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「いいね」などSNSエンゲージメントで首位に立ったドジャース 球団ブランド価値で首位ヤンキース猛追中

[ 2024年10月29日 08:56 ]

大谷とジャッジの画像(大リーグ公式インスタグラムより)

ロサンゼルスタイムズ紙がドジャースとヤンキースのブランド価値の戦いについて報じている。

経済誌の「フォーブス」によると、ヤンキースはMLBで最も価値のあるチームで、フランチャイズ全体の経済的な評価価値は76億ドル、一方のドジャースは55億ドルだ。さらに球団のブランド価値、つまりロゴや名称、マーケティングの影響力、ファンの忠誠心、商品販売のポテンシャルなどはヤンキースが推定12億ドル、ドジャースは2位の11億ドルである。ヤンキースの「N」と「Y」の絡み合ったロゴは世界的に影響力が大きい。「ヤンキースには、野球を超えたステータスがあります。世界中でそのロゴを身につけている人々が見られます」とノースウェスタン大学のジム・アンドリュース教授。

しかし、ドジャースも追いつき追い越そうとしている。大谷翔平を獲得したことで、世界中でファンの関心が高まった。特に野球に夢中な日本市場では大きな反響で、観光客がシーズンを通じてドジャースと大谷を観戦するためにロサンゼルスに押し寄せ、観光収入に結びついた。「国際化の観点で見れば、彼らは大谷翔平を通じて日本市場でヤンキースを凌駕しています」とはテンプル大学のティロ・クンケル教授。

ドジャースはヤンキースにソーシャルメディアのフォロワー数(1290万人対1760万人)では劣っているが、ソーシャルメディア上でチームとより多くのエンゲージメント(ユーザーの参加や関与)をしている。ドジャースはMLBの中で最も多く「いいね」やシェア、リポスト、コメント、動画視聴回数を獲得している。今季、ソーシャルメディアのフォロワー数は新たに230万人以上増えリーグで最も多かった。より勢いがある。

フォーブスによると、ヤンキースは2023年に6億7900万ドルの収入を上げ、ドジャースは5億4900万ドルを稼いだ。そして今年、ドジャースとヤンキースがワールドシリーズでぶつかったことで、両チームがブランド力をさらに強化する機会に恵まれている。

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