里山再生活動(里山クラブ可児) - 2019年04月04日 Thu
3月27日(水)、可児市の我田(わがた)の森にて、「里山クラブ可児」の里山再生活動が行われました。
里山クラブ可児1
「里山クラブ可児」は里山の荒廃した環境を守る為に、2000年4月に設立されました。
里山林の環境整備を行うことにより、生活環境を保全し、人間が生活する上で基盤となる自然生態系の保全を図ること、活動を通じて身近な自然との関わりを深め、会員が健康に暮らせることを目的としています。
また、自然と付き合うことの楽しさを分かち合いながら、多くの市民や団体に向け市民講座等を開催し、里山で遊び、学び、エコロジカルな街づくりへの貢献を目指している団体です。
里山クラブ可児2
この日は陽射しが暖かい春日和の中、里山の田植えの為の「苗床づくり」を行いました。
皆さん、長靴をはき、泥に足を取られる動きにくい田んぼの中で、クワを使って、苗床をつくっていました。
70歳以上の方が12名見えましたが、皆さん元気に作業をしていました!!
里山クラブ可児3
元々経験者でもないのに、地元の方に教えてもらいながら、田畑を作ったり、森林や水路を整備したり、キノコの菌打ちをしたり、小屋を建てたりと何でも自分たちでやっているそうです。
また、活動の中で大切にしていることは、"安全に活動を行うこと"
そのために作業中ケガをしないよう、作業する人全員チェンソーや刈払機の安全衛生講習を受けてみえ、また遊びに来る子どもたちがマムシ等に噛まれたりしないように草刈をして、安全に過ごせるよう心掛けているとのことでした。
他には、手間はかかるけど、農薬・除草剤・化学肥料を使用しないようにしたり、我田の森に自生していない他の植物(外来植物等)を持ち込まないよう気をつけているとのことで、自然にも配慮し、活動されていました。
里山クラブ可児4
我田の森では、珍しいササユリやツブラジイの板根(バンコン)もみることができます。
この日はヤマモモが綺麗に咲いていました!散策路も整備されている為、少し歩くだけでも気持ちの良い森です。
里山づくりに興味がある方、家にいるより自然の中で体を動かしたい方、「里山クラブ可児」の活動に参加してみませんか?
お気軽にぎふ森林づくりサポートセンターへお問い合わせください!!
Wrote:長屋
里山クラブ可児1
「里山クラブ可児」は里山の荒廃した環境を守る為に、2000年4月に設立されました。
里山林の環境整備を行うことにより、生活環境を保全し、人間が生活する上で基盤となる自然生態系の保全を図ること、活動を通じて身近な自然との関わりを深め、会員が健康に暮らせることを目的としています。
また、自然と付き合うことの楽しさを分かち合いながら、多くの市民や団体に向け市民講座等を開催し、里山で遊び、学び、エコロジカルな街づくりへの貢献を目指している団体です。
里山クラブ可児2
この日は陽射しが暖かい春日和の中、里山の田植えの為の「苗床づくり」を行いました。
皆さん、長靴をはき、泥に足を取られる動きにくい田んぼの中で、クワを使って、苗床をつくっていました。
70歳以上の方が12名見えましたが、皆さん元気に作業をしていました!!
里山クラブ可児3
元々経験者でもないのに、地元の方に教えてもらいながら、田畑を作ったり、森林や水路を整備したり、キノコの菌打ちをしたり、小屋を建てたりと何でも自分たちでやっているそうです。
また、活動の中で大切にしていることは、"安全に活動を行うこと"
そのために作業中ケガをしないよう、作業する人全員チェンソーや刈払機の安全衛生講習を受けてみえ、また遊びに来る子どもたちがマムシ等に噛まれたりしないように草刈をして、安全に過ごせるよう心掛けているとのことでした。
他には、手間はかかるけど、農薬・除草剤・化学肥料を使用しないようにしたり、我田の森に自生していない他の植物(外来植物等)を持ち込まないよう気をつけているとのことで、自然にも配慮し、活動されていました。
里山クラブ可児4
我田の森では、珍しいササユリやツブラジイの板根(バンコン)もみることができます。
この日はヤマモモが綺麗に咲いていました!散策路も整備されている為、少し歩くだけでも気持ちの良い森です。
里山づくりに興味がある方、家にいるより自然の中で体を動かしたい方、「里山クラブ可児」の活動に参加してみませんか?
お気軽にぎふ森林づくりサポートセンターへお問い合わせください!!
Wrote:長屋
| 2019年04月04日 | 未分類 | Comment : 0 | トラックバック : 0 |
恵みの森づくりコンソーシアムpresents森あそび・森まなび - 2019年03月18日 Mon
〜アクアウォークで 森とつながり、人とつながる〜
森あそび森まなび1
3月9日(土)、アウクアウォーク大垣にて、『恵みの森づくりコンソーシアムpresents森あそび・森まなび』が開催されました。
森あそび森まなび2
受付では、アンケートに答えた人へ「ポット苗(花木)」が配布されました。
5種類の中から好きなものを1つ、みなさん楽しそうに選んでいました♪
森あそび森まなび3
めったに体験できない「丸太切り体験」!慣れないノコギリを手に、子どもたちも四苦八苦しながら一生懸命木を切っていました。
森あそび森まなび4
「クラフト体験」では、鳥の声に似た音を出すバードコール、枡を使ったインテリア小物、木のストラップ作りが行われ、子どもたちが目をキラキラ輝かせ親子で体験をしました。
ほかにも森や木に関する展示や、木製品、アロマ製品などの販売もあり、盛り沢山のイベントに、どのコーナーも参加者みなさんの素敵な笑顔が溢れていました!
森あそび森まなび5
「ぎふの木のおもちゃ広場」では、子どもたちが所狭しと木のおもちゃを手に取って、お城や秘密基地、美味しそうなお弁当に見立てた作品を作って楽しみました♪
森あそび森まなび6
木のおもちゃ広場の中央では素敵なギター演奏!子どもたちは楽しそうに、大人たちは心地よい音色に魅了されながら、いろんな「森あそび・森まなび」を体験していました。
森あそび森まなび7
今回の会場はショピングセンターの中にあるイベント広場で行われ、木の香りいっぱいに包まれた会場には終日多くの参加者が訪れ、いろんな「森あそび・森まなび」が行われました。
子どもも大人も、森の恵みにたくさん触れ合っていただけたのではないでしょうか♪
主催の『恵みの森づくりコンソーシアム』では、森や木はもとより環境や商工など、さまざまな業種の企業や団体・個人が集まり、先人たちが育んできた美しい森林を子孫に残すために、森林はどうあるべきか、どう活用すべきか を今一度考え、実践していくことを目的として、勉強会や活動を行っています。
今後もぜひ、素敵な「木」や「森」と触れ合えるイベントが企画されるといいですね!
Wrote:田中
森あそび森まなび1
3月9日(土)、アウクアウォーク大垣にて、『恵みの森づくりコンソーシアムpresents森あそび・森まなび』が開催されました。
森あそび森まなび2
受付では、アンケートに答えた人へ「ポット苗(花木)」が配布されました。
5種類の中から好きなものを1つ、みなさん楽しそうに選んでいました♪
森あそび森まなび3
めったに体験できない「丸太切り体験」!慣れないノコギリを手に、子どもたちも四苦八苦しながら一生懸命木を切っていました。
森あそび森まなび4
「クラフト体験」では、鳥の声に似た音を出すバードコール、枡を使ったインテリア小物、木のストラップ作りが行われ、子どもたちが目をキラキラ輝かせ親子で体験をしました。
ほかにも森や木に関する展示や、木製品、アロマ製品などの販売もあり、盛り沢山のイベントに、どのコーナーも参加者みなさんの素敵な笑顔が溢れていました!
森あそび森まなび5
「ぎふの木のおもちゃ広場」では、子どもたちが所狭しと木のおもちゃを手に取って、お城や秘密基地、美味しそうなお弁当に見立てた作品を作って楽しみました♪
森あそび森まなび6
木のおもちゃ広場の中央では素敵なギター演奏!子どもたちは楽しそうに、大人たちは心地よい音色に魅了されながら、いろんな「森あそび・森まなび」を体験していました。
森あそび森まなび7
今回の会場はショピングセンターの中にあるイベント広場で行われ、木の香りいっぱいに包まれた会場には終日多くの参加者が訪れ、いろんな「森あそび・森まなび」が行われました。
子どもも大人も、森の恵みにたくさん触れ合っていただけたのではないでしょうか♪
主催の『恵みの森づくりコンソーシアム』では、森や木はもとより環境や商工など、さまざまな業種の企業や団体・個人が集まり、先人たちが育んできた美しい森林を子孫に残すために、森林はどうあるべきか、どう活用すべきか を今一度考え、実践していくことを目的として、勉強会や活動を行っています。
今後もぜひ、素敵な「木」や「森」と触れ合えるイベントが企画されるといいですね!
Wrote:田中
| 2019年03月18日 | 未分類 | Comment : 0 | トラックバック : 0 |
柴田愛子さん講演会(野外自主保育 森のだんごむし) - 2019年03月04日 Mon
こどもの育ちを応援しよう〜心に寄り添う保育からみえてくるもの〜
柴田愛子氏講演会1
2月24日(日)、美濃市にある岐阜県立森林文化アカデミーにて、「ぎふ森のようちえんリレー交流会」の第5弾!『野外自主保育森のだんごむし』が主催する「柴田愛子さん講演会」に、約130名が参加しました。
柴田愛子氏講演会2
講師は「心に寄り添う」をモットーに30年以上に渡って保育に携わってきた、りんごの木代表柴田愛子氏。
自分がどのようにして「心に寄り添う」保育をしているか、今までの体験を基に話してくださいました。
柴田愛子氏講演会3
"子どもは泣き声でもコミュニケーションをとっている"とのこと。
実際にこの日、子どもたちが遊んでいると、おもちゃの取り合いがありました。
おもちゃを取り上げられた子は、泣いて指を指して大人たちに助けを求めましたが、
しばらく大人は手を出さず見守っていました。
すると、なんと!泣き声を聞きつけもう1人子どもが現れ、2人の間に入り泣いている子におもちゃを返しました。その後3人はケンカに発展することなく、子ども同士納得して、また遊びはじめました。
"大人が正解を出さなければ子どもたちは考える"
"子どもが自分で考え、自分で行動し、自分で結論を出すということを知っていると、その後も自分で考え、結論を出せる子になる"
と柴田氏はおっしゃっていました。遊びを通して"生きる力"を学んで行くんだなと実感しました。
柴田愛子氏講演会4
柴田愛子氏の話し方は優しく愛があり、涙が出てくる話もあれば、はっきりと自分の意見をおっしゃって、その言葉の表現が面白く、会場は何回も笑いに包まれていました。
帰るころには多くの方が、柴田氏に心を掴まれていたのではないのかなと思います。
何でも子どもたちの好き勝手にやらせればいいというわけではない「子どもの心に寄り添う」という、柴田愛子氏の保育。
育児の悩みや疲れが取れるような素敵な講演会でした。
柴田愛子氏講演会5
次回3月9日(土)の「子どもという自然〜森と子どもと学びをどう結んでゆくのか〜」で、「ぎふ森のようちえんリレー交流会」は最後となります。
講師は森の案内人であり写真家の小西貴士氏。
ご興味ある方は是非ご参加ください♪
Wrote:長屋
柴田愛子氏講演会1
2月24日(日)、美濃市にある岐阜県立森林文化アカデミーにて、「ぎふ森のようちえんリレー交流会」の第5弾!『野外自主保育森のだんごむし』が主催する「柴田愛子さん講演会」に、約130名が参加しました。
柴田愛子氏講演会2
講師は「心に寄り添う」をモットーに30年以上に渡って保育に携わってきた、りんごの木代表柴田愛子氏。
自分がどのようにして「心に寄り添う」保育をしているか、今までの体験を基に話してくださいました。
柴田愛子氏講演会3
"子どもは泣き声でもコミュニケーションをとっている"とのこと。
実際にこの日、子どもたちが遊んでいると、おもちゃの取り合いがありました。
おもちゃを取り上げられた子は、泣いて指を指して大人たちに助けを求めましたが、
しばらく大人は手を出さず見守っていました。
すると、なんと!泣き声を聞きつけもう1人子どもが現れ、2人の間に入り泣いている子におもちゃを返しました。その後3人はケンカに発展することなく、子ども同士納得して、また遊びはじめました。
"大人が正解を出さなければ子どもたちは考える"
"子どもが自分で考え、自分で行動し、自分で結論を出すということを知っていると、その後も自分で考え、結論を出せる子になる"
と柴田氏はおっしゃっていました。遊びを通して"生きる力"を学んで行くんだなと実感しました。
柴田愛子氏講演会4
柴田愛子氏の話し方は優しく愛があり、涙が出てくる話もあれば、はっきりと自分の意見をおっしゃって、その言葉の表現が面白く、会場は何回も笑いに包まれていました。
帰るころには多くの方が、柴田氏に心を掴まれていたのではないのかなと思います。
何でも子どもたちの好き勝手にやらせればいいというわけではない「子どもの心に寄り添う」という、柴田愛子氏の保育。
育児の悩みや疲れが取れるような素敵な講演会でした。
柴田愛子氏講演会5
次回3月9日(土)の「子どもという自然〜森と子どもと学びをどう結んでゆくのか〜」で、「ぎふ森のようちえんリレー交流会」は最後となります。
講師は森の案内人であり写真家の小西貴士氏。
ご興味ある方は是非ご参加ください♪
Wrote:長屋
| 2019年03月04日 | 未分類 | Comment : 0 | トラックバック : 0 |
飛騨市広葉樹のまちづくり報告会 〜ひだの森からの贈り物〜 - 2019年02月25日 Mon
広葉樹のまちづくり1・報告会
2月16日(土)、飛騨市が「飛騨市図書館」虹の広場において、「広葉樹のまちづくり報告会」と、飛騨市の広葉樹を活用した商品ブランド「ひだ木フト」の新商品発表会を開催しました。
広葉樹のまちづくり2・これから
飛騨市は、市の面積に占める森林の割合が9割の「森のまち」です。
そのうち、個人等が所有する民有林の約68%はブナやミズナラを中心とした豊かな広葉樹の森です。しかし、その広葉樹の利用については、伐採した木の約95%がチップ材として市外へ流出しているのが現状です。
飛騨市の豊かな広葉樹資源を持続的に活用していくため、森林を手入れし、価値の高い広葉樹を育てながら、地元の方々の様々なアイデアと高い木材加工技術により家具や什器、玩具など、チップより高価な商品として販売し、市内に新たな経済循環を生むことを目指しています。
広葉樹のまちづくり3・製品発表
つづいて飛騨市の広葉樹を活用した商品ブランド、『ひだ木フト』の新製品発表会が行われました。
2019年のテーマ「人生の節目に寄り添う一品に・・・」ということで、飛騨市を代表する6人の作家さんが、"人生の大切な瞬間、大切な人へ選んでもらう商品を作りたい"と、手掛けた製品についてそれぞれの熱い思いを伝えてくれました。どの商品も素敵な仕上がりで、作家さんの個性溢れる魅力が詰まっています!
広葉樹のまちづくり4・長沼氏トーク1
ゲストトークは、森林総合監理士の長沼慶拓氏による「森と木が人をつなぐ」。
長沼氏は3年前に飛騨市で行われた「木育キャラバン」を機に、飛騨市と深いかかわりがあります。広葉樹のまちづくりというテーマの中で、「ひだ木フト」という森からの資源があって、人と森が上手く繋がってること、自分が手掛けてきた『いつでもだれでも木育を』がテーマである「ぎふ木育ひろば」の活用や、中津川市の東濃木育、関市の「morinocoナイフ」の事例を参考に、森と木が人をつなぐといくことを分かりやすく話されました。
広葉樹のまちづくり5・トークセッション
トークセッション「飛騨市の林業・森の仕事の可能性」では、ファシリテーター myu-kikaku の盤所杏子さん進行のもと、飛騨市が取り組む広葉樹のまちづくりや、飛騨市の広葉樹を使って作られら新たな木製品ブランド「ひだ木フト」についての質問など、4名の登壇者が答えました。
(登壇者:左から森林総合監理士 長沼慶拓氏、飛騨市林業振興課 竹田慎二氏、飛騨市森林組合 新田克之氏、北々工房 北川啓市氏)
広葉樹のまちづくり6・ワークショップ2
ワークショップブースでは、「木メダル」と「木のカスタネット作り」が行われ、小さなお子さんから大人まで多くの人が参加し、自分だけのオリジナル作品に挑戦しました!
親子一緒に作品作りをする姿は微笑ましく、完成品を手に持つ子が「かわいい〜♪」「パパにあげよ!」ととても誇らしげでした。
広葉樹のまちづくり7・まとめ
飛騨市は昨年度から今年度にかけて「広葉樹のまちづくり」の名のもと、多くの取り組みが進められてきました。
「ひだ木フト」の製品開発だけでなく、市有林の整備を通じた木材の販売や、その作業風景の映像化、さらには森林空間の利用に至るまで、森林・林業の川上から川下まで様々な人たちが協力をし取り組みが進められています。
"ひだの森からの贈り物"である広葉樹。これからも飛騨市は「広葉樹のまちづくり」というキャッチフレーズを掲げ、市内の多様な取り組みを進めていきます。今後のビジョン展開にぜひ期待をしたいと思います!
Wrote:田中
2月16日(土)、飛騨市が「飛騨市図書館」虹の広場において、「広葉樹のまちづくり報告会」と、飛騨市の広葉樹を活用した商品ブランド「ひだ木フト」の新商品発表会を開催しました。
広葉樹のまちづくり2・これから
飛騨市は、市の面積に占める森林の割合が9割の「森のまち」です。
そのうち、個人等が所有する民有林の約68%はブナやミズナラを中心とした豊かな広葉樹の森です。しかし、その広葉樹の利用については、伐採した木の約95%がチップ材として市外へ流出しているのが現状です。
飛騨市の豊かな広葉樹資源を持続的に活用していくため、森林を手入れし、価値の高い広葉樹を育てながら、地元の方々の様々なアイデアと高い木材加工技術により家具や什器、玩具など、チップより高価な商品として販売し、市内に新たな経済循環を生むことを目指しています。
広葉樹のまちづくり3・製品発表
つづいて飛騨市の広葉樹を活用した商品ブランド、『ひだ木フト』の新製品発表会が行われました。
2019年のテーマ「人生の節目に寄り添う一品に・・・」ということで、飛騨市を代表する6人の作家さんが、"人生の大切な瞬間、大切な人へ選んでもらう商品を作りたい"と、手掛けた製品についてそれぞれの熱い思いを伝えてくれました。どの商品も素敵な仕上がりで、作家さんの個性溢れる魅力が詰まっています!
広葉樹のまちづくり4・長沼氏トーク1
ゲストトークは、森林総合監理士の長沼慶拓氏による「森と木が人をつなぐ」。
長沼氏は3年前に飛騨市で行われた「木育キャラバン」を機に、飛騨市と深いかかわりがあります。広葉樹のまちづくりというテーマの中で、「ひだ木フト」という森からの資源があって、人と森が上手く繋がってること、自分が手掛けてきた『いつでもだれでも木育を』がテーマである「ぎふ木育ひろば」の活用や、中津川市の東濃木育、関市の「morinocoナイフ」の事例を参考に、森と木が人をつなぐといくことを分かりやすく話されました。
広葉樹のまちづくり5・トークセッション
トークセッション「飛騨市の林業・森の仕事の可能性」では、ファシリテーター myu-kikaku の盤所杏子さん進行のもと、飛騨市が取り組む広葉樹のまちづくりや、飛騨市の広葉樹を使って作られら新たな木製品ブランド「ひだ木フト」についての質問など、4名の登壇者が答えました。
(登壇者:左から森林総合監理士 長沼慶拓氏、飛騨市林業振興課 竹田慎二氏、飛騨市森林組合 新田克之氏、北々工房 北川啓市氏)
広葉樹のまちづくり6・ワークショップ2
ワークショップブースでは、「木メダル」と「木のカスタネット作り」が行われ、小さなお子さんから大人まで多くの人が参加し、自分だけのオリジナル作品に挑戦しました!
親子一緒に作品作りをする姿は微笑ましく、完成品を手に持つ子が「かわいい〜♪」「パパにあげよ!」ととても誇らしげでした。
広葉樹のまちづくり7・まとめ
飛騨市は昨年度から今年度にかけて「広葉樹のまちづくり」の名のもと、多くの取り組みが進められてきました。
「ひだ木フト」の製品開発だけでなく、市有林の整備を通じた木材の販売や、その作業風景の映像化、さらには森林空間の利用に至るまで、森林・林業の川上から川下まで様々な人たちが協力をし取り組みが進められています。
"ひだの森からの贈り物"である広葉樹。これからも飛騨市は「広葉樹のまちづくり」というキャッチフレーズを掲げ、市内の多様な取り組みを進めていきます。今後のビジョン展開にぜひ期待をしたいと思います!
Wrote:田中
| 2019年02月25日 | 未分類 | Comment : 0 | トラックバック : 0 |
灰谷孝さん講演会 (いび森のようちえん こだぬき) - 2019年02月04日 Mon
子どもも大人も絶賛発達中!〜豊かな五感が発達する環境づくり〜
01いびこだぬき・講演会
1月25日(金)、大垣市のソフトピアジャパンにて、「ぎふ森のようちえんリレー交流会」の第3弾!
『いび森のようちえん こだぬき』が行う、「灰谷孝さん講演会」が開催され52名が参加しました。
02いびこだぬき・灰谷孝氏
講師は淡路島在住の発達支援コーチ、はいちゃんこと灰谷 孝氏 (株式会社innochi CEO代表)。
灰谷さんは、「原始反射」の視点で発達障がいを持つ方を中心に2歳〜働く大人までの個別サポートまでを行い、「発達支援コーチ」の講演も全国で行っています。子どもと、かつて子どもだった私たち大人も一緒に発達できる、楽しい子育て法と子どもの発達と環境の関係性について学びました。
03いびこだぬき・五感と二感
感覚の発達は、学習やコミュニケーションに、どれくらい有効に意識的に五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を使えるか、普段意識していないけれど自分の身体の内側で働いている『下位感覚』すなわち「固有受容感覚」や「前庭感覚」などがカギを握っています。
04いびこだぬき・感覚体験
固有受容感覚(自分の身体の位置や動き、力の入れ具合を感じる感覚)を全員で体験してみました!
この感覚がくるうとどんなことになるか、手を前で組み、指された指を動かします。
感覚を試しながら、あちこちから「わ〜動かない指がある!!」の声。感覚の体験をしながら、"子どもは今の自分の発達に必要な遊び、行動を知っているという"事例も交え感覚の発達について学びました。
05いびこだぬき・発達の法則
灰谷さん曰く、
「子どもは置かれた環境に適応します。発達とは、環境への適応です。」
発達は何かが出来るようになることだけではなく、環境に適応していくこと。大人から子どもまで「自然な発達の法則」は、自分がやりたい遊びを自分で決めて最後までやりきると発達すること。
では、私たちはどんな環境を子ども達に提案できるでしょうか。
06いびこだぬき・環境への適応
環境とは何か。2〜3人のグループになり、環境にはどんなものがあるかを考えました。
日々の生活のなかで私たちが思いつくのは空気、匂い、段差、おもちゃなどなど様々な意見が出ましたが、灰谷さん曰く「子どもにとって最大の環境は大人である。」と。環境、特に大人との関わりによって、心や社会性が育ちつくられていきます。子どもたちが社会と繋がっていけるために、大人は今必要なことは何かを考え、手立てを一緒に探していくことが必要です。
07いびこだぬき・自然遊び
例で言えば、自然や森は奥行きがあり、葉っぱ一つ一つ、木々の高さや質感など、子どもの無意識の時期から体験できるかどうかがとても大切。意識のある大人の脳とは違い、子どもは全身で感じる。
森のようちえんはまさにそんな「非認知能力」を高め、「固有感覚」を伸ばすには最適です!
葉っぱあそび、木に登る、泥んこにまみれるなど、森のようちえんで遊ぶ=地球の中で遊ぶ。子どもだけではなく大人も一緒に遊び健康になる。人が社会で活動していくためには、発達の身体的な土台が必要です。このことを踏まえ、もっと私たち大人が発達を理解し、子どもと一緒に私たちも発達していくことがとても大切なのです。
きっと子どもとの時間が、もっともっと楽しくなると思います!子どもも大人も、おおいに発達しましょう☆
Wrote:田中
01いびこだぬき・講演会
1月25日(金)、大垣市のソフトピアジャパンにて、「ぎふ森のようちえんリレー交流会」の第3弾!
『いび森のようちえん こだぬき』が行う、「灰谷孝さん講演会」が開催され52名が参加しました。
02いびこだぬき・灰谷孝氏
講師は淡路島在住の発達支援コーチ、はいちゃんこと灰谷 孝氏 (株式会社innochi CEO代表)。
灰谷さんは、「原始反射」の視点で発達障がいを持つ方を中心に2歳〜働く大人までの個別サポートまでを行い、「発達支援コーチ」の講演も全国で行っています。子どもと、かつて子どもだった私たち大人も一緒に発達できる、楽しい子育て法と子どもの発達と環境の関係性について学びました。
03いびこだぬき・五感と二感
感覚の発達は、学習やコミュニケーションに、どれくらい有効に意識的に五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を使えるか、普段意識していないけれど自分の身体の内側で働いている『下位感覚』すなわち「固有受容感覚」や「前庭感覚」などがカギを握っています。
04いびこだぬき・感覚体験
固有受容感覚(自分の身体の位置や動き、力の入れ具合を感じる感覚)を全員で体験してみました!
この感覚がくるうとどんなことになるか、手を前で組み、指された指を動かします。
感覚を試しながら、あちこちから「わ〜動かない指がある!!」の声。感覚の体験をしながら、"子どもは今の自分の発達に必要な遊び、行動を知っているという"事例も交え感覚の発達について学びました。
05いびこだぬき・発達の法則
灰谷さん曰く、
「子どもは置かれた環境に適応します。発達とは、環境への適応です。」
発達は何かが出来るようになることだけではなく、環境に適応していくこと。大人から子どもまで「自然な発達の法則」は、自分がやりたい遊びを自分で決めて最後までやりきると発達すること。
では、私たちはどんな環境を子ども達に提案できるでしょうか。
06いびこだぬき・環境への適応
環境とは何か。2〜3人のグループになり、環境にはどんなものがあるかを考えました。
日々の生活のなかで私たちが思いつくのは空気、匂い、段差、おもちゃなどなど様々な意見が出ましたが、灰谷さん曰く「子どもにとって最大の環境は大人である。」と。環境、特に大人との関わりによって、心や社会性が育ちつくられていきます。子どもたちが社会と繋がっていけるために、大人は今必要なことは何かを考え、手立てを一緒に探していくことが必要です。
07いびこだぬき・自然遊び
例で言えば、自然や森は奥行きがあり、葉っぱ一つ一つ、木々の高さや質感など、子どもの無意識の時期から体験できるかどうかがとても大切。意識のある大人の脳とは違い、子どもは全身で感じる。
森のようちえんはまさにそんな「非認知能力」を高め、「固有感覚」を伸ばすには最適です!
葉っぱあそび、木に登る、泥んこにまみれるなど、森のようちえんで遊ぶ=地球の中で遊ぶ。子どもだけではなく大人も一緒に遊び健康になる。人が社会で活動していくためには、発達の身体的な土台が必要です。このことを踏まえ、もっと私たち大人が発達を理解し、子どもと一緒に私たちも発達していくことがとても大切なのです。
きっと子どもとの時間が、もっともっと楽しくなると思います!子どもも大人も、おおいに発達しましょう☆
Wrote:田中
| 2019年02月04日 | 未分類 | Comment : 0 | トラックバック : 0 |
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