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松田宣浩氏「大事な時に言われた言葉が心に残った」 15年海外FA権行使も残留を決断した舞台裏を明かす

[ 2024年9月24日 18:31 ]

松田宣浩氏
Photo By スポニチ

ソフトバンク、巨人でプレーした松田宣浩氏(41)が24日までに更新されたYouTubeチャンネル「鷹BAKA軍団【公式】」にゲスト出演。15年オフの海外FA権行使後のチーム残留の舞台裏を明かした。

今回の動画ではMCのカンニング竹山、髭男爵・ひぐち君、松田実桜が、ソフトバンクの第90代4番(南海・ダイエー時代含めて)を務めた松田氏にインタビューした。

その中でひぐち君が「僕、1個だけ聞きたいことがあって...」と切り出し、「メジャー行く行かないって話があったじゃないですか。あれってメジャー行く寸前までいってたんですか?」と質問した。

15年に海外FA権を取得した松田氏。第1回WBSCプレミア12開催中の11月9日に権利の行使を宣言。MLBの複数球団が獲得への興味を示していたが、結果的には残留を決断した。

松田氏は「9割ぐらいはメジャーに行こうと思ってました」と当時を回想した。最初からメジャーに行けるとは思ってなかったという。「日本代表を経験したり、WBCで本場のスタジアムやロッカールームを経験した時に"これがベースボールか"と思いました。そこから挑戦してみたい思いがあって、本当に行こうと思ってました」と話した。

しかし最後に残留を決断した大きなきっかけとなったのは王貞治球団会長の言葉だったと告白した。

その時に王会長からは「来年以降も一緒に野球する思いでいる。あとは個人の意見を尊重する」という言葉があったという。

松田氏は「18年のプロキャリアで最初の監督が王会長だった。王監督の前で良いホームランを見せたいと思って始まったプロ野球生活ですから、大事な時に言われた言葉が心に残りました」と残留を決断する大きな要因になったと明かした。

これを聞いて竹山は「これが王会長じゃなければ人生が変わっていた可能性があるってことですよね?」とたずねると、松田氏は「そうですね。もっと英語がうまくなってたかもしれないですね」と笑顔を見せた。

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