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ヤクルト育成出身の岩田がプロ初弾など3安打 村上「誰も打つと思ってなかった」岩田「そりゃそうです」

[ 2024年8月14日 23:43 ]

セ・リーグ ヤクルト7-6中日 ( 2024年8月14日 神宮 )

<ヤ・中>お立ち台で笑顔を見せる(左から)村上、つば九郎、岩田(撮影・尾崎 有希)
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今年3月に育成から支配下登録されたヤクルト・岩田が大暴れだ。

「8番・中堅」でスタメン出場し、2回2死で遊撃内野安打。そして迎えた8回。逆転された直後の2死一塁で右翼へプロ初アーチとなる同点1号2ランを放った。

同時にプロ初打点もマークした27歳は「最高です。もう少しゆっくり(ダイヤモンドを)走れば良かった」

俊足と守備力が売り。野球人生での本塁打は「2本目です。今年ファームで打ったのが人生で初めてなんで」。9回には先頭打者で左翼線二塁打。村上のサヨナラ打で歓喜のホームを踏んだ。

一緒にお立ち台に上がった村上は「(8回の本塁打は)誰も打つと思ってなかったんで...。みんな逆にベンチは静かで。"えっ"みたいな感じで」。これを伝え聞いた岩田も「そりゃそうです。自分でもビックリしたんで」。そして「あそこで出てくれて良かった」と感慨を込めた。

前夜は9回に左手首に死球を受け、高津監督が激高。中日ベンチに詰め寄って警告試合になるなど、不穏なムードに包まれた。左手首にテーピングをして出場した岩田は、一夜明けての大活躍に「痛みはない。大丈夫です」と力強くうなずいた。

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