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【甲子園】智弁学園・田近 選抜王者相手に1失点完投「日本一になるために絶対倒さないと」

[ 2024年8月14日 13:10 ]

第106回全国高校野球選手権大会第8日・2回戦 智弁学園 2―1 健大高崎 ( 2024年8月14日 甲子園 )

<健大高崎・智弁学園>智弁学園の先発・田近(撮影・大城 有生希)
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2年連続22回目の出場の智弁学園(奈良)が2―1でセンバツ王者の健大高崎(群馬)に競り勝ち、2年連続の3回戦進出を果たした。

エース左腕・田近楓雅(3年)は、強打の健大高崎打線相手に低めに制球された直球、スライダーで追い込み、決め球のチェンジアップで凡打の山を築いた。109球を投げ、8安打されたものの、10三振を奪って1失点完投した。

打っても、1点を追う2回2死一、三塁から同点の中前適時打。チームは、9回2死一、二塁から、佐坂悠登(3年)が中前適時打して勝ち越した。

田近は、健大高崎の最速154キロ右腕・石垣元気(2年)に投げ勝ち、「日本一になるために絶対倒さないといけない相手だったので、倒せたことが素直にうれしい」と笑顔。プロ注目の健大高崎の4番・箱山遥人(3年)を4打数無安打に抑え、「箱山に打たれると相手を勢いに乗せてしまう。抑えないといけないと思っていた」と胸を張り、1点リードの9回2死一塁からは空振り三振で締め、「絶対三振で終わらせてやろうと思っていた」と言い切った。「応援してくれた方の思いを背負って投げられた。恩返しになった」と語るエースは、次戦で、大阪桐蔭(大阪)を破った小松大谷(石川)と8強を懸けて戦う。

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