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世界一王手のドジャース監督「緊張感が必要」自身PS3連敗→4連勝突破の経験も「その話はやめておこう」

[ 2024年10月29日 14:32 ]

ワールドシリーズ第3戦 ドジャース4ー2ヤンキース ( 2024年10月28日 ニューヨーク )

ワールドシリーズ第3戦の試合前練習で選手たちの動きを見つめるドジャース・ロバーツ監督(AP)
Photo By AP

ドジャースは28日(日本時間29日)、敵地でのヤンキースとのワールドシリーズ第3戦に勝利。対戦成績を3勝0敗とし、世界一に王手をかけた。

初回に先頭・大谷が四球で出塁すると、1死からフリーマンの2ランで先制。3回にはベッツの適時打、6回にはE・ヘルナンデスの適時打と細かく追加点を奪った。

投げては先発・ビューラーが5回無失点と力投。9回にコペックがバードゥーゴに2ランを浴びたものの勝利を掴んだ。

チームは3連勝で世界一に王手をかけた。ただ、デーブ・ロバーツ監督は現役時代の2004年ポストシーズン、レッドソックスの一員としてア・リーグ優勝決定シリーズでヤンキースに3連敗し崖っ縁に立たされてから4連勝し、ワールドシリーズに進出。その勢いのまま、ワールドシリーズではカージナルスを4連勝で倒し、世界一に輝いた経験を持つ。

3連敗からの4連勝を経験していることを報道陣から尋ねられた指揮官は「その話はやめておこう。相手が違うし、時期尚早だ。秘密を明かすつもりはありません」ときっぱり。そして「私たちは集中力を保ち、緊張感を持ち続けなければならないと思う」とあと1勝へ気を緩ませてはいけないとした。

それだけに「正直に言うと、今夜はたくさんの得点チャンスを逃しましたが、それでも試合に勝つ方法を見つけました。緊張感が必要ですし、相手に息をつかせたくない」とこのまま第4戦も勝利したいと語った。

ただ、選手らに「まだ終わってない」などと言い聞かせることは「やりません」とし「彼らは20年前に起きたことや何が起こり得るかをよく理解しています。つまり、何でも可能です。私の選手は非常に頭が良く、チャンピオンシップとパレードに対する強い意欲を持っています」と選手たち自身が一番、現状を理解し、ワールドシリーズ制覇を望んでいると冷静に語った。

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