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明大・宗山が完全復活! チームの全打点を挙げる活躍 春に骨折で離脱も

[ 2024年8月14日 16:03 ]

オープン戦 明大3―3中央学院大 ( 2024年8月14日 明大G )

明大・宗山
Photo By スポニチ

明大が大学選手権に出場した中央学院大(千葉県大学野球連盟)と今夏3試合目のオープン戦を行った。春季リーグの後半3カードを右手中指骨折で欠場した宗山塁主将(4年=広陵)が3番・遊撃でスタメン出場。チームの全打点を挙げる活躍を見せた。

1回、1死三塁では中堅へ軽々と先制犠飛。2点を追う5回には2死満塁、フルカウントから低めのボールを右前に運ぶ技ありの同点適時打。6回から交代して1打数1安打、1四球3打点と気を吐いた。

5月5日、東京ガスとのオープン戦の守りで、ライナーを捕球する際「シンカーみたいな変則打球だったので、右手を添えたら打球が当たってしまった」と無念の骨折。2月には右肩甲骨に死球を受け骨折と「2度も骨折して(必勝祈願に行く)大國魂神社(府中市)にお祓いに行かないと」と嘆いていたが、この夏に完全復活。8月3日から行った長野・高森町での夏季キャンプも終わり、自校グラウンドに戻ってハツラツとした動きを見せた。

「今は野球できるのが楽しいです」背番号「10」を背負ってチームを引っ張る宗山。ネット裏で観戦したDeNA木塚、阪神平塚の両OBスカウトも「(ヒットが)見れただけで十分」と笑顔。リーグ戦まで約1カ月。「これから仕上げていきます」とラストシーズンに向けてギアを上げていく。

≪高須は海外遠征で食事に苦戦≫春季リーグ戦で最優秀防御率賞を獲得し、大学日本代表に選出された高須は調整中。チェコ、オランダと続いた遠征で5キロ痩せて帰国。「食事が合わなくて、極端に言うと食べるものがあまりなくて」と現地の料理に悪戦苦闘。「ほとんどの選手が体重を落として帰ってきたと思います」とまだ体重は戻っていない。「これから徐々に仕上げていきます。秋は春より成績を上げたいので」と意欲は衰えていなかった。


≪中央学院大・細谷が快投≫中央学院大では2番手で登板した細谷玲央投手(3年=中央学院)が見事な投球。140キロ後半の速球に変化球を交え2イニングをバントヒット1本に抑え、明大打者を圧倒していた。

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