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DeNA・東克樹 肉離れから中16日復活1勝に「病み上がりなんで...まさか7回まで投げられるとは」

[ 2024年10月29日 22:23 ]

SMBC日本シリーズ2024第3戦 DeNA4―1ソフトバンク ( 2024年10月29日 みずほペイペイ )

<ソ・D>7回、栗原を打ち取りガッツポーズをする東(撮影・篠原岳夫)
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DeNAの東克樹投手(28)が29日の日本シリーズ第3戦で7回を10安打されながらも1失点に抑え、チームを勝利に導いた。セ・リーグ3位から下克上で勝ち上がってきたDeNAは、パ・リーグ覇者のソフトバンクに敵地で競り勝って開幕3戦目で初勝利。通算成績を1勝2敗とした。

12日に行われた阪神とのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ初戦(甲子園)で走塁中に左太腿裏を肉離れして戦線離脱した東は7回まで毎回安打を許して走者を背負ったが、105球で最少失点に抑えた。

6回には観客席から指笛が気になる点を指摘。場内アナウンスで「お客さまにお願いいたします。投手が投げる間際の口笛などはご遠慮いただきますようお願いいたします」とアナウンスされるなど中断する場面もあったが、最後まで走者を出しても集中力を切らさなかった。

ヒーローインタビューで東は「クライマックスでは本当にチームに迷惑をかけてしまったので、何としても、復帰戦でしたけど、しっかりと自分らしい投球ができるように心掛けてマウンドに上がりました。ノーヒットに抑えることは絶対に無理だと思ってマウンドに上がっていましたし、ランナーを出しながらも抑えるという自分らしい投球ができた。これでも病み上がりなんで...まさか7回まで投げると思ってなかったですけど、チームの期待に応えることができて良かった」と笑顔で語った。「きょうのように粘り強く勝つことができたらいいと思う」。敵地で粘ってもぎとった1勝は下克上日本一へ向けての第一歩となる。

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