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新潟産大付 監督男泣き「選手たちの涙を見たら...」 敗退も猛追9回の大声援に感謝「甲子園は温かい」

[ 2024年8月14日 15:34 ]

第106回全国高校野球選手権大会第8日・2回戦 新潟産大付0ー4京都国際 ( 2024年8月14日 甲子園 )

<京都国際・新産大付>京都国際に敗れ、顔を拭い引き揚げる新産大付・吉野公浩監督(左)(撮影・椎名 航)
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新潟産大付は京都国際に0-4で敗れ、1回戦での初出場初勝利から初の夏2勝はならなかった。

1回戦では2017年夏の優勝校・花咲徳栄を破った。

先発登板したエース右腕・宮田塁翔(3年)が4回まで走者を背負いながらも無失点。5回に2死満塁のピンチを招き、2番手の背番号10・田中拓朗(3年)が登板。相手の4番・藤本陽毅(3年)を左飛に抑える好救援。得点を許さなかった。

しかし7回、連打を浴びて先制点を許すと、8回には連打などで3点を失ってリードを広げられた。

打線は3回まで毎回走者を出したが得点につながらず。5回も2死一、二塁で無得点。京都国際の左腕・西村の前に打線が振るわなかった。それでも9回には2死満塁と猛追した。

吉野公浩監督は、試合後、目を赤くしながら「攻撃面が思うようにできなかった。セーフティバントの失敗、あれが痛かった。。西村投手はストレート、スライダー、チェンジアップ、カウントもとれて、決め球にもなる。なかなか攻略の糸口がつかめなかった」と振り返った。

一方で、9回には満塁のチャンスをつくる猛追を見せ、場内は大声援に包まれた。「今まではテレビの中の世界で...光景というか、それが実際に自分が立ってみて、あのような歓声をもらって、本当に甲子園って温かいんだなと。ありがたかったです」と感謝。「選手たちの涙を見たら、泣いてしまいました。最後の2アウト満塁までいって、甲子園全体の大歓声を受けてですね、幸せだなと思いました。選手には本当によく頑張ったと声をかけたい」と述べた。

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