山toなでしこ竹細工に挑戦! - 2013年02月28日 Thu
武儀地区の女性林業グループ、『山toなでしこ』。
普段は、美濃市立花生涯学習センターを拠点とし、
山からの頂きものの間伐材や枝、草花などを使って小物を作り、道の駅美濃にわか茶屋で販売したり、
公民館活動で子どもたちのためのクラフト教室の講師をしたり、などの活動をされています。
→詳しくはこちら
そんな山toなでしこの皆さんが今回ははじめて竹細工に挑戦しました。
竹細工の講師はNPO法人グリーンウッドワーク協会の鬼頭さんと
森林文化アカデミーものづくり講座の久津輪准教授。
yamatonadeshiko1.jpg
まずはじめに、竹の見方から教わります。
竹の種類として代表的な、マダケ、ハチク、モウソウチクの見分け方、竹の元末の見分け方など、
普段どこでも目にすることの出来る素材であっても知らないことは意外と多いです。
yamatonadeshiko2.jpg
竹の節はどうなっているのか、枝はどこから生えるのか、などの話を聞いていると
竹はただの円筒形ではないことがわかってきます。
yamatonadeshiko3.jpg
yamatonadeshiko4.jpg
今回は、籠を編むための竹ひご作りを行いました。
「竹を割ったような性格」とはよく言いますが、実際にはそう簡単に真っすぐ割れてはくれません。
そして、竹を割るときも剥ぐときも、鉈の刃が自分の方を向いているため、
はじめてやる人は、どうしても怖くて力がうまく入りません。
※(注記)刃物の持ち方、竹を持つ手の位置を間違えなければ(理屈的には)、怪我をすることはありません。
yamatonadeshiko5.jpg
出来上がりの目標は、幅5mm、厚さ0.5mmというとても繊細な竹ひごです。
剥いでいると途中でちぎれたり、割れたりの連続で、竹細工の技術がいかにすごいものかを実感します。
「昔の人はすごかったんやね〜」と口々に感嘆の声が聞かれました。
yamatonadeshiko6.jpg
丸1日、悪戦苦闘の竹ひご作りでしたが、
「なんとなくコツがわかってきた」「最初よりはうまくできるようになった気がする」
「面白いのでもっとやりたい」という声も多く聞かれました。
山に全く興味を持っていない人たちと、
山を大切に思って暮らしておられる方、生業としておられる方たちとの繋ぎ目にいる私たちとしては、
もっと勉強して未来を見据えた活動をしていくことの重要さを感じています。
と、今後の活動に向けての抱負が『森林のたより』(2011年11月号)に紹介されています。
竹細工も、自然の素材を活かし生活に結びつける技術のひとつであり、
「繋ぎ目」の役割として、今回の体験が今後の活動に生かされることを願います。
Wrote:前西
普段は、美濃市立花生涯学習センターを拠点とし、
山からの頂きものの間伐材や枝、草花などを使って小物を作り、道の駅美濃にわか茶屋で販売したり、
公民館活動で子どもたちのためのクラフト教室の講師をしたり、などの活動をされています。
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そんな山toなでしこの皆さんが今回ははじめて竹細工に挑戦しました。
竹細工の講師はNPO法人グリーンウッドワーク協会の鬼頭さんと
森林文化アカデミーものづくり講座の久津輪准教授。
yamatonadeshiko1.jpg
まずはじめに、竹の見方から教わります。
竹の種類として代表的な、マダケ、ハチク、モウソウチクの見分け方、竹の元末の見分け方など、
普段どこでも目にすることの出来る素材であっても知らないことは意外と多いです。
yamatonadeshiko2.jpg
竹の節はどうなっているのか、枝はどこから生えるのか、などの話を聞いていると
竹はただの円筒形ではないことがわかってきます。
yamatonadeshiko3.jpg
yamatonadeshiko4.jpg
今回は、籠を編むための竹ひご作りを行いました。
「竹を割ったような性格」とはよく言いますが、実際にはそう簡単に真っすぐ割れてはくれません。
そして、竹を割るときも剥ぐときも、鉈の刃が自分の方を向いているため、
はじめてやる人は、どうしても怖くて力がうまく入りません。
※(注記)刃物の持ち方、竹を持つ手の位置を間違えなければ(理屈的には)、怪我をすることはありません。
yamatonadeshiko5.jpg
出来上がりの目標は、幅5mm、厚さ0.5mmというとても繊細な竹ひごです。
剥いでいると途中でちぎれたり、割れたりの連続で、竹細工の技術がいかにすごいものかを実感します。
「昔の人はすごかったんやね〜」と口々に感嘆の声が聞かれました。
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丸1日、悪戦苦闘の竹ひご作りでしたが、
「なんとなくコツがわかってきた」「最初よりはうまくできるようになった気がする」
「面白いのでもっとやりたい」という声も多く聞かれました。
山に全く興味を持っていない人たちと、
山を大切に思って暮らしておられる方、生業としておられる方たちとの繋ぎ目にいる私たちとしては、
もっと勉強して未来を見据えた活動をしていくことの重要さを感じています。
と、今後の活動に向けての抱負が『森林のたより』(2011年11月号)に紹介されています。
竹細工も、自然の素材を活かし生活に結びつける技術のひとつであり、
「繋ぎ目」の役割として、今回の体験が今後の活動に生かされることを願います。
Wrote:前西
| 2013年02月28日 | 団体活動紹介 | Comment : 1 | トラックバック : 0 |
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