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【甲子園】菰野監督 主将・山口ら3年生思い涙...「2年生軍団」けん引 9回代打に場内大拍手

[ 2024年8月14日 18:28 ]

第106回全国高校野球選手権大会第8日・2回戦 菰野0ー13西日本短大付 ( 2024年8月14日 甲子園 )

<菰野・西日本短大付> 試合に敗れ、砂を集める菰野ナイン (撮影・後藤 大輝)
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16年ぶり3度目の出場となった「2年生軍団」の菰野(三重)は西日本短大付(福岡)に0-13で敗れ、3回戦進出はならなかった。

初戦に続き、2回戦もスタメン全員が2年生。3回途中からは奥野彼方(3年)が登板し、同校では今大会初めて3年生の出場となった。

また、9回1死二、三塁とピンチを招いた場面では主将の山口拓真(3年)が伝令に向かうなどチームを支えた。直後の9回の攻撃ではその山口が代打で打席に。左飛に倒れたが、球場からは大きな拍手がおくられた。

森田亮太監督は、「2年生を引っ張ってくれた3年生。最後の最後まで勇気づけてくれるという狙いがあった」と振り返った。

山口の打席について聞かれると、言葉を詰まらせながら「良い姿だった。思うものがありますね...」と目に涙を浮かべた。「公式戦で背番号をつけた彼の打席を見てほしかった。あれだけ応援に来てくださって、そういう人たちに向けて、最後に山口の姿を見せることが大事だと思った。苦労してきたご褒美ではないですけど。いい空間だと本人も言っていた。安打惜しかったですね」。

また「ベンチを片付けるときもみんなに声かけをしてくれて。そういう姿が主将としての1年間の姿が出ていたと思います。一番辛い思いして、泣きたいのは本人だろうけど。そんな姿にみんなが着いてきたのだろうなと」と、山口の主将としての姿をほめたたえた。

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