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ドジャース指揮官 WS3戦連発フリーマンは「厳しい状況から抜け出した」活躍に「驚いていない」

[ 2024年10月29日 14:45 ]

ワールドシリーズ第3戦 ドジャース4ー2ヤンキース ( 2024年10月28日 ニューヨーク )

初回に先制2ランを放ったドジャース・フリーマン(AP)
Photo By AP

ドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)が28日(日本時間29日)、敵地でのヤンキースとのワールドシリーズ第3戦に「3番・一塁」で先発出場。先制2ランを放つなど、3打数1安打2打点でチームの3連勝に貢献した。チームは対戦成績を3勝0敗とし、世界一に王手をかけた。

フリーマンは初回1死一塁で先制2ラン。相手先発・シュミットの内角カットボールを振り抜き、右翼席へ運んだ。左肩を亜脱臼している一塁走者・大谷も豪快アーチのおかげでゆっくりとダイヤモンドを一周し、生還した。

フリーマンは第1戦で延長10回にワールドシリーズ史上初となる逆転サヨナラ満塁本塁打を放ち、チームの勝利に貢献。第2戦でも3回にT・ヘルナンデスに続き2者連発となるソロを放った。

これでブレーブス時代の21年から5戦連発。ジョージ・スプリンガー(2017〜2019年)と並んでMLB最長タイ記録となった。

試合後、デーブ・ロバーツ監督はフリーマンのワールドシリーズに入っての大暴れに「彼がこのレベルで活躍していることには驚いていません。彼はキャリアを通じてポストシーズンでとても良いパフォーマンスを見せてきました」とこれまでの経験から驚きはないと、ベテランのパフォーマンスを称えた。

その上で「このシリーズの前にあった5日間が彼にとって良い準備期間となり、厳しい状況から抜け出すことができました」と9月末に捻挫した右足首の状態もリーグ優勝決定シリーズからワールドシリーズまでの休養期間で回復傾向にあるとし「今はもうその状況を脱したので、維持できるし、持続可能だと思います」とこのままプレーを続けられるだろうとした。

そして、「一塁から三塁へ進む動きも良かった」と7回に一塁走者として、T・ヘルナンデスの中前打で三塁まで進んだ走塁も称賛。「その時は得点には結びつきませんでしたが、彼は本当にいい状態にあると思います。明らかに、スイングでも前足にしっかりと体重を乗せることができています」と走塁だけでなくスイングも本来の力強さが戻っていると安堵(ど)した。

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