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健大高崎が選抜出場当確 エース石垣が158キロ! スカウト「これだけ速い投手いない」

[ 2024年10月29日 13:01 ]

秋季関東大会準々決勝 健大高崎10―3佐野日大 ( 2024年10月29日 等々力 )

158キロをマークした石垣
Photo By スポニチ

秋季関東大会の準々決勝が行われ、健大高崎は10―3で佐野日大に7回コールド勝利。来春の選抜出場当確ラインとなる関東大会4強入りを果たした。

先発したエース右腕・石垣元気(3年)は3安打3失点で7回完投勝利。自己最速を4キロ更新する158キロをマークした直球を軸に6三振を奪った。「初戦は自分の登板がなくて、次は自分だろうと思っていた。自分のピッチングで選抜を決めるということを意識して入っていきました。7回をしっかり投げきれてよかったと思います」と振り返った。

初球に153キロ、3球目にも153キロをマーク。2番打者の2球目にはこれまでの最速154キロを超える156キロをマークするなど飛ばしに飛ばした。さらに2―0の2回には158キロをマーク。既に来秋ドラフト候補としてリストアップされている豪腕が高校生離れした球威を見せつけた。視察したDeNA・稲嶺茂夫スカウトは「高校生でこれだけスピードが出て、アベレージの速い投手はなかなかいない。夏までは力んで150キロを出す感じだったが、いまはバランス良く投げて150キロが出ている」と評した。

目標には「160キロ」を挙げていた右腕。それでも試合後には「多分そんなに出ていないと思います」と謙そんした。そして、次戦の準決勝に向け「少し浮いてしまうところがあったので、そこは修正して挑みたい」と気持ちを切り替えていた。

◇石垣 元気(いしがき・げんき)2007年(平19)8月17日生まれ、北海道登別市出身の16歳。登別市立西小1年から柏木ジュニアーズで野球を始める。登別西陵中では洞爺湖リトルシニアに所属し、北海道選抜に選出。1メートル77、70キロ。右投げ両打ち。

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