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西武 今季限りで現役引退の増田が2軍ラスト登板「寂しいですね」 28日引退試合「楽しく投げられれば」

[ 2024年9月24日 22:00 ]

イースタン・リーグ 西武3―0ヤクルト ( 2024年9月24日 ベルーナドーム )

イースタン・ヤクルト戦で2軍ラスト登板を終えた西武・増田
Photo By スポニチ

今季限りで現役を引退する西武・増田達至投手(36)が24日、イースタン・リーグのヤクルト戦で2軍で最後のマウンドに臨んだ。

2―0の8回に登板。ベルーナドームに集まった1974人のファンから大きな拍手を送られてマウンドに上がった。

家族らも見守る前で、打席の浜田に対して5球全て直球勝負。最後は渾身の143キロの直球で空振り三振に仕留めた。

試合後にはナインと記念撮影。「可愛がっていた後輩」という元西武のヤクルト・宮川も一緒になり、さらに胴上げもされた。

試合後、増田は「やっぱり寂しいですね。今年はファーム生活が長くて若い子と接する機会が多かった。今日が最後。寂しい思いもあるけど、来年以降もっと頑張ってほしいなって気持ちもあります」と話した。

2軍戦のマウンドは11日のヤクルト戦(戸田)以来。「ストライクが入るかちょっと不安やったんですけど、審判も空気を読んでくれて良かったです」と笑顔で話した。

28日のロッテ戦(ベルーナドーム)で引退試合、セレモニーなどが行われる。「楽しく投げられればいいかな」と増田。

スタンドのファンからは大声援が送られ、「ありがとう!」「お疲れ様!」などの声が飛んだ。

「いやあ、ほんとにうれしいですし。この歓声があと一回しか味わえないという寂しさもあります」。

取材を終えると「今、痛感してます。もうあと、最後っていうのは...」とぽつりと漏らした。球団最多の194セーブをマークした守護神。28日、最後のマウンドに立つ。

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