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オリックスのドラ2寺西「世代の中で1番になれるぐらい頑張りたい」 指名あいさつで決意新た

[ 2024年10月29日 19:02 ]

指名あいさつを受けた日体大・寺西成騎
Photo By スポニチ

オリックスからドラフト2位指名を受けた日体大・寺西成騎投手(22)が29日、横浜市内にある同校健志台キャンパス内で牧田編成部副部長、山口アマチュアスカウトグループ長、小林スカウトから指名あいさつを受けた。

「僕は投手なので投手ばかり見るんですけど、(オリックスは)背の高い大きな投手がすごく活躍しているイメージがあるんで。そういう育成方法だったりも興味がありますし、オリックスに入れてすごくうれしいです。先発ローテに入れるようにってことは(あいさつで球団から)言われたので。期待に応えられるように頑張りたいです」

最速153キロを誇る本格派右腕で、U―15日本代表では世界一に輝いて「スーパー中学生」の異名をとった。星陵では1年夏から甲子園で登板。2年夏の右肩故障を乗り越え、日体大では3年春に首都大リーグで防御率0・31、最多5勝を挙げてリーグ優勝に導き、今年には大学日本代表入りも果たした。

「中村(ヤクルトドラフト1位)はジャパン一緒に入った時もすごくずば抜けていたというか、力の差は感じた。プロに入ったら結果が勝負。僕も負けないように、自分たちの世代の中で1番になれるぐらい頑張りたいです」

担当した小林スカウトも「ノビのあるストレートが彼の一番の強み。パ・リーグの球が速くて強い投手がいる中でも匹敵する力はあると感じていますし、伸びしろも期待できる。大学ジャパンでも活躍するような投手なので、十分このままでも戦力として計算できるんじゃないかと期待を込めて指名しました」と、うなずいた。「まずは怪我をしない体を作って、1年目から試合に出られるように。しっかりアピールして、開幕で1軍入れるように頑張りたい」と寺西。実力派の投手がそろうオリックスに、また一人将来有望な右腕が加わる。

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