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ヤンキース3連敗で崖っ縁 主砲ジャッジ無安打、3戦打率.083、7三振 V率0%から奇跡はあるか

[ 2024年10月29日 12:42 ]

ワールドシリーズ第3戦 ヤンキース2―4ドジャース ( 2024年10月28日 ニューヨーク )

初回、空振り三振に倒れ、悔しそうな表情でベンチに戻るヤンキース・ジャッジ(AP)
Photo By AP

ヤンキースは28日(日本時間29日)、本拠ヤンキースタジアムでのドジャースとの第3戦に2―4で敗れ、第1戦から3連敗。2009年以来の世界一奪回へ崖っ縁に立たされた。

「3番・中堅」で出場したジャッジはこの日も快音が聞かれなかった。初回に空振り三振に倒れると、4回先頭での第2打席は甘く入った変化球をとらえたかに見えたが、バットの先に当たる左飛に倒れた。6回1死一塁では投ゴロに倒れ、8回は四球に終わった。

ジャッジはレギュラーシーズンで58本塁打、144打点の2冠に輝きながら、ポストシーズン(PS)で不振が続き、ワールドシリーズもこれで12打数1安打、打率.083で7三振。自身初のワールドシリーズでチームを勝利に導く打撃はできていない。

9回にバードゥーゴの右越え2ランで2点を返したが、反撃が遅すぎた。過去119回のワールドシリーズで、開幕3連敗から逆転優勝を果たした例はない。熱狂的なニューヨークのファンの前で、奇跡は起こせるのか。

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