平成28年度 第4回 安全管理研修・里山づくり後継者養成講座 安全管理研修編 - 2016年12月07日 Wed
メンテナンスは重要!安全な里山づくりは出来てますか?
H28安全講習4・開催
岐阜県では、安全管理に配慮した里山づくりの技術向上と、里山づくり活動の担い手の養成を目的とした「安全管理研修・里山づくり後継者養成講座」を開催しています。
12月3日(土)、土岐市高山地域で今年度4回目の講座を行い、土岐市の森林づくり団体の方々16名が参加しました。
H28安全講習4・紹介
第4回目の講師は『山田林業(株)』の酒向一成さん。日頃から林業に携わっている方だからこそ分かる、チェーンソー作業に関わる多くの経験をもとに、安全装備、点検・整備、目立てから伐採までをじっくり学びました。
H28安全講習4・安全装備
今回の参加者はほとんどの人がチェーンソー利用者。しかし、どんなに使い慣れた人でも、事故を起こすことがあり、酒向さんもその経験者の一人だそうです。
参加者からも「チェーンソーで脚を切ったことある!」「3回もひざやった!」と痛々しい報告も!
「注意だけでは防げないからこそ、万全の装備で!」と酒向さん。
チェーンソーはただ単に木を切るだけではなく、時に使用者を傷つけることもあるので、適切な防護衣、ズボン/チャプス、ブーツ、腕カバー、手袋など、安全装備を心がけましょう!
H28安全講習4・整備点検
今回の「安全管理研修」は、点検・整備から目立て、玉伐り(原木をカット)まで盛りだくさん!
まずは点検・整備から!
いつもは外部(機体)やガイドバーなど、サッと出来る範囲の掃除しかあまりやらないとおっしゃる参加者の皆さん。この機会に解体から組み立てまで、普段あまりやらない細部まで掃除を行いました!
H28安全講習4・分解整備
のこ屑や油の汚れなど、ワイヤーブラシや布を使っての掃除!。
「うわ〜!かなり屑がつまって付着しとる!」「油も結構ベタベタに付着しとるな!」
みなさん念入りに且つ集中しての作業が進みます。
講師の酒向さんからは「ソーチェーンの欠けや割れなんかもしっかり見てよ!」
慣れないながらにも見よう見まねで各々のチェーンソーを確認し合いながら作業が進みます。
H28安全講習4・目立て
次は「刃の目立て(切れ味が悪くなったら刃を研ぐこと)」です!
切れ味が悪くなったら行う場合が多いものの、目立ては切れ味の一番重要なポイント!!
「目立ては、ヤスリや目立てゲージを使って満遍なく。2〜3回研ぐ程度でも十分に切れ味が回復するので、出来るだけ使用の都度行うようにしましょう!」と酒向さん。
H28安全講習4・伐採
皆さん点検・整備、刃の目立てが終わり、非常にウズウズしている様子。
「早く木を伐って試してみたい!」
酒向さんが実際に木を伐って見せて下さいました!皆さん真剣な眼差しです!!
H28安全講習4・試し伐り
いよいよ試し伐りにTry!
目立ての成果が出ている人は、無理な力を入れなくてもチェーンソーの重みだけでスッーと伐れていきます。
上手く切れなかった人は、もう一度目立てをし直して、再チャレンジ!
「お〜!よぉ伐れるようになった!」と感動の一言!
H28安全講習4・作業効率
約3時間の講習もアッという間に時間が過ぎ、皆さんとても熱心に酒向さんの講習を受けられました。
酒向さんから参加者皆さんへ。
「とにかく林業は常に危険と隣合わせの作業なので、自分の身は自分で守れるよう、まずは安全服の装備、そして大切なチェーンソーのまめな点検とメンテナンス、これを怠らないよう作業に取り組んで下さい。」との貴重なアドバイスを頂きました。
作業中の機械不調は、作業効率の低下だけではなくけがや事故にも繋がります!常に最良の状態を保つためにも、自分で整備できることは非常に重要ですね。
この「安全管理研修」で得た知識が、参加者皆さんの「里山づくり」に活かせて頂けると良いですね!
〜平成28年度 第4回 安全管理研修・里山づくり後継者養成講座 里山づくり編〜へ続く
Wrote:田中
H28安全講習4・開催
岐阜県では、安全管理に配慮した里山づくりの技術向上と、里山づくり活動の担い手の養成を目的とした「安全管理研修・里山づくり後継者養成講座」を開催しています。
12月3日(土)、土岐市高山地域で今年度4回目の講座を行い、土岐市の森林づくり団体の方々16名が参加しました。
H28安全講習4・紹介
第4回目の講師は『山田林業(株)』の酒向一成さん。日頃から林業に携わっている方だからこそ分かる、チェーンソー作業に関わる多くの経験をもとに、安全装備、点検・整備、目立てから伐採までをじっくり学びました。
H28安全講習4・安全装備
今回の参加者はほとんどの人がチェーンソー利用者。しかし、どんなに使い慣れた人でも、事故を起こすことがあり、酒向さんもその経験者の一人だそうです。
参加者からも「チェーンソーで脚を切ったことある!」「3回もひざやった!」と痛々しい報告も!
「注意だけでは防げないからこそ、万全の装備で!」と酒向さん。
チェーンソーはただ単に木を切るだけではなく、時に使用者を傷つけることもあるので、適切な防護衣、ズボン/チャプス、ブーツ、腕カバー、手袋など、安全装備を心がけましょう!
H28安全講習4・整備点検
今回の「安全管理研修」は、点検・整備から目立て、玉伐り(原木をカット)まで盛りだくさん!
まずは点検・整備から!
いつもは外部(機体)やガイドバーなど、サッと出来る範囲の掃除しかあまりやらないとおっしゃる参加者の皆さん。この機会に解体から組み立てまで、普段あまりやらない細部まで掃除を行いました!
H28安全講習4・分解整備
のこ屑や油の汚れなど、ワイヤーブラシや布を使っての掃除!。
「うわ〜!かなり屑がつまって付着しとる!」「油も結構ベタベタに付着しとるな!」
みなさん念入りに且つ集中しての作業が進みます。
講師の酒向さんからは「ソーチェーンの欠けや割れなんかもしっかり見てよ!」
慣れないながらにも見よう見まねで各々のチェーンソーを確認し合いながら作業が進みます。
H28安全講習4・目立て
次は「刃の目立て(切れ味が悪くなったら刃を研ぐこと)」です!
切れ味が悪くなったら行う場合が多いものの、目立ては切れ味の一番重要なポイント!!
「目立ては、ヤスリや目立てゲージを使って満遍なく。2〜3回研ぐ程度でも十分に切れ味が回復するので、出来るだけ使用の都度行うようにしましょう!」と酒向さん。
H28安全講習4・伐採
皆さん点検・整備、刃の目立てが終わり、非常にウズウズしている様子。
「早く木を伐って試してみたい!」
酒向さんが実際に木を伐って見せて下さいました!皆さん真剣な眼差しです!!
H28安全講習4・試し伐り
いよいよ試し伐りにTry!
目立ての成果が出ている人は、無理な力を入れなくてもチェーンソーの重みだけでスッーと伐れていきます。
上手く切れなかった人は、もう一度目立てをし直して、再チャレンジ!
「お〜!よぉ伐れるようになった!」と感動の一言!
H28安全講習4・作業効率
約3時間の講習もアッという間に時間が過ぎ、皆さんとても熱心に酒向さんの講習を受けられました。
酒向さんから参加者皆さんへ。
「とにかく林業は常に危険と隣合わせの作業なので、自分の身は自分で守れるよう、まずは安全服の装備、そして大切なチェーンソーのまめな点検とメンテナンス、これを怠らないよう作業に取り組んで下さい。」との貴重なアドバイスを頂きました。
作業中の機械不調は、作業効率の低下だけではなくけがや事故にも繋がります!常に最良の状態を保つためにも、自分で整備できることは非常に重要ですね。
この「安全管理研修」で得た知識が、参加者皆さんの「里山づくり」に活かせて頂けると良いですね!
〜平成28年度 第4回 安全管理研修・里山づくり後継者養成講座 里山づくり編〜へ続く
Wrote:田中
| 2016年12月07日 | イベント報告 | Comment : 0 | トラックバック : 0 |
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