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ヤンキース・ジャッジ 3戦打率.083、7三振で打点0...「相手を追い込めなかった。何とかしなければ」

[ 2024年10月29日 14:12 ]

ワールドシリーズ第3戦 ヤンキース2―4ドジャース ( 2024年10月28日 ニューヨーク )

初回、空振り三振に倒れ、悔しそうな表情でベンチに戻るヤンキース・ジャッジ(AP)
Photo By AP

ヤンキースは28日(日本時間29日)、本拠ヤンキースタジアムでのドジャースとの第3戦に2―4で敗れ、第1戦から3連敗。2009年以来の世界一奪回へ崖っ縁に立たされた。

「3番・中堅」で出場したジャッジはこの日も快音が聞かれなかった。初回に空振り三振に倒れると、4回先頭での第2打席は甘く入った変化球をとらえたかに見えたが、バットの先に当たる左飛に倒れた。6回1死一塁では投ゴロに倒れ、8回は四球に終わった。

ジャッジはレギュラーシーズンで58本塁打、144打点の2冠に輝きながら、ポストシーズン(PS)で不振が続き、ワールドシリーズもこれで12打数1安打、打率.083で7三振。自身初のワールドシリーズでチームを勝利に導く打撃はできていない。

試合後、ジャッジは「ヒットを打てなかった。相手を追い込めなかった。なんとかしなければならない。ひとつ勝つこと。ひとつ勝つのに必要なのは、ひとつのスイング、ひとつの打席、ひとつのプレー、すべてだ。ひとつ取ることですべてが変わる。そういう心構えで臨まなければならない。まずはひとつとることだ」と力を込めた。

ドジャースについて「相手はいいチームだ。素晴らしいボールクラブだ。激しい戦いになることはわかっていた。初回に2点を失ってしまったが、明日の1試合ですべてが変えられるように。最後までいい試合運びをしなかればならない」と話した上で「調子が良くないことはみんなわかっている。崖っぷちであることもみんなわかっている。ここには経験豊富なベテランがたくさんいる。ひとつ取ることだ。それは我々の頭にはない。とにかくひとつ勝つ。3連敗していてもそれが始まりだ。明日ある試合をしっかり見据えるしかない」と何度も「ひとつ」という言葉を繰り返した。


過去119回のワールドシリーズで、開幕3連敗から逆転優勝を果たした例はない。

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