

事故に遭いたい人、事故を起こしたい人、事故を願う人、そんな人はいません。
事故を起こす環境を責めているのか、事故につながる機能低下を責めているのか、誰かを責めているよう感じるのは気持ちが曲がっているからでしょうか。
歩ける人、咽せない人、自分をよく理解している人はご利用しないし・・・。

安全に安全に、安心を安心を、生き生きと活き活きと、悩みながら萎縮しないように。

現場は事故報告と今後の対策を家族や行政に報告・提出し、行政はそれを点検し、減らそうと取り組んでいるのに。
数字を見て人を見ない、結果を見て取り組みを見ない、そんなふうにならなければ良いですが。
記者さんもみんなが良くなればの思いでしょう。

毎日、暑いです。
汗だくの職員、涼しげなご利用者、仲良く過ごしています。

いよいよ介護ロボット導入による実証に着手し、
1見守り機器等を活用した夜間見守り
2介護ロボットの活用
3介護助手の活用
4介護事業者等からの提案手法
と言う4つの実証テーマが設定されています。
5日の社会保障審議会介護給付費分科会で示されました。

4の提案型調査には特養2施設を含む17施設の取り組みを実証し、目的は次期介護報酬改定議論に向けたエビデンス収集にあります。12は40施設で、3は20施設が参加されます。やり甲斐も責任も大きいでしょうね。

職員の配置基準や報酬のあり方などに、エビデンスと言う御旗を掲げては、財政や労働人口の減少に寄り添っていくのでしょうか。
効果は否定しませんが、配置緩和に報酬引き下げが主目的ですから厳しいです。

2024年:報酬改定
2025年:全団塊世代が後期高齢者
2040年:現役世代の急激な減少
と続きます。

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