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西日本短大付 優勝した92年以来32年ぶり夏2勝&14年ぶり16強 今大会最多13点に完封リレー

[ 2024年8月14日 17:48 ]

第106回全国高校野球選手権大会第8日・2回戦 西日本短大付13-0菰野 ( 2024年8月14日 甲子園 )

<菰野・西日本短大付>菰野に大勝した西日本短大付ナインは、アルプススタンドの応援団のもとに駆け出す(撮影・椎名 航)
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西日本短大付(福岡)が菰野(三重)を13-0で下し、全国制覇した1992年以来となる夏2勝。3回戦進出は2010年以来14年ぶりとなった。

打線は初回、先頭打者の奥駿仁(2年)が四球で出塁すると、続く2番・井上蓮音(2年)の左翼線適時二塁打で1点を先制。3回には5番・村上太一(3年)の左前適時打、7番・安田悠月(2年)の右越え適時三塁打、さらに相手の失策も絡んで一挙8点。7回には8番。山下航輝(2年)の犠飛で10点目を加えた。

90年夏の甲子園2回戦で桜井に8-0で勝っており、これが春夏通じて同校の甲子園1試合最多得点。この試合で歴代最多を更新した。また、今大会最多得点を記録した。

投げては、9日の1回戦・金足農(秋田)戦で140球完投したエース右腕・村上太一(3年)が先発登板。6回3安打無失点と試合をつくり、2番手右腕・中野琉碧(2年)も3回1安打無失点で完封リレーを果たした。

同校は日本ハム・新庄剛志監督の母校としても知られ、西村慎太郎監督(52)は新庄監督と同期。大会中は差し入れの木製バットが20本届いたことを明かしていた。主将の高峰駿輝(3年)は「応援してくださっている。甲子園でも1勝でも多くプレーして、現地で見てくださったらうれしい」と偉大なる先輩の観戦を熱望していた。

新庄監督も福岡大会優勝後、甲子園の応援に「行きたいね。試合はヘッドコーチに任せればいいか」と冗談交じりに話していた。日本ハムは8月16日からオリックス戦(京セラドーム)で3連戦。日程が順調に進めば17日に3回戦・京都国際戦が行われる予定だ。

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