飛騨市広葉樹のまちづくり報告会 〜ひだの森からの贈り物〜 - 2019年02月25日 Mon
広葉樹のまちづくり1・報告会
2月16日(土)、飛騨市が「飛騨市図書館」虹の広場において、「広葉樹のまちづくり報告会」と、飛騨市の広葉樹を活用した商品ブランド「ひだ木フト」の新商品発表会を開催しました。
広葉樹のまちづくり2・これから
飛騨市は、市の面積に占める森林の割合が9割の「森のまち」です。
そのうち、個人等が所有する民有林の約68%はブナやミズナラを中心とした豊かな広葉樹の森です。しかし、その広葉樹の利用については、伐採した木の約95%がチップ材として市外へ流出しているのが現状です。
飛騨市の豊かな広葉樹資源を持続的に活用していくため、森林を手入れし、価値の高い広葉樹を育てながら、地元の方々の様々なアイデアと高い木材加工技術により家具や什器、玩具など、チップより高価な商品として販売し、市内に新たな経済循環を生むことを目指しています。
広葉樹のまちづくり3・製品発表
つづいて飛騨市の広葉樹を活用した商品ブランド、『ひだ木フト』の新製品発表会が行われました。
2019年のテーマ「人生の節目に寄り添う一品に・・・」ということで、飛騨市を代表する6人の作家さんが、"人生の大切な瞬間、大切な人へ選んでもらう商品を作りたい"と、手掛けた製品についてそれぞれの熱い思いを伝えてくれました。どの商品も素敵な仕上がりで、作家さんの個性溢れる魅力が詰まっています!
広葉樹のまちづくり4・長沼氏トーク1
ゲストトークは、森林総合監理士の長沼慶拓氏による「森と木が人をつなぐ」。
長沼氏は3年前に飛騨市で行われた「木育キャラバン」を機に、飛騨市と深いかかわりがあります。広葉樹のまちづくりというテーマの中で、「ひだ木フト」という森からの資源があって、人と森が上手く繋がってること、自分が手掛けてきた『いつでもだれでも木育を』がテーマである「ぎふ木育ひろば」の活用や、中津川市の東濃木育、関市の「morinocoナイフ」の事例を参考に、森と木が人をつなぐといくことを分かりやすく話されました。
広葉樹のまちづくり5・トークセッション
トークセッション「飛騨市の林業・森の仕事の可能性」では、ファシリテーター myu-kikaku の盤所杏子さん進行のもと、飛騨市が取り組む広葉樹のまちづくりや、飛騨市の広葉樹を使って作られら新たな木製品ブランド「ひだ木フト」についての質問など、4名の登壇者が答えました。
(登壇者:左から森林総合監理士 長沼慶拓氏、飛騨市林業振興課 竹田慎二氏、飛騨市森林組合 新田克之氏、北々工房 北川啓市氏)
広葉樹のまちづくり6・ワークショップ2
ワークショップブースでは、「木メダル」と「木のカスタネット作り」が行われ、小さなお子さんから大人まで多くの人が参加し、自分だけのオリジナル作品に挑戦しました!
親子一緒に作品作りをする姿は微笑ましく、完成品を手に持つ子が「かわいい〜♪」「パパにあげよ!」ととても誇らしげでした。
広葉樹のまちづくり7・まとめ
飛騨市は昨年度から今年度にかけて「広葉樹のまちづくり」の名のもと、多くの取り組みが進められてきました。
「ひだ木フト」の製品開発だけでなく、市有林の整備を通じた木材の販売や、その作業風景の映像化、さらには森林空間の利用に至るまで、森林・林業の川上から川下まで様々な人たちが協力をし取り組みが進められています。
"ひだの森からの贈り物"である広葉樹。これからも飛騨市は「広葉樹のまちづくり」というキャッチフレーズを掲げ、市内の多様な取り組みを進めていきます。今後のビジョン展開にぜひ期待をしたいと思います!
Wrote:田中
2月16日(土)、飛騨市が「飛騨市図書館」虹の広場において、「広葉樹のまちづくり報告会」と、飛騨市の広葉樹を活用した商品ブランド「ひだ木フト」の新商品発表会を開催しました。
広葉樹のまちづくり2・これから
飛騨市は、市の面積に占める森林の割合が9割の「森のまち」です。
そのうち、個人等が所有する民有林の約68%はブナやミズナラを中心とした豊かな広葉樹の森です。しかし、その広葉樹の利用については、伐採した木の約95%がチップ材として市外へ流出しているのが現状です。
飛騨市の豊かな広葉樹資源を持続的に活用していくため、森林を手入れし、価値の高い広葉樹を育てながら、地元の方々の様々なアイデアと高い木材加工技術により家具や什器、玩具など、チップより高価な商品として販売し、市内に新たな経済循環を生むことを目指しています。
広葉樹のまちづくり3・製品発表
つづいて飛騨市の広葉樹を活用した商品ブランド、『ひだ木フト』の新製品発表会が行われました。
2019年のテーマ「人生の節目に寄り添う一品に・・・」ということで、飛騨市を代表する6人の作家さんが、"人生の大切な瞬間、大切な人へ選んでもらう商品を作りたい"と、手掛けた製品についてそれぞれの熱い思いを伝えてくれました。どの商品も素敵な仕上がりで、作家さんの個性溢れる魅力が詰まっています!
広葉樹のまちづくり4・長沼氏トーク1
ゲストトークは、森林総合監理士の長沼慶拓氏による「森と木が人をつなぐ」。
長沼氏は3年前に飛騨市で行われた「木育キャラバン」を機に、飛騨市と深いかかわりがあります。広葉樹のまちづくりというテーマの中で、「ひだ木フト」という森からの資源があって、人と森が上手く繋がってること、自分が手掛けてきた『いつでもだれでも木育を』がテーマである「ぎふ木育ひろば」の活用や、中津川市の東濃木育、関市の「morinocoナイフ」の事例を参考に、森と木が人をつなぐといくことを分かりやすく話されました。
広葉樹のまちづくり5・トークセッション
トークセッション「飛騨市の林業・森の仕事の可能性」では、ファシリテーター myu-kikaku の盤所杏子さん進行のもと、飛騨市が取り組む広葉樹のまちづくりや、飛騨市の広葉樹を使って作られら新たな木製品ブランド「ひだ木フト」についての質問など、4名の登壇者が答えました。
(登壇者:左から森林総合監理士 長沼慶拓氏、飛騨市林業振興課 竹田慎二氏、飛騨市森林組合 新田克之氏、北々工房 北川啓市氏)
広葉樹のまちづくり6・ワークショップ2
ワークショップブースでは、「木メダル」と「木のカスタネット作り」が行われ、小さなお子さんから大人まで多くの人が参加し、自分だけのオリジナル作品に挑戦しました!
親子一緒に作品作りをする姿は微笑ましく、完成品を手に持つ子が「かわいい〜♪」「パパにあげよ!」ととても誇らしげでした。
広葉樹のまちづくり7・まとめ
飛騨市は昨年度から今年度にかけて「広葉樹のまちづくり」の名のもと、多くの取り組みが進められてきました。
「ひだ木フト」の製品開発だけでなく、市有林の整備を通じた木材の販売や、その作業風景の映像化、さらには森林空間の利用に至るまで、森林・林業の川上から川下まで様々な人たちが協力をし取り組みが進められています。
"ひだの森からの贈り物"である広葉樹。これからも飛騨市は「広葉樹のまちづくり」というキャッチフレーズを掲げ、市内の多様な取り組みを進めていきます。今後のビジョン展開にぜひ期待をしたいと思います!
Wrote:田中
| 2019年02月25日 | 未分類 | Comment : 0 | トラックバック : 0 |
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