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2018-03

大阪の里山から環境教育の達人がやってきた! - 2018年03月30日 Fri

3月16日(金)・17日(土)に、白川町佐見にて『日本型環境教育の実践者 ポッキー(新田章伸)さんと共に過ごす二日間』が行われました。

環境教育の実践者ポッキーさん1
(1日目の様子)

講師のポッキーさんこと、新田章伸さんは大阪にある里山倶楽部の副代表理事。
20年以上前から里山を活用した体験活動をしており、まさしく環境教育の達人!

環境教育の実践者ポッキーさん2
(2日目の様子)

環境教育において欧米の環境教育の手法を聞くことがあると思います。しかし、欧米のやり方が日本に合わないことがあるとポッキーさんはおっしゃっていました。なぜならば自然に対する考え方が違うからだそうです。
欧米は自然を区別・対立する。一番上は神。その下に人間。その下に自然があると考えていて、自然は人間が守らなくてはいけないものと考えているとのこと。
一方、日本は自然を共生、一体として考える。だから「日本的自然観」に基づく、日本型の環境境育が必要だと思ったそうで、そんな時に最適なフィールドが里山だと気付いたとのことでした。

環境教育の実践者ポッキーさん3

今回の活動を通して、里山に移住して農業をやられている方が「子どもたちといつもやっていることでいいんだと気付かされた」とおっしゃっていました。
欧米の環境教育から学ぶべきことも多くありますが、難しく考えず、人と自然が一体となって暮らす、里山の暮らしに触れてみるだけでも、日本的自然観に基づいた活動ができるのではないでしょうか。

Wrote:長屋

| 2018年03月30日 | 未分類 | Comment : 0 | トラックバック : 0 |

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