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DeNA・東克樹 観客席の"指笛妨害"指摘に「わざと吹く感じだった。僕たちは人生をかけてやっている」

[ 2024年10月29日 22:52 ]

SMBC日本シリーズ2024第3戦 DeNA4―1ソフトバンク ( 2024年10月29日 みずほペイペイ )

<ソ・D>6回、原球審と言葉をかわす東(撮影・北條 貴史)
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DeNAの東克樹投手(28)が29日の日本シリーズ第3戦で7回を10安打されながらも1失点に抑え、チームを勝利に導いた。セ・リーグ3位から下克上で勝ち上がってきたDeNAは、パ・リーグ覇者のソフトバンクに敵地で競り勝って開幕3戦目で初勝利。通算成績を1勝2敗とした。

12日に行われた阪神とのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ初戦(甲子園)で走塁中に左太腿裏を肉離れして戦線離脱した東は7回まで毎回安打を許して走者を背負ったが、105球で最少失点に抑えた。

6回には東が観客席からの指笛が気になる点を原球審に指摘。「お客さまにお願いいたします。投手が投げる間際の口笛などはご遠慮いただきますようお願いいたします」と場内にアナウンスされるなど中断する場面もあったが、最後まで走者を出しても集中力を切らさなかった。

「本当に自分らしく、粘り強い投球ができた。投げられる喜びを感じながらマウンドに立ちたいという思いでいましたし、足がちぎれてもいいくらいの気持ちでマウンドに上がった」と語った。

指笛については横浜スタジアムでは禁止されていることは知っている。その上で「(みずほ)ペイペイドームが指笛は禁止されていないので全然問題がないんですけど、ただ投げる瞬間、モーションに入ってからわざと吹く感じだったので、ただ、それだけはやめてほしいと」と説明。「繊細すぎるという意見もあるかもわからないですけど、僕たちはこれが仕事で、人生をかけてやっているので。悪気がなかったかもしれないですけど、僕にとってはすごく気にしてしまった」と語った。

「バックネットでやっていたと思うので、すごく聞こえる。禁止されていないので、駄目とは言えないですけど、ただタイミングというのは考えてほしいなと。投げる瞬間にやったりしてきていたので。僕たち1球1球が勝負の世界でやっている中で、そういうことはやめてほしい」と訴えた。

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