[フレーム]

横町物語〜介護・福祉の周辺〜

つれづれ・・・

2006年03月

今週は異動、退職の方々の挨拶が続きました。
お世話になった方々の節目に触れては、年度末を感じております。
そして、えっ、この人がもう退職なんだと、歳月の流れの早さも感じるのです。

で、今日は、市内の会社に勤務していた青年である。
辞めて、県外の実家に帰るとか。
縁あって湯沢、縁あって私とのつきあいでした。
で、ほとんど仕事とは無縁なお付き合いでした。
だけど、義理堅く、若者は挨拶にお越しです。
これから、私のほうが、お付き合いの価値を試されそうかもしれません。
お世話になりました。体に気をつけて頑張ってください。
そして、ご両親を大切に。

さて園内では、各ユニットでご利用者との送別会です。
涙を流し挨拶をしてくれる、そんなご利用者との深い関係に、共に過ごした生活の確かな歩みを感じます。
そんな中、ご利用者から「私の言ったことをちゃんと聞いて頑張れば、次の場所でも大丈夫だがらな!」の励ましに、職員たじたじでした。

さあ、明日から新年度です。
激変する制度や時代。
異動される方もおります。
そんな変わること色々ありますが、変わらぬお付き合いをくれぐれもお願いします。

朝7時45分、76.3メガヘルツ、FMゆうとぴあ「ほのぼの横町」は、当在宅介護支援センター相談員が改正介護保険の骨子やそれがもたらす具体的サービス・変化について、わかりやすく解説しておりました。
う〜ん、さすがだ。総合相談窓口にふさわしい知識と語りだ、と私は感じた。
そして、君はラジオ向きだ。(意味は想像に任せたい)

さてこの我が法人の耳より広報「ほのぼの横町」は、FMの番組改編により、新年度からは毎週水曜日、午前9:00〜10:00の時間帯で、 10分程度の放送となります。
出勤時の放送時間帯のほうが良かったのに、こんな声も多いが、変更により新たな層のリスナーさんが増えてくれるのではと期待しているのだ。

地域密着のコミュニティ局だからこそ、お知り合いの方々から様々な感想をいただいてきたが、それは出勤時間帯は勤め人の方々の反応。今度はもしかしたら、おじいちゃん・おばあちゃん、そして在宅で福祉・介護サービス情報を求めている方々からの反応が多くなるのではと、時間帯変更に期待しながら、もちろん中身の充実にも努めていきたい。

そして、今までパーソナリティを務めてくれた小川さん、私たちの準備不足をあなたの技術で何度も助けていただきました。そう、あうんの呼吸が出来ていました。お世話になりました。ありがとうございました。これからもあなたの放送を楽しみにチャンネルをあわせますから。応援してます。
新しく担当される高橋さん、準備不足の場当たり集団ですから、手がかかりますが、よろしく面倒見て下さいよ。

さて、夕方は会議でした。
市の「地域密着型サービス運営委員会」と「地域包括支援センター運営協議会」です。
住民が戸惑い、窮することのないようにが一番です。
包括支に従事予定の保健師さんからは、特定高齢者把握事業への意欲的な姿勢が感じとれました。住みよい地域造りを目指そうとする包括支の誕生に、事業所代表の立場としては、よぉ〜し、協力せねばと感じてきました。

ところでおまけ的に記しておきますが、配食サービスであれば......
目的や狙いはどんなとこかしら?
〜毎日の食事を保証し、かつ飽きないように工夫し、生活支援に繋 げるんだ〜
するとどんな方々が対象なの?
〜健康状態、年齢、個々人を見た取り組みなんだ〜
するとするとどんな職種が関わるの?
〜管理栄養士や調理師、ヘルパーもな〜
じゃあ計画作成からお届けまで、どんなチームなんだろう?
〜民生委員や家族・ケアマネ・それに前述のメンバーもな〜
実践後の効果測定はどうなのか?
〜地域ケア会議等で協議しているけど、食事から個人の様々な
ニーズが見えて来るって言うことだよな〜
ふさわしい価格はどれぐらい?
〜利潤追求ではなく採算とれるような公益事業かな〜
... まっ、こんな感じでサービス検証できたら嬉しいっす。

アンまきイチゴへのコメントありがとう。
南米はパラグアイで見てくれていたなんて、泣けてきます。
デイはもちろん、みんなが、全員が「オォー」と感嘆の声を上げ、懐かしく、そして、嬉しく、あなたを思っているところです。

「元気でいる?」
「ちゃんとご飯食べているか?」
「友達は出来たか?」
「みんな私のように優しいのかい?」
「寂しくないか?」
「お風呂入っている?」
「家には連絡しているか?」
「雪は降らないんだよな?」
それからそれから、いっぱい、たくさんの?????があるけど、元気なら嬉しいのです。

ところで、デイの手作りおやつですが、正式名称をお伝えします。
「イチゴアンまき」と、言うのだそうです。
私にとって名称はどうあれ、お腹の中に入るのには、変わりはありません。
それと、私が食べていないという事実にも変わりはありません。
そう、私は変わりありません。
あなたもお変わりなければ、嬉しいのです。

こちらは今日も雪、でも、すぐ消える雪です。
お〜い、清水さぁ〜ん。
こちらの春の足音聞こえますか?
また、よろしくです。

別にごまかしをしている訳じゃないけど、理事会の日は朝から緊張する。
それに天気ときたら、今朝は雪景色だし、よく冷えた。
こんなことが、厳しい雰囲気の中で会議に臨む暗示かと、一層緊張させる訳よ。

ところが、そんな冷気のもと、出勤時に視界に映る、葉の落ちた裸の木々に雪がかかった姿は、東京で見てきた桜より美しい。たんぼの雪もキラキラ輝いている。
上手く説明出来ないけど、きれいなんですぅ〜っ。
情けないなぁ、情景描写が苦手で、こんな表現しか出来ないや。

今更ながら、全く良い性格だ。
三寒四温のこの時期だからこそ、凛とした冷気に気持ちも引き締まるのだ。
そう、緩んだ天候のもとでは、あの輝きや美しさは見られない。
緩んだ気持ちで臨むのではなく、気を引き締め、緊張感を持ってこそ、提案する内容の輝きが伝わるのだ。
自然は私に教えてくれているのだ。
......... なぁ〜んて、照れるけど、実際そう思っちゃったんだよな。

そうして理事会は無事に終了したが、これからが大変だ。
予防給付は経営的にはさっぱり読めないし、プランに即したサービス提供が可能なのかとかさ、色々あるんだな、これが。

ええ〜い、気を引き締めて、気を引き締めてだ。
みなさぁ〜ん、がんばろうなぁ〜。

職員互助会主催の年度末ご苦労さん会及び送別会が市内のホテルでありました。
春は選抜からなどと耳にしますが、勤め人にとっては(人事)異動からという、そんな気配もあります。
新勤務地でのご活躍を皆でご期待し、お祈りしたところです。
やはり、健康に留意され、頑張って下さい。エールを送る場でした。
そう、送別会と言うより、同じ市内での事業所間異動であり、表現的には激励会がよろしいかなと個人的には思うのですが。

それにしても、主役席(上座)は敬遠されがちなんでしょう。
主賓の方々は自席での食事よりも各テーブルへのご挨拶で忙しく、ヘルパーのようにかいがいしく、訪問活動に専念されておりました。
もちろん、時間設定・1テーブル当たりしろまるしろまる分と言う制限はございませんから、話しに花が咲いては居心地がよろしいとみえ、何か食べてくれたかなぁと心配する程に、自席以外で過ごされておりました。気を遣わせて、ごめんなさい。すみません。申し訳ございません。

それと互助会役員の皆さん、ホント一年間ありがとうございました。
数々の楽しい親睦の場面、企画演出、ご苦労様でした。

さて、来週の月曜日は、いよいよ予算・事業計画理事会です。
厳しい内容の予算と、求められる責務の大きさを感じさせる計画書の上程です。
理事会提出資料の準備に携わってくれた、各事業所・各仲間に深く感謝申し上げます。

一年のスタートラインにつく春はすぐそこです。
一年間ご苦労様でした。ありがとうです。
次年度も難儀かけますから......。

県在介支協議会同様、現状構成単位での総会はこれが最後と思うと、寂しい。
ですが、各会員センターが各保険者と協議を重ねてきた経緯があってのことでしょうから、受け止めていくべきものなんでしょう。

そこで、地方分権、市町村の時代と介護保険・在介支なんです。
包括・サブ・ブランチ・経過的現状・閉鎖等、様々な今後の各在介支の歩み方を思うとき、地方分権や市町村の時代表現などは美しく、聞こえはよいのですが、要は他保険者の様子見や、独自性という名の下に、様々と言うよりバラバラではないか、つい穿った見方になるのです。

いいや、もう愚痴っぽい物言いは止めよう。
一連の流れは、組織力アップの節目であり、変化と言うのは成長に必要なことと、臨ませていただくことがきっと大事なんだよなぁ。

総会議案は
1H17年度の事業進捗状況報告及び収支補正予算(案)
2H18年度事業計画(案)
3H18年度予算(案) でした。
これらは原案どおり承認でした。

さあ、次年度は包括支を加え再出発、役員改選もあります。
解散・退会する県もあるようですが、再出発です。
再出発、組織強化に向けた、ご理解とご協力をお願いする「リーフレット」も出来上がっており、既に関係機関には配布されているとの説明でした。

なお、この時期、東京に行かれる方へ一言。
混んでます。ものすごく混んでます。上りも下りもそうです。
あらかじめ、チケットを求め、準備よく出かけましょう。
春は引っ越しシーズンなのでした。
そして私は、春を東京の桜で、一足早く体験してきました。

在介協研修は例年ならば2月に開催ですが、今年度は色々あって、こんな年度末に、しかも臨時総会にあわせてでした。

会員センター129ヶ所、委任状を除いた直接参加センターは70ヶ所と予想を下まわり、時期的なこともあるのでしょうが、大変申し訳なく、力不足を感じました。

臨時総会、議案審議は「会則の改定」です。
次年度設置予定となる地域包括支援センターをも含めた組織にし、また会費の変更を盛り込みましたが、原案通り承認していただきました。

これだけ見れば順調な雰囲気なのですが、包括支援センターを受諾するところ、サブやブランチとして関わるところ、保険者の意向でそのまま在介センターとして継続するところ、そして合併による統廃合や契約打ち切り等で看板を下ろすところと、取り巻く環境はバラバラであり、複雑な思いでこの日を迎えたのでした。

色々あって、そうです。すべては制度変化のもたらしです。
制度の持続可能性追求は、ケアマネジメントの老舗である、在介の持続は望んでなかったようです。

国会の付帯決議があったとか、介護保険内外に目を向けた総合相談で、24時間365日の支援体制だとか、中学校区に設置された身近な機関だとか、色々アピールすれども、会員センターが同じ環境で目標に向かうことは難しいことを痛感しております。

それでも、環境が違っても「地域包括ケアシステムの構築に向けて」と、勉強するところが在介職員のひたむきさでしょうか。
午後のセミナー参加者は90人を超えておりました。

そして、地域包括ケアがきっちり出来るには。
そうです、チームケアです。
チームは専門職からなります。

その専門性とは、知識・技術・職業倫理・社会性と学ばせていただいたような気がします。
チームで語り合えるためのベースとなる知識・共通言語を持ち、やっていいこと、いけないこと、やり過ごさないことの倫理観、人付き合いという社会性をもとうよ!と、本日の講師から学びました。

地域ネットワーク、地域包括ケアシステム、私たちが取り組んできたことを、在介を取り巻く環境が変わったからと、知らんぷりではないはず。
時代は変われども目指す方向は変わらないことを確認出来た日でありました。

なんと、無精なんでしょう。
まとめ書きです。
業界用語なら、包括書き込みと言うのでしょうか。

さて、16日は、仲間の晴れ舞台が続きました。
一年間の介護力向上研修を受講した職員さん、修了日です。
長年、介護用品・自助具・レクレーション用品等の工夫・開発に取り組んできた地域福祉センター長は、県バリアフリー推進賞です。
年間4回発行の機関紙「思いやり」担当の広報委員さん、県福利協会よりデザイン賞の表彰です。
こんな栄光の日を、私は新潟の地で、地酒で祝杯です。
万代橋は見えませんが、バンザイ、バンダイと言いつつ、八回さ。
そう、いただいているお酒は「八海山」。

翌17日、「老年問題セミナー2006」を受講しておりました。
9:30〜18:00まで、お時間、内容ともたっぷり。
頭の中はさっぱり。でも、やはりお酒はたっぷり。
う〜ん、午前中は地域包括支援センター、介護予防等での地域づくりの話題でしょうか。
う・う〜ん、午後は、既存施設の役割として、地域での暮らしを支えるシステムづくりなんでしょうか。それから、介護保険と医療保険の同時改正がもたらす今後の意味あいとでも言うのでしょうか。
う・う・う〜ん、夜は色んな方から包括的にお世話になって、定額払いのサービスを、懇親会というメニューを買ってきました。

う・う・う・う・う・う〜ん、う〜ん。
18日は、朝から頭痛です。
勉強の消化不良・お酒の継続的効果で、各機能不全状態です。
低休養状態です。
ケアが必要な状態でした。
でも、特養の外だしであるサテライトユニットと小規模多機能の勇姿を拝見してきました。
それに、健康の駅ながおかも。
コメント言えるレベルになく、一言だけ「時代は確実に変化した」
う〜ん、自分は変化という成長が出来るか、次年度に向けて考えること色々です。

そして、この日、18日です。
あのNHKのど自慢の予選日でした。
法人関係で、ご利用者が、職員が、そして、お付き合いいただいている業者さんが、それぞれ挑戦しておりました。
う・う〜ん、結果は色々です。

本日、湯沢市を会場にした、のど自慢が全国に流れました。
全国が身近に感じられるように、頑張れればいいなと、事業計画の準備です。

雄勝地域振興局、保健所さんの出前講座を利用させていただきました。
口腔ケアについてです。
口腔ケア関連のお話し、今が旬なのかも。
以前よりその重要性は叫ばれていたにも関わらず、改正介護保険、予防のくだりから、右肩上がりのお話しになってきた。
でも、だからと言ってお願いした訳じゃぁございませんから。

なんのケアでもそうだが、重要性の字面は承知。
けど、出来ない。やれない。まわらない。やらない。他が優先される。
そんなことは多い。
決して責めているのではない。
字面ではなく、中身と目的の符号が難しい。
だから、身につけたいから、学び、共通言語にしたいと取り組んだ。
汚いから、さわらない、やらないのではない。
口腔ケアは、人や口腔内の状態により、方法や時間帯に幅が大きいのだ。
要はきわめて個別性が高く、時間がとられる割には、メインケアとして浸透しにくいのが口腔ケアなのだ。
ついでのケアではない。
生活に組み入れることで、身体だけではなく精神にも多いに関係する、広範な効果をもたらすものだと思うからこそ、全員で学び理解に努めたい。
正しい知識は専門家から学ぶ。
今夜は歯科医師と歯科衛生士の方が講師でした。
共通理解で、協力体制を確立し、チームケアなのだ。

改正介護保険もそうだ。
先ずは「明るく活力ある超高齢社会の構築」だ。

口腔ケアも「明るく活き活きとした元気な人生」に必要なケアだ。
口腔ケアによって、清潔となれば、噛むようになれば、食事が美味しく味わえ、コミュニケーションが回復したり、表情は豊かになるし、脳細胞の活性化で認知症予防となったりと、人生に活力がよみがえる。
もちろん、総てのケアがそうであるように、「ケアを受ける高齢者本人の気持ちへの配慮」を大事に、デリケートな領域に関わっていきたい。

高機能は口機能、健康は健口と称し、楽しく取り組んで行ければと思っている。
で、誰ですか?
おまえは口をケアしろと忠告するのは......。
ええ、分かっています。
「口は災いの元」にもなりますから。
でも目指すのは、幸せの元ですから。。。

卒業式シーズンである。
午前は稲川養護学校の卒業式。
普段お世話いただいている「ひまわり会」会員もいる。
相談員が出席。お土産を手に帰ってきた。
お赤飯、祝いの席に相応しいお土産である。
子供達がつくった餅米だそうです。
お目出たい、お芽出たい席のお赤飯です。
卒業の巣立ち、小学部のかわいい芽と高等部の力強い芽が並ぶ。
芽吹き、新芽が出る。お芽出とう。

で、私は午後、雄勝中学校に行かしてもらう。
職員のお子さんや妹さんの凛々しい姿がありました。
そして、昨日の院内小学校もそうですが、小学校時代から私どもと交流を続けてくれた生徒さん達の姿がならびます。
義務教育が終わる、節目だ。
感慨もひとしお。
入場のシーン、生徒の挨拶、歌、そして退場のシーン。
感動が次第に高まる。
親も生徒も熱いものがこみ上げてくる感動の卒業式。
素直な姿は胸を打ちます。
やはり、お芽出とう。

3月9日は、サンキュウの日だとか。
今日は日頃より交流いただいている院内小学校より素敵なプレゼント。
心から、サンキュウ。感謝です。

院内小学校の総合学習では環境や資源について学び、地域にも自作のポスターでその大切さを訴えている。
そして、資源回収やプルタブ収集など地域の協力や日頃の地道な活動で得た資金で、今回、当施設に高級車いすを寄贈して下さったんです。
学校でも欲しいものはたくさんあったんではないんでしょうか。
でも、地域の協力で得た資金、社会に目を向けた学習。
社会性を持つ、地域貢献をしたい、そこに私たちの場を選んで下さりました。
院内小、児童の皆さんの心に、ありがとうをお伝えします。
車いすはもちろん嬉しいけど、活動の目標設定が凄いなと、嬉しくなります。

さあ、久々の車いすの新車です。
使うのもったいないな、けど争奪戦になるかも。

それからそれから、車いすだけがプレゼントではありませんよ。
歌や合奏、心を和ましてくれては、いつものふれあい交流をしてくれました。

出勤時、当法人広報のFMから聞こえてきた6年生の声がありました。
「総合学習」と今回の贈呈にいたるお話しが紹介されておりました。
的を得た説明に、間もなく子どもから、けど大人でもない、
そう、これからの人生において、もっとも飛躍が期待される中学生の姿を感じとりました。

デイサービスより香ばしいかおり。
誘われてフラフラ。
ご利用者がつくるおやつは「アンまきイチゴ」だ。
白玉粉と小麦粉とを混ぜあわせて、それをホットプレートにのせ、
薄くのばして餃子の皮のように焼き、そのなかにあんこで包んだイチゴが入ってあった。

「上手そう」
「食べていったら」
「でも、皆さんが召し上がらないうちに自分だけとは......
申し訳ないよ。 後で一緒に食べさしてよ」
「わかった、後で一緒に」

食べに伺うと思っているうちに電話やら来客やら打ち合わせやら(他に書くこと無いのかなあ、忘れたことの口実って以外と少ないよな)で、時間が経過。

今朝、デイの職員より
「昨日のアンまきイチゴ、美味しかったでしょ!」
「ごめんな、行けなかった。食べ逃して残念だよ」
「あら、届けたのよ」
「ムムムムム、私には無だ!」

事務に向かって、
「昨日、デイよりアンまきイチゴもらったの」
「はい、美味しかったです。たくさんいただきました」
「たくさんもらったんだ」
「そう、たくさん。だからみんなでいただきました」

私はみんなに入っていない。寂しい。
薄皮の中にあんこが入っていた。
私はみんなの中に入っていない。寂しい。
あんこの中にイチゴは入っていた。
私はみんなの中に入っていない。やはり寂しい。
そしてイチゴは何処。何処にイチゴ。

介護予防給付にはしろまるしろまるなどがあります。
介護予防ケアプランの作成はしろまるしろまる件です。
これからは予防、予防、予防推進だと力説です。

予防は保険者にとっては給付の抑制が狙いです。
給付抑制による制度の持続追求は人口動態を見ると当然です。
予防は住民にとっては安心した生活の継続が狙いです。
予防は地域で安心して暮らし続けるために、大事です。

事業所は、予防参入が継続的経営として成り立つか課題です。
いわゆる将来性です。こちらも持続可能性です。
保険者は、予防プラン作成と受け皿サービス創設が課題です。
いわゆる基盤整備です。
利用者の満足度は、今後の展開によります。怖い課題です。
いわゆるニーズに沿ったものであるか、問われます。

さて、中重度者が介護給付となります。
だから、軽度者が予防給付となります。

介護給付は介護保険指定事業者が担います。
居宅介護支援事業所作成のケアプランに基づき提供します。
そこには特定事業所集中減算への注意が必要です。

予防事業は市町村の責任で実施するものです。
包括支援センター作成の予防ケアプランに基づき提供します。
そこには一カ所の事業所しか利用出来ない丸め?です。

口調ががらりと変わりまして、
介護保険は将来、中重度者への対応なの。
介護保険事業所は、悪化してからの限定的関わりの場になるのかしら。
予防給付は将来、保険者の地域支援事業で対応なんでしょうかね。
今、要請される予防事業所は、将来も継続的・長期的事業所でいられるんでしょうか。

生活圏域に求められる包括ケアシステム、
継続的支援の背景にある総合相談機能・ワンストップサービス。
それが窓口の一元化と言うことを指すのかな。
人生は川にたとえられるけど、川の上流と下流にあって、
その流れに寄り添った支援体制が継続的支援なんでしょうか。
だけど、予防給付と介護給付の窓口の二元化の誕生。
介護保険の内外に応えるワンストップ体制、
それとも予防・介護の各給付を分けての対応づくり。
でも確認しますが、包括ケア体制の構築を目指すんですよね。

このような制度の理念形成は国にあるんですよね。
それで、制度というシステムを動かすのは行政ですかね。
それで、制度に翻弄されるのが、時間と解析力のない事業所??
それで、それで、戸惑うのが住民ではないっすよな。
それで、それで、それで、「尊厳の保持」と「自立支援」はキーワードです。
今、事業所説明会は参加者限定にするほどの賑わい、盛況です。

皆さん、ちゃんと説明を聞いて来て下さい。
私のような勝手な解釈とならないようにさ。

そうでした。昨日は介護福祉士の実技試験でした。
帰園後に頭をよぎるのは、達成感よりも後悔のほうかな?

問題は......、
左片麻痺の男性。
仰臥位から側臥位、そして端座位。
それから散歩のために車いすへ移乗かあ。
なになに、持ち時間は5分だって。

普段出来ている動作であっても試験となれば別。
緊張したんだな。うん、緊張するよな。
仲間から聞いた注意事項も、飛んで行ってしまったか。

時間が足りずに何が何だか分からないうちに過ぎてしまった。
最初は声がけしていたが、次第に緊張で口が渇き声が出なくなった。
どうやって試験の部屋を出てきたか、忘れてしまった、って。

普段の力を発揮出来なかった悔しさ、分かる分かる。
道程の厳しさは、プライドや自信になるのかも。

何故か、星野富弘さんの詩を紹介してみたい。

〜 星野 富弘 〜 「雪の道」より
のろくてもいいじゃないか
新しい雪の上を 歩くようなもの
ゆっくり歩けば 足跡が
きれいに残る

小雪が舞い、風が冷たい朝の駐車場。さむい〜。
けど「お早うございます」の声は心地よい。
今朝は、優しいやさしい看護師と出勤が重なった。
背の高い看護師の陰に隠れるように、そうガードにして
園(サークル)に入ろうとする。
「私は風よけですか?」
「うん、色んなものがよけていく(と小声で呟く)」
「私は雪よけですか?」
「うん、色んなものがよけていくよ(と小声で呟く)」
実際、後ろからついて行くと、これが風除け・雪除けとなり暖かいのです。
私流に言わしてもらえれば「レデイファーストなんです」けどね。

打ち合わせ前時間を有効にと、私はモップを手に廊下掃除を開始。
看護師はヘルパーと共に訪問入浴へ向かおうと廊下を忙しく歩く。
思わず手伝わねば。私ってやさしいな。
彼女の前をモップでブラッシング、
いいや、にわか知識だと、スウィービングって言うのかな。
「わたしはストーンですか?」
「イエス」「ウォー」テレビで聞いたことのある言葉を並べたてる。
そして、忙しい彼女の前を私も忙しくモップでこする。
そろそろ叱られるかな、駐車場と廊下の二本立てのおふざけだもんな。

あにはからんや笑顔、「行ってきます」と元気に地域へ出かけた。
朝からお遊びに付き合っていただきありがとう。
気持ちにゆとりがある証だね。
「寒い中、ご苦労さん。ありがとう。(低く小声で呟く)」

祝 雄勝高校卒業式。
参列させていただきました。
卒業生は57名。いわゆる小規模校です。
だからかなあ〜、良い子との呼ばれ方を拒否するような芝居もなく、素直な卒業生の姿に感動してきました。そう、悪ぶった(悪ぶろうとする)生徒さんがいない、素直なんです。
歩き方、お辞儀、返事、気持ちよかったです。こういう式を立派な式と呼ぶのでしょうね。
はい、立派な卒業式でした。

そして校長先生です、いいなぁ〜。感動しました。
式辞の途中で間が開きましたよね。
そこから言葉の調子が変わりましたよね。
感極まるって、アットホームな学校だからですよね。
先生の想い、卒業生はもちろん、保護者、在校生、教職員、列席者全員に伝わってきました。
地の部分、素の部分、素地の豊かさ、会場いっぱいに満ち溢れておりました。
豊かな気持ちになれました。

帰園したら、女性コーラスグループ「かむろ」のみなさんの訪問でした。
今年で14回目となる、ひな祭り訪問です。
心から感謝申し上げます。ありがとうございます。

[画像:ko-rasu]
園内のあちらこちらに雛人形が飾られておりますが、そんなお雛さんに勝るとも劣らない目映いお姿での訪問です。

桃の節句にちなんで仕立てたんでしょうか、あでやかな桃色の衣装に身を包んで、素敵な明るい歌声で春を告げに来て下されました。

ご利用者の表情が柔らかくなっています。
うれしさが表情に出るのです。
そう、うれしいひな祭り訪問でした。

と言う訳で、本日「感動の一日」でありました。


このページのトップヘ

traq

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /