自然の中で子どもも大人もキラキラ輝く(森のようちえん じゃんぐる☆ぽっけ) - 2015年02月18日 Wed
自然の中で子どもの育ちをじっくり感じ、メンバーで分かち合いながら保育していきたい!大人も子どももひとりひとりがありのまま輝き、それぞれのペースで育ちを楽しみたい!
デンマークの一人のお母さんが始めた、自分の子どもとおとなりの子どもを森の中で保育をしたのが始まりといわれ、北欧を中心に、日本でも広まりつつある「森のようちえん」。岐阜県でも「自然環境のなかでの育児」としていくつかの「森のようちえん」があります。
2月12日(木)、土岐市と瑞浪市の里山で活動する『野外保育 森のようちえん じゃんぐる☆ぽっけ』(以下「じゃんぽけ」)の活動におじゃましてきました。
じゃんぽけ・朝の会
ようちえんの活動に入る前に、お母さん達でチェックインタイム。円になりあつまり、今の想いを評価や判断なしで受け止め、共有する時間をとっています。
チェックインは、今ここに意識を向けて保育に集中することやコミュニティの自助の助け合いの力が自然と働くことなどを目的としています。自分の存在感を感じ、仲間と共有することで、互いに自分の存在感を感じあうイキイキとした場になっていくことを目指しています。
「じゃんぽけ」では、『お母さんがHappyなら子どももHappyに』と、お母さんたちの時間や想いも大切にしています。
さて、お母さんたちが互いの『今ここ』を共有して、イキイキとした場作りを行った後は、子どもたちのようちえんがスタート!
朝の会で名前を呼ばれた子は元気に返事をしてくれます!おもいっきり手を挙げて返事をしてくれる子も!
じゃんぽけ・散歩スタート
森のお散歩はゴールを目指してのんびり進んでいきます。
男の子たちはどんどん先に進んでいきます。女の子たちはマイペースにドリンクタイムをとりながら!
分かれ道ではどっちに行けばいいんだろう?迷っても安心!前回石を並べて作った矢印が残っていて、左に曲がるように示してくれていましたよ!
じゃんぽけ・男の子
我先にとどんどん進んでいく男の子たち。
急ぐ理由はこれだったのかも?写真上、橋の上で足踏みサクサクサク...。この日はいつもよりも氷が少なかったようで、あっという間に氷はなくなってしまいました!これは最初にたどり着いた子にしか味わえない楽しみかもしれませんね!
その後も、男の子たちはズンズン進んでいきます。
またまた分かれ道。先で合流するようですが、長〜い階段を上るハードな道を通るか、ゆるやかな回り道を通るか...。男の子たちは迷わず階段!他の子はみんな回り道を選んだようです!
じゃんぽけ・木折れ
回り道を選んだ子たちも、多少は階段を上るみたいですね。電車ごっこで上ってきたり、階段の横の坂道を頑張って上ったり、さまざまな楽しみ方をしながら上ってきます!
さらに遊歩道をはずれて歩いていくと...。写真右、「わぁ、木、倒れちゃってるねぇ。」根っこからごっそり倒れている木に出会いました。木の根っこをこんなにじっくり観察できるなんて、なかなか機会がないですよね!回り道の収穫は大きかった!
じゃんぽけ・鰹節
ゴールの東屋に到着した子から早速遊んでいます!
小枝や笹の茎の部分を凸凹したところにこすりつけると、少しずつ削れてきます。「かつお節作ってるんだよ!」
じゃんぽけ・苔遊び
道路の側溝には苔がいっぱい!苔を集めて、「おいしいご飯作ってるの!」
じゃんぽけ・斜面登り
お昼ご飯を食べたら、急いで片付けてまた遊びにでかけます!
みんな傾斜が50度近くありそうな急なところを、上手に手をかけ、足をかけ、ひょいひょい登っていきますよ!
なかなか登っていけない子もいましたが基本的に大人は手助けせず見守ります。ただ、入園したばかりの子だったり、状況によっては大人のキッカケ等が必要な時もあります。この時は他の子に「どうやって登るのか教えてあげて〜!」と言うと、「丈夫な木につかまるんだよ!」「そうそう、そこに足をかけて!」なかなかうまくいかないと、「はい!」と、手を差し出してくれる暖かい場面もみられました。子ども同士の関り合いや助け合いを大事にしていきたいのですね!結局この日は登ることができませんでしたが、「みんな最初は難しかったんだよ。練習して少しずつ登れるようになればいいんだよ!」一歩一歩自分の力で進んでいってほしいですね!
じゃんぽけ・縄
子どもたちがお気に入りで使っている縄。
これは草木染めした布を年中さん以上の子ども達が自分達で縄編みして作った縄です。縄編みは年中さんの課題ですが、年長さんは去年やっていないので今年は一緒にやりました。きっと心をこめて一生懸命編んだことでしょう。時に電車ごっこや綱引きなど形を変えながらも、肌身離さず持ち歩いてましたよ!今年編んでいない年少さんは、来年のお楽しみ。今年はお母さんの試作品を借りて年上の子たちの遊びを見よう見まねで楽しんでました!
じゃんぽけ・絵本
写真左上、みんなで集まって歌遊びで体と心を落ち着かせたら...。
写真右上、絵本の時間!優しい声での読み聞かせに、みんな静かに真剣な眼差しで絵本の世界に浸ります。
絵本が終わったら、森のようちえんも終わりです。写真下、1日遊ばせてもらった森に感謝の気持ちを伝えます。静かに森と会話をしていると、鳥の鳴き声、木の葉が風でゆられる音、土や草木の香りなど、たくさんの自然の息吹を感じることができます。多くの自然に守られていることに「感謝」。
じゃんぽけ・放課後タイム
あっという間に森から下りてきた子ども達、帰る時間になっても子どもたちはまだまだ遊びたい!お母さんが迎えに来てくれても、元気いっぱいあちこちを駆け回ります!
見守るお母さんたちの目は、とてもあたたかい。
「じゃんぽけ」では、お母さん同士で当番を決めて交代で子どもたちを預けたり預かったりして保育を行っています。
保育に親が積極的に関ることで、子どもたちの成長をそばで感じながら、大人たちも育ちあうのです。
あったかい大家族のような森のようちえん。『じゃんぐる☆ぽっけ』のブログページをチェックして、大家族の仲間入りしませんか?
デンマークの一人のお母さんが始めた、自分の子どもとおとなりの子どもを森の中で保育をしたのが始まりといわれ、北欧を中心に、日本でも広まりつつある「森のようちえん」。岐阜県でも「自然環境のなかでの育児」としていくつかの「森のようちえん」があります。
2月12日(木)、土岐市と瑞浪市の里山で活動する『野外保育 森のようちえん じゃんぐる☆ぽっけ』(以下「じゃんぽけ」)の活動におじゃましてきました。
じゃんぽけ・朝の会
ようちえんの活動に入る前に、お母さん達でチェックインタイム。円になりあつまり、今の想いを評価や判断なしで受け止め、共有する時間をとっています。
チェックインは、今ここに意識を向けて保育に集中することやコミュニティの自助の助け合いの力が自然と働くことなどを目的としています。自分の存在感を感じ、仲間と共有することで、互いに自分の存在感を感じあうイキイキとした場になっていくことを目指しています。
「じゃんぽけ」では、『お母さんがHappyなら子どももHappyに』と、お母さんたちの時間や想いも大切にしています。
さて、お母さんたちが互いの『今ここ』を共有して、イキイキとした場作りを行った後は、子どもたちのようちえんがスタート!
朝の会で名前を呼ばれた子は元気に返事をしてくれます!おもいっきり手を挙げて返事をしてくれる子も!
じゃんぽけ・散歩スタート
森のお散歩はゴールを目指してのんびり進んでいきます。
男の子たちはどんどん先に進んでいきます。女の子たちはマイペースにドリンクタイムをとりながら!
分かれ道ではどっちに行けばいいんだろう?迷っても安心!前回石を並べて作った矢印が残っていて、左に曲がるように示してくれていましたよ!
じゃんぽけ・男の子
我先にとどんどん進んでいく男の子たち。
急ぐ理由はこれだったのかも?写真上、橋の上で足踏みサクサクサク...。この日はいつもよりも氷が少なかったようで、あっという間に氷はなくなってしまいました!これは最初にたどり着いた子にしか味わえない楽しみかもしれませんね!
その後も、男の子たちはズンズン進んでいきます。
またまた分かれ道。先で合流するようですが、長〜い階段を上るハードな道を通るか、ゆるやかな回り道を通るか...。男の子たちは迷わず階段!他の子はみんな回り道を選んだようです!
じゃんぽけ・木折れ
回り道を選んだ子たちも、多少は階段を上るみたいですね。電車ごっこで上ってきたり、階段の横の坂道を頑張って上ったり、さまざまな楽しみ方をしながら上ってきます!
さらに遊歩道をはずれて歩いていくと...。写真右、「わぁ、木、倒れちゃってるねぇ。」根っこからごっそり倒れている木に出会いました。木の根っこをこんなにじっくり観察できるなんて、なかなか機会がないですよね!回り道の収穫は大きかった!
じゃんぽけ・鰹節
ゴールの東屋に到着した子から早速遊んでいます!
小枝や笹の茎の部分を凸凹したところにこすりつけると、少しずつ削れてきます。「かつお節作ってるんだよ!」
じゃんぽけ・苔遊び
道路の側溝には苔がいっぱい!苔を集めて、「おいしいご飯作ってるの!」
じゃんぽけ・斜面登り
お昼ご飯を食べたら、急いで片付けてまた遊びにでかけます!
みんな傾斜が50度近くありそうな急なところを、上手に手をかけ、足をかけ、ひょいひょい登っていきますよ!
なかなか登っていけない子もいましたが基本的に大人は手助けせず見守ります。ただ、入園したばかりの子だったり、状況によっては大人のキッカケ等が必要な時もあります。この時は他の子に「どうやって登るのか教えてあげて〜!」と言うと、「丈夫な木につかまるんだよ!」「そうそう、そこに足をかけて!」なかなかうまくいかないと、「はい!」と、手を差し出してくれる暖かい場面もみられました。子ども同士の関り合いや助け合いを大事にしていきたいのですね!結局この日は登ることができませんでしたが、「みんな最初は難しかったんだよ。練習して少しずつ登れるようになればいいんだよ!」一歩一歩自分の力で進んでいってほしいですね!
じゃんぽけ・縄
子どもたちがお気に入りで使っている縄。
これは草木染めした布を年中さん以上の子ども達が自分達で縄編みして作った縄です。縄編みは年中さんの課題ですが、年長さんは去年やっていないので今年は一緒にやりました。きっと心をこめて一生懸命編んだことでしょう。時に電車ごっこや綱引きなど形を変えながらも、肌身離さず持ち歩いてましたよ!今年編んでいない年少さんは、来年のお楽しみ。今年はお母さんの試作品を借りて年上の子たちの遊びを見よう見まねで楽しんでました!
じゃんぽけ・絵本
写真左上、みんなで集まって歌遊びで体と心を落ち着かせたら...。
写真右上、絵本の時間!優しい声での読み聞かせに、みんな静かに真剣な眼差しで絵本の世界に浸ります。
絵本が終わったら、森のようちえんも終わりです。写真下、1日遊ばせてもらった森に感謝の気持ちを伝えます。静かに森と会話をしていると、鳥の鳴き声、木の葉が風でゆられる音、土や草木の香りなど、たくさんの自然の息吹を感じることができます。多くの自然に守られていることに「感謝」。
じゃんぽけ・放課後タイム
あっという間に森から下りてきた子ども達、帰る時間になっても子どもたちはまだまだ遊びたい!お母さんが迎えに来てくれても、元気いっぱいあちこちを駆け回ります!
見守るお母さんたちの目は、とてもあたたかい。
「じゃんぽけ」では、お母さん同士で当番を決めて交代で子どもたちを預けたり預かったりして保育を行っています。
保育に親が積極的に関ることで、子どもたちの成長をそばで感じながら、大人たちも育ちあうのです。
あったかい大家族のような森のようちえん。『じゃんぐる☆ぽっけ』のブログページをチェックして、大家族の仲間入りしませんか?
| 2015年02月18日 | 森のようちえん・プレーパーク | Comment : 0 | トラックバック : 0 |
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