2009年07月の記事一覧
2009年07月29日.Wed / 02:03
先日、新たな植樹地を求めて、ボホール島に行ってきました。
ボホール島はネグロスの南東隣にある丸い形の島です。1日で島を一周することができるくらいのやや小さい島です。チョコレートヒルやターシャで有名です。ダイビングで有名なバリカサグ島は、ボホールの南西に浮かんでいます。
このボホールの北東のまち、ウバイ市とトリニダッド市、タリボン市、ゲータフェ市に行ってきました。
ウバイ市から紹介します。
ウバイ市では、Jojoさんという、市の沿岸資源管理(Coastal Resource Management)の職員をされている方に案内してもらいました。
P7050123.jpg ウバイ市役所
市役所で待ち合わせをして、車で10分くらいのビーチからパンプボートに乗ってさらに30分ほど。引き潮だったので遠回りしなければならなかったのです。。。着いた所は、
P7050146.jpg 植林候補地の養殖池跡地
マングローブに囲まれた養殖池跡地でした。ここは放棄されてからかなり時間がたっていて、自然にも緑が回復してきていました。ここに植えることができたら、よい成長が期待できます。問題は土地利用の権利のみ。
P7050209.jpg 市長さんたちと
帰りがけに、ビーチで市長さん、市会議員さん、村長さんに会いました。偶然かと思いきや、私たちが来るということで待っていてくれたそうです。みなさん、前々からマングローブの植林計画には興味が合ったようで、イカオ・アコを大歓迎してくださいました。2月に日本人をたくさんつれて植樹にくると約束して分かれました。
トリニダッド市では、市の計画課の課長さんが相談にのって下さいました。(そんな偉い人とはしらず、訪問の約束のためのやり取りをため口でしていました・・・)時間の関係で、植樹予定地まではいけなかったのですが、海洋警察の人たちの話によると、植樹予定地は養殖池跡地でかなり広大な土地があるということでした。いつもその土地にいっている人がいうのだから間違いはないと思います。今度はもっと時間をとって調査に来ると約束しました。課長さんも海洋警察の人たちも真剣に話しを聞いてくださり、いつでも歓迎すると快い返事をいただきました。
P6141346.jpg 女性の方が課長さんです。
P6141348.jpg 海洋警察のメンバーと。
タリボン市は、セブからのフェリーや船が着く港町です。セブ市との距離が最も近い町かもしれません。今回は、セブからタグビラランへ船で渡りタグビラランから陸路で北東まで走ったのですが、今度はセブから直接タリボンに行ったらいいなと思いました。
ここでDENRの人たちにあったのですが、その人の話によると、ここにマングローブエコパークがあるそうです。その担当の人のドクター論文がそのエコパークについてらしく、とても興味を惹かれました。そこに行きたかったのですが、今回は断念。次回是非。
P7060219.jpg タリボン市役所前で。
そして、私がぜひぜひ行ってみたかったゲタフェ市ボナコン島へ。ここは、住民たちがマングローブを植林して、その木を利用しているという島。フィリピンではマングローブの伐採は一切禁止されているのですが、この島は例外のよう。村で独自の決まりを作って、持続的な森林利用をしているそうです。その島のマングローブは、今では300ヘクタールもあるそうです。東南アジアで最大の植林地らしいです。全長1kmのマングローブではさまれた海の道があるのです。その大きさに驚きました。
P7060279.jpg この森がずっと奥まで続く
とてもきれいなもりなのですが、日本の人工林をみてきた私は、この森を見て、「循環的に使われている時は景観もよいし、木も元気に育っているけど、人が木を使わなくなって、管理しなくなったら単一植生なので、病気や自然災害などの問題が起こるかも」などと考えてしまうのです、、、
P7060265.jpg 収穫がされたばかりのところ。このあとにまた植えられる。
多くのマングローブの研究者がここに入っているそうで、私も科学的興味をそそられました。観光地としてもとてもいいので、ツアーのプログラムに組み込めないかなと思いました。満ち潮の時に船にのって両側がマングローブで囲まれた海の道をまっすぐ突き進むのを想像してみて下さい・・・
今回は短い日程でしたが、次回はぜひ時間をかけて植樹候補地を調査し、町の人と植樹の計画を立てるところまで進めたいです。目標は、2月のツアーをボホールで開くこと。そのために、宿泊場所、観光地なども少し調査してきましたが、ボホールは、ネグロスよりずっと観光資源に恵まれているように思いました。楽しい旅になることは間違いなしです。実現できるように、がんばります!
P6151446.jpg ターシャ
(マ)
ボホール島はネグロスの南東隣にある丸い形の島です。1日で島を一周することができるくらいのやや小さい島です。チョコレートヒルやターシャで有名です。ダイビングで有名なバリカサグ島は、ボホールの南西に浮かんでいます。
このボホールの北東のまち、ウバイ市とトリニダッド市、タリボン市、ゲータフェ市に行ってきました。
ウバイ市から紹介します。
ウバイ市では、Jojoさんという、市の沿岸資源管理(Coastal Resource Management)の職員をされている方に案内してもらいました。
P7050123.jpg ウバイ市役所
市役所で待ち合わせをして、車で10分くらいのビーチからパンプボートに乗ってさらに30分ほど。引き潮だったので遠回りしなければならなかったのです。。。着いた所は、
P7050146.jpg 植林候補地の養殖池跡地
マングローブに囲まれた養殖池跡地でした。ここは放棄されてからかなり時間がたっていて、自然にも緑が回復してきていました。ここに植えることができたら、よい成長が期待できます。問題は土地利用の権利のみ。
P7050209.jpg 市長さんたちと
帰りがけに、ビーチで市長さん、市会議員さん、村長さんに会いました。偶然かと思いきや、私たちが来るということで待っていてくれたそうです。みなさん、前々からマングローブの植林計画には興味が合ったようで、イカオ・アコを大歓迎してくださいました。2月に日本人をたくさんつれて植樹にくると約束して分かれました。
トリニダッド市では、市の計画課の課長さんが相談にのって下さいました。(そんな偉い人とはしらず、訪問の約束のためのやり取りをため口でしていました・・・)時間の関係で、植樹予定地まではいけなかったのですが、海洋警察の人たちの話によると、植樹予定地は養殖池跡地でかなり広大な土地があるということでした。いつもその土地にいっている人がいうのだから間違いはないと思います。今度はもっと時間をとって調査に来ると約束しました。課長さんも海洋警察の人たちも真剣に話しを聞いてくださり、いつでも歓迎すると快い返事をいただきました。
P6141346.jpg 女性の方が課長さんです。
P6141348.jpg 海洋警察のメンバーと。
タリボン市は、セブからのフェリーや船が着く港町です。セブ市との距離が最も近い町かもしれません。今回は、セブからタグビラランへ船で渡りタグビラランから陸路で北東まで走ったのですが、今度はセブから直接タリボンに行ったらいいなと思いました。
ここでDENRの人たちにあったのですが、その人の話によると、ここにマングローブエコパークがあるそうです。その担当の人のドクター論文がそのエコパークについてらしく、とても興味を惹かれました。そこに行きたかったのですが、今回は断念。次回是非。
P7060219.jpg タリボン市役所前で。
そして、私がぜひぜひ行ってみたかったゲタフェ市ボナコン島へ。ここは、住民たちがマングローブを植林して、その木を利用しているという島。フィリピンではマングローブの伐採は一切禁止されているのですが、この島は例外のよう。村で独自の決まりを作って、持続的な森林利用をしているそうです。その島のマングローブは、今では300ヘクタールもあるそうです。東南アジアで最大の植林地らしいです。全長1kmのマングローブではさまれた海の道があるのです。その大きさに驚きました。
P7060279.jpg この森がずっと奥まで続く
とてもきれいなもりなのですが、日本の人工林をみてきた私は、この森を見て、「循環的に使われている時は景観もよいし、木も元気に育っているけど、人が木を使わなくなって、管理しなくなったら単一植生なので、病気や自然災害などの問題が起こるかも」などと考えてしまうのです、、、
P7060265.jpg 収穫がされたばかりのところ。このあとにまた植えられる。
多くのマングローブの研究者がここに入っているそうで、私も科学的興味をそそられました。観光地としてもとてもいいので、ツアーのプログラムに組み込めないかなと思いました。満ち潮の時に船にのって両側がマングローブで囲まれた海の道をまっすぐ突き進むのを想像してみて下さい・・・
今回は短い日程でしたが、次回はぜひ時間をかけて植樹候補地を調査し、町の人と植樹の計画を立てるところまで進めたいです。目標は、2月のツアーをボホールで開くこと。そのために、宿泊場所、観光地なども少し調査してきましたが、ボホールは、ネグロスよりずっと観光資源に恵まれているように思いました。楽しい旅になることは間違いなしです。実現できるように、がんばります!
P6151446.jpg ターシャ
(マ)
2009年07月25日.Sat / 19:31
ブログ 集合写真
私たちの活動のひとつにTUPという大学での日本語教師アシスタントがあります。
週2回授業があるのですが、今年度は60人の大クラスです!
先生も、こんなのはじめてだと、びっくりしています。
本当は言語の授業に多人数は向かないんですけどね。。
でも、将来的に日本語を使うぞ!という人はあまりいないため、
彼らにとって少しでも日本語が身近に、そして日本人と少しでもコミュニケーションできる手段になればいいと思っています。
エンジニアを専攻している生徒たちのため、日本は憧れの国でもあります。
そんな大人数の日本語クラスで
これまた初めての取り組みである教室での巻き寿司パーティを開催しました。
3キロのお米は生徒は用意してくれたので、私と木村さんは、具を準備
きゅうり・たまご・かにたま・ツナマヨの4種類です。
3キロってどれくらいやろー
具足りるかなー
みんなに順番まわせるかなー
楽しんでもらえるかなー
と、いっぱいの不安はありましたが
みんなの大きな好奇心と協力で、楽しい時間となりました。
DSCF4493.jpg 料理上手のあきよさんには感謝です!
DSCF4488.jpg 説明きいてくれてます
DSCF4572.jpg 自分たちも挑戦!
DSCF4668.jpg できたー♪
DSCF4679.jpg 上出来です!
軽く写真撮影会にもなってましたが、
はじめての巻き寿司にみんな大興奮。
DSCF4596.jpg 生徒たちもこれを機に仲良しに!
DSCF4653.jpg おいしいですかー?
DSCF4704.jpg おいしいです!
私も、少しみんなとの距離も縮まった気がして嬉しいです♪
先生も、はじめての取り組みは大成功と大喜び!
8月前半に行われる49回ツアーでは、このクラスとの交流会もあります。
あと2週間で彼らはどこまで日本語が話せるようなるか...w
とってもいい子たちなので、みなさん楽しみにしていてくださいね!
(A)
私たちの活動のひとつにTUPという大学での日本語教師アシスタントがあります。
週2回授業があるのですが、今年度は60人の大クラスです!
先生も、こんなのはじめてだと、びっくりしています。
本当は言語の授業に多人数は向かないんですけどね。。
でも、将来的に日本語を使うぞ!という人はあまりいないため、
彼らにとって少しでも日本語が身近に、そして日本人と少しでもコミュニケーションできる手段になればいいと思っています。
エンジニアを専攻している生徒たちのため、日本は憧れの国でもあります。
そんな大人数の日本語クラスで
これまた初めての取り組みである教室での巻き寿司パーティを開催しました。
3キロのお米は生徒は用意してくれたので、私と木村さんは、具を準備
きゅうり・たまご・かにたま・ツナマヨの4種類です。
3キロってどれくらいやろー
具足りるかなー
みんなに順番まわせるかなー
楽しんでもらえるかなー
と、いっぱいの不安はありましたが
みんなの大きな好奇心と協力で、楽しい時間となりました。
DSCF4493.jpg 料理上手のあきよさんには感謝です!
DSCF4488.jpg 説明きいてくれてます
DSCF4572.jpg 自分たちも挑戦!
DSCF4668.jpg できたー♪
DSCF4679.jpg 上出来です!
軽く写真撮影会にもなってましたが、
はじめての巻き寿司にみんな大興奮。
DSCF4596.jpg 生徒たちもこれを機に仲良しに!
DSCF4653.jpg おいしいですかー?
DSCF4704.jpg おいしいです!
私も、少しみんなとの距離も縮まった気がして嬉しいです♪
先生も、はじめての取り組みは大成功と大喜び!
8月前半に行われる49回ツアーでは、このクラスとの交流会もあります。
あと2週間で彼らはどこまで日本語が話せるようなるか...w
とってもいい子たちなので、みなさん楽しみにしていてくださいね!
(A)
2009年07月23日.Thu / 13:36
みなさま、the body shopはご存知でしょうか。
女性の方にはなじみ深いお店かもしれませんね
化粧品や、ボディケア商品を扱っているお店です。
そのthe body shopさまから
イカオアコのフェアトレード事業に共感していただいて、助成金をもらえることになりました!
ボディショップは、実はフェアトレード(彼女たちはコミュニティトレードという言葉を採用)を
早くから実践しているお店です。
人にも環境にも優しい活動をしながら、
援助や同情ではなく、ちゃんとした貿易として事業をすすめ
ストーリーではなく、ちゃんと商品で勝負しています。
すごいですよね。
創始者アニータ・ロディックさんは、私の憧れの人でもあります。
昨日はそんなボディショップの助成金の贈呈式がありました。
残念ながら、私は現地フィリピンにいるため参加できなかったんですが、
ボランティアで代理の方が参加してくれたので、お話をきくのが楽しみです^^
これをきっかけに、
もっとこの事業を盛り上げていきたいです!
49回・50回ツアーでも、
リサイクルバックを作っている現場を訪問しますので、お楽しみに!
シスターをはじめ、みんなでお待ちしています!
RIMG3207.jpg
マニラのバザーにて。シスターたちと。
(A)
女性の方にはなじみ深いお店かもしれませんね
化粧品や、ボディケア商品を扱っているお店です。
そのthe body shopさまから
イカオアコのフェアトレード事業に共感していただいて、助成金をもらえることになりました!
ボディショップは、実はフェアトレード(彼女たちはコミュニティトレードという言葉を採用)を
早くから実践しているお店です。
人にも環境にも優しい活動をしながら、
援助や同情ではなく、ちゃんとした貿易として事業をすすめ
ストーリーではなく、ちゃんと商品で勝負しています。
すごいですよね。
創始者アニータ・ロディックさんは、私の憧れの人でもあります。
昨日はそんなボディショップの助成金の贈呈式がありました。
残念ながら、私は現地フィリピンにいるため参加できなかったんですが、
ボランティアで代理の方が参加してくれたので、お話をきくのが楽しみです^^
これをきっかけに、
もっとこの事業を盛り上げていきたいです!
49回・50回ツアーでも、
リサイクルバックを作っている現場を訪問しますので、お楽しみに!
シスターをはじめ、みんなでお待ちしています!
RIMG3207.jpg
マニラのバザーにて。シスターたちと。
(A)
2009年07月22日.Wed / 11:52
7月20日、21日マングローブの植林に関するセミナーがラサールで開かれ、BAMPAとイカオ・アコも招かれました。シパライ出張が入っていたので、21日は参加できませんでしたが20日だけ参加してきました。
ラサール大学はバコロドでも有名な私立大学です。そこが、社会貢献事業として、植林事業を考えているそうです。マングローブもその一つで、はじめてみたけどなかなかうまくいかないということで、Primavera先生を招いてセミナーを開こうとしたそうです。植樹予定地のポンタタイタイ(バコロドとバゴの行政区界にあるバランガイ)の村役場の人たちとBAMPA、そしてラサールのこの事業の担当者が参加していました。
午前中が講義で、午後からバラリンの私たちのサイトに来て苗木作りのデモンストレーションとサイトビジットをしました。プリマベーラ先生に私たちのサイトを見に来ていただけるというのがすごく嬉しかったです。
先生は、こんなに古いパガパット(マヤプシギ)の植林地は初めて見たと感動しておられました。バラリン村には、1990年に植樹されたパガパットの森があります。そして、2002年からイカオ・アコとしてもパガパットを植えてきました。フィリピンの各地では、マングローブの植林といえば種を採るのも植えるのも簡単なバカウ(ヤエヤマヒルギ属)が植えられていたので、パガパットの植樹地は本当に少ないです。プリマベーラ先生の講義でも海岸線にはバカウを植えるなを強調されていたので、それを実践している私たちのサイトに感心されたと思います。
私が去年からやってきた苗床作りと苗木の育成は正解でした。
先生はもっと大きい苗木を作ることを薦めていました。私もそうしたいのですが、BAMPAのメンバーは早く収入を得たいので、最初に指導した時よりも段々苗木の集め方がルーズになってきています。やはりセオリーはあっても実践は難しいなと痛感しています。
今新しい苗床を作っている途中なので、それができたら私のできる分だけでも大きいポットに移して大きい苗木作りに挑戦してみようと思っています。
苗木が十分に育っていないので、次回のツアーでは植林本数が大幅に減ると思いますが、あまりがっかりしないで下さい。少しずつでも確実に育てていくことが大切です。せっかく植えても育たなかったら意味がないので、しっかり育った苗だけを植えようと思っています。苗木が育つまでは、みんなで海をきれいにする作業を頑張りましょう!
P7200405.jpg
講義をするプリマベーラ先生
P7200406.jpg
受講生たち。バンパのメンバーも。
P7200410.jpg
日本・ネグロス友好の橋を渡るプリマベーラ先生
P7200413.jpg
苗木の採り方を実演
P7200419.jpg
集合写真
P7200421.jpg
泥に足をとられる先生
(おまけ)
P7200424.jpg
5月に植えた苗木。強い風にも耐えて生き残っています。
(マ)
ラサール大学はバコロドでも有名な私立大学です。そこが、社会貢献事業として、植林事業を考えているそうです。マングローブもその一つで、はじめてみたけどなかなかうまくいかないということで、Primavera先生を招いてセミナーを開こうとしたそうです。植樹予定地のポンタタイタイ(バコロドとバゴの行政区界にあるバランガイ)の村役場の人たちとBAMPA、そしてラサールのこの事業の担当者が参加していました。
午前中が講義で、午後からバラリンの私たちのサイトに来て苗木作りのデモンストレーションとサイトビジットをしました。プリマベーラ先生に私たちのサイトを見に来ていただけるというのがすごく嬉しかったです。
先生は、こんなに古いパガパット(マヤプシギ)の植林地は初めて見たと感動しておられました。バラリン村には、1990年に植樹されたパガパットの森があります。そして、2002年からイカオ・アコとしてもパガパットを植えてきました。フィリピンの各地では、マングローブの植林といえば種を採るのも植えるのも簡単なバカウ(ヤエヤマヒルギ属)が植えられていたので、パガパットの植樹地は本当に少ないです。プリマベーラ先生の講義でも海岸線にはバカウを植えるなを強調されていたので、それを実践している私たちのサイトに感心されたと思います。
私が去年からやってきた苗床作りと苗木の育成は正解でした。
先生はもっと大きい苗木を作ることを薦めていました。私もそうしたいのですが、BAMPAのメンバーは早く収入を得たいので、最初に指導した時よりも段々苗木の集め方がルーズになってきています。やはりセオリーはあっても実践は難しいなと痛感しています。
今新しい苗床を作っている途中なので、それができたら私のできる分だけでも大きいポットに移して大きい苗木作りに挑戦してみようと思っています。
苗木が十分に育っていないので、次回のツアーでは植林本数が大幅に減ると思いますが、あまりがっかりしないで下さい。少しずつでも確実に育てていくことが大切です。せっかく植えても育たなかったら意味がないので、しっかり育った苗だけを植えようと思っています。苗木が育つまでは、みんなで海をきれいにする作業を頑張りましょう!
P7200405.jpg
講義をするプリマベーラ先生
P7200406.jpg
受講生たち。バンパのメンバーも。
P7200410.jpg
日本・ネグロス友好の橋を渡るプリマベーラ先生
P7200413.jpg
苗木の採り方を実演
P7200419.jpg
集合写真
P7200421.jpg
泥に足をとられる先生
(おまけ)
P7200424.jpg
5月に植えた苗木。強い風にも耐えて生き残っています。
(マ)
From とちぎ
50回ツアーに参加します。
木を植えるだけでなく 海をきれいにする作業も楽しみです。
テレビで見た有名な先生にイカオ アコの植林地
を見てもらったなんて すごいですね。
木を植えるだけでなく 海をきれいにする作業も楽しみです。
テレビで見た有名な先生にイカオ アコの植林地
を見てもらったなんて すごいですね。
2009年07月22日.Wed / 11:47
7月17日 隣の島パナイ島に行ってきました。
マングローブの植林活動家で有名な、Dr. Primavera Jurgenne先生がZSLというイギリス系のファンドをとってマングローブの植林事業を始めたところで、その新しいプロジェクトサイトを見学に行くのに参加させてもらいました。
私は、Primavera先生の書かれたものをたくさん読んでいて、自分の植林に関する考え方も近いので、活動家としてとても親しみを持っています。とても有名な人だけど、活動に参加させてもらえてとてもありがたかったです。
セオリーはイカオ・アコとほとんど同じで、コミュニティーオーガナイジングとナーサリーエスタブリッシュメント(地域の人を巻き込むことと苗床を作って苗を育ててから植林をすること)ですが、それプラスウェーブブレーカーというプロセスを考えておられます。
外洋に面した植樹地は波に当たり苗木が流されていきます。また、波や風で砂が削られたり運ばれてきたりします。そこで、何かバリアを作って、その中に砂がたまるのを待って、ある程度海面からの高さを確保できたところで、マングローブを植えるというものです。このセオリーは、理論的に考えたらとてもよさそうですが、砂がたまるまで半年以上待たなければならず、バリアーの建設費用もとても高くついてしまいます・・・しかし、やっぱり海岸に植樹しようとしたらそれくらいじっくり時間をかけて少しずつ増やしていくしかないのかなと感じました。
その場所は波が直接当たり、土手がどんどん下がってきているところです。本当の昔からすると、海岸線が100mくらい削られてきたそうです。その証拠に波打ち際にマングローブの大木が。(本来は一番海に近いところは塩分が高いので樹高があまり伸びない)大地の営みはすごいですよね。島と島を分ける力です。こう考えると、マングローブだけで海岸線を守れるのか・・・という思いに駆られてしまいます。
そしてもう一つの問題は、その波打ち際ぎりぎりに人の営みがあることです。家やリゾートが建っていて、農地があって、、、マングローブを植えて育てるなら、ビーチリゾートはあきらめなくてはなりません。(マングローブが大きくなったら林の中にレストハウスを建てるとかはできるけど・・・)でも、マングローブを植えたい、海岸線を守りたいと思っているのは私達外部者で、海岸線に住んでいる人はビーチリゾートで儲けたい、海の近くに住んで魚を採りたいと思っているのだから、安い植樹コストで確実にマングローブ林を作れる場所には植えれず、お金をかけて少しずつ増やしていくしかないのです。マングローブが増えて利益を受けるのはそこに住んでいる人のはずなのに・・・
プリマベーラ先生も、海岸線に植えるのはよくないとおっしゃっているけど、実際に植樹を予定している場所はやっぱり海岸線なんだということに少しがっかりしました。セオリーはすごくいいんだけど、やはり土地問題のコンフリクトは有名な先生でもなかなか解決できないんだということを思い知りました。
P7170349.jpg
まずは、LGU(市役所の職員と打ち合わせ)
P7170350.jpg
こちら、どれが壊れて自然にマングローブが戻ってきている養殖池。
P7170353.jpg
その外側はすぐ海。こんなところに植えようとしています。
ちなみに、この海藻が吊り下げてあるのは何かと思ったら、エビを呼び寄せるものらしいです。夕方になったらこの下にエビが集まってくるらしい。
P7170366.jpg
ここはリゾートになっているところ。このリゾートぎりぎりに植えるか?でもプライベートの土地だから、、、
P7170373.jpg
海岸に打ち寄せられたマングローブ(ヒルギダマシ)の種。ゴミもすごい。後ろは波で後退した土手。
P7170375.jpg
岩の間から力強く生きているマングローブ(ヒルギダマシ)
P7170379.jpg
先生が3ヶ月前に植えたマングローブ。砂がかぶっていくつかは死んでしまった。
P7170398.jpg
マングローブの大木の前で。こんな大木が海岸線ぎりぎりに。土がだいぶ洗われて根っこがむき出しになっていた。
(マ)
マングローブの植林活動家で有名な、Dr. Primavera Jurgenne先生がZSLというイギリス系のファンドをとってマングローブの植林事業を始めたところで、その新しいプロジェクトサイトを見学に行くのに参加させてもらいました。
私は、Primavera先生の書かれたものをたくさん読んでいて、自分の植林に関する考え方も近いので、活動家としてとても親しみを持っています。とても有名な人だけど、活動に参加させてもらえてとてもありがたかったです。
セオリーはイカオ・アコとほとんど同じで、コミュニティーオーガナイジングとナーサリーエスタブリッシュメント(地域の人を巻き込むことと苗床を作って苗を育ててから植林をすること)ですが、それプラスウェーブブレーカーというプロセスを考えておられます。
外洋に面した植樹地は波に当たり苗木が流されていきます。また、波や風で砂が削られたり運ばれてきたりします。そこで、何かバリアを作って、その中に砂がたまるのを待って、ある程度海面からの高さを確保できたところで、マングローブを植えるというものです。このセオリーは、理論的に考えたらとてもよさそうですが、砂がたまるまで半年以上待たなければならず、バリアーの建設費用もとても高くついてしまいます・・・しかし、やっぱり海岸に植樹しようとしたらそれくらいじっくり時間をかけて少しずつ増やしていくしかないのかなと感じました。
その場所は波が直接当たり、土手がどんどん下がってきているところです。本当の昔からすると、海岸線が100mくらい削られてきたそうです。その証拠に波打ち際にマングローブの大木が。(本来は一番海に近いところは塩分が高いので樹高があまり伸びない)大地の営みはすごいですよね。島と島を分ける力です。こう考えると、マングローブだけで海岸線を守れるのか・・・という思いに駆られてしまいます。
そしてもう一つの問題は、その波打ち際ぎりぎりに人の営みがあることです。家やリゾートが建っていて、農地があって、、、マングローブを植えて育てるなら、ビーチリゾートはあきらめなくてはなりません。(マングローブが大きくなったら林の中にレストハウスを建てるとかはできるけど・・・)でも、マングローブを植えたい、海岸線を守りたいと思っているのは私達外部者で、海岸線に住んでいる人はビーチリゾートで儲けたい、海の近くに住んで魚を採りたいと思っているのだから、安い植樹コストで確実にマングローブ林を作れる場所には植えれず、お金をかけて少しずつ増やしていくしかないのです。マングローブが増えて利益を受けるのはそこに住んでいる人のはずなのに・・・
プリマベーラ先生も、海岸線に植えるのはよくないとおっしゃっているけど、実際に植樹を予定している場所はやっぱり海岸線なんだということに少しがっかりしました。セオリーはすごくいいんだけど、やはり土地問題のコンフリクトは有名な先生でもなかなか解決できないんだということを思い知りました。
P7170349.jpg
まずは、LGU(市役所の職員と打ち合わせ)
P7170350.jpg
こちら、どれが壊れて自然にマングローブが戻ってきている養殖池。
P7170353.jpg
その外側はすぐ海。こんなところに植えようとしています。
ちなみに、この海藻が吊り下げてあるのは何かと思ったら、エビを呼び寄せるものらしいです。夕方になったらこの下にエビが集まってくるらしい。
P7170366.jpg
ここはリゾートになっているところ。このリゾートぎりぎりに植えるか?でもプライベートの土地だから、、、
P7170373.jpg
海岸に打ち寄せられたマングローブ(ヒルギダマシ)の種。ゴミもすごい。後ろは波で後退した土手。
P7170375.jpg
岩の間から力強く生きているマングローブ(ヒルギダマシ)
P7170379.jpg
先生が3ヶ月前に植えたマングローブ。砂がかぶっていくつかは死んでしまった。
P7170398.jpg
マングローブの大木の前で。こんな大木が海岸線ぎりぎりに。土がだいぶ洗われて根っこがむき出しになっていた。
(マ)
2009年07月20日.Mon / 08:43
今年で5回目のパガパットフェスティバル。
今年は、サブイベントを8月12日(第49回ツアー)に、メインイベントを8月23日(第50回ツアー)に行います。
今年は初心に帰って、地元の人たちにもっとイカオ・アコの活動を知ってもらうことを目的に、バラリン村の住民をたくさん巻き込むことをテーマにしています。
そのため、対象者を村(バランガイ)の中のさらに小さい住民の集まりである区(シチオ又はプロック)ごとにチームを作ってコンテストをしようということになりました。
そこで、特にマングローブサイトに近い区の区長さんたち5人に集まっていただき、今回の活動の趣旨とルールを説明しました。
P7160343.jpg
5つの区の他に、BAMPAとバランガイオフィシャル(村の役員)の7チームが参加してくれることになりました。
コンテストの内容は、以下のとおり
・バンゴスクッキングコンテスト
区の代表が5人1組になって、フィリピンの国民的魚であるバンゴス(ミルクフィッシュ)を4kg料理します。日本人の参加者9人が味見をして見た目、味、パフォーマンスなどを総合的に評価。
・パガパットパレードコンテスト
各区1台のトライシクルの飾りつけと1つの看板を製作。その間に参加者が並び、パレード。トライシクル、看板、衣装、パフォーマンスなどを評価。
・パガパットドラマコンテスト
各区で1つ演劇(ミュージカル)を作成し、上演。テーマは"海の暮らし"。シナリオ、パフォーマンス、会場受けなどを評価。
代表の方々に、説明を行った時には、とても楽しそう!ぜひ参加したい!という反応をいただきました。私もどんなショーになるか、とてもわくわくしてきました。
P7160344.jpg
P7160345.jpg
コンテストに参加してくれる人だけじゃなく、それを見に来る人もたくさんになるでしょうから、村の住民に知らせる効果は高いと思います。楽しみながら、マングローブの大切さ、私たちの活動の意義などを伝えられたらいいなと思います。
ツアーの参加者の皆さんも、一緒に盛り上げましょうね!!!
(マ)
今年は、サブイベントを8月12日(第49回ツアー)に、メインイベントを8月23日(第50回ツアー)に行います。
今年は初心に帰って、地元の人たちにもっとイカオ・アコの活動を知ってもらうことを目的に、バラリン村の住民をたくさん巻き込むことをテーマにしています。
そのため、対象者を村(バランガイ)の中のさらに小さい住民の集まりである区(シチオ又はプロック)ごとにチームを作ってコンテストをしようということになりました。
そこで、特にマングローブサイトに近い区の区長さんたち5人に集まっていただき、今回の活動の趣旨とルールを説明しました。
P7160343.jpg
5つの区の他に、BAMPAとバランガイオフィシャル(村の役員)の7チームが参加してくれることになりました。
コンテストの内容は、以下のとおり
・バンゴスクッキングコンテスト
区の代表が5人1組になって、フィリピンの国民的魚であるバンゴス(ミルクフィッシュ)を4kg料理します。日本人の参加者9人が味見をして見た目、味、パフォーマンスなどを総合的に評価。
・パガパットパレードコンテスト
各区1台のトライシクルの飾りつけと1つの看板を製作。その間に参加者が並び、パレード。トライシクル、看板、衣装、パフォーマンスなどを評価。
・パガパットドラマコンテスト
各区で1つ演劇(ミュージカル)を作成し、上演。テーマは"海の暮らし"。シナリオ、パフォーマンス、会場受けなどを評価。
代表の方々に、説明を行った時には、とても楽しそう!ぜひ参加したい!という反応をいただきました。私もどんなショーになるか、とてもわくわくしてきました。
P7160344.jpg
P7160345.jpg
コンテストに参加してくれる人だけじゃなく、それを見に来る人もたくさんになるでしょうから、村の住民に知らせる効果は高いと思います。楽しみながら、マングローブの大切さ、私たちの活動の意義などを伝えられたらいいなと思います。
ツアーの参加者の皆さんも、一緒に盛り上げましょうね!!!
(マ)
2009年07月16日.Thu / 23:23
7月15日、バコロドのLCCというカレッジで、Ikawakoによるマングローブと環境についてのレクチャーがありました。Uapsaという学生団体が中心となって、この講演会を企画、招待してくれました。その中心メンバーのひとりであるクリスティンが、昨年パダックで偶然倉田さんに会ったのが縁で、今回の講演会につながったそうです。
RIMG3318.jpg
司会進行をするクリスティンと倉田さん。
RIMG3325.jpg
大教室に、たくさんの学生が集まってくれました。
RIMG3306_20090716232650.jpg
マングローブがいかに人間の暮らしを守ってくれるか、
魚の養殖池や様々な企業の介入で自然破壊が進んでしまった背景について
バカウやパガパットなどの木々の種類と生育環境の特長について
Ikawakoの沿革と、活動について
など、パワーポイントで写真を紹介しながら、英語でわかりやすく説明してくれました。
わたしとakiさんも勉強になったねぇ〜と感心しました(笑)!
また、8月のツアーの際にLCCの生徒たちにマングローブ植樹やクリーンアップへの参加を呼びかけたところ、なかなかいい反応が返ってきました。とくに、年齢の近い桜ヶ丘高校生との交流に興味津々の様子でした。
RIMG3320.jpg
たくさんの参加者が出てくることを期待します!
日本の皆さんも、新しい友達が出来ることを楽しみにしてくださいね!
この日の夕方、バコロドのロータリークラブの会合でもほぼ同じ内容について講演しました。
三十〜四十代の方が中心メンバーで、環境についてもかなり意識が高い様子でした。
また、オイスカのスタッフの方にもお会いでき、色々お話を伺うことができました。
RIMG3333.jpg
講演する倉田さん。内容もさらにグレードアップしていました。
RIMG3336.jpg
講演の記念品をいただきました。
RIMG3341.jpg
最後に記念撮影。
このように、IKAWAKOでは、フィリピンの人々にマンゴローブや環境について関心を持ってもらうための教育活動にも力を入れています!
大学生やロータリークラブは経済的にゆとりがある人たちが多いのですが、この層の人々に、環境に興味を持ってもらい、お金や時間を「社会や地元へ還元する」意識を根付かせることも大変重要だと思います。残念ながら、フィリピンでは、まだまだボランティアなどについての理解は浸透していないのです。
階層や貧富の差が大きいフィリピンにもかかわらず、色々な立場の人たちと関わりを持てるのは、海外のNGOだからこそかもしれません。
この国の環境と、環境破壊の被害を直接被る貧しい人々の暮らしの向上のために、様々な角度から活動していきたいと思います。
(kim)
RIMG3318.jpg
司会進行をするクリスティンと倉田さん。
RIMG3325.jpg
大教室に、たくさんの学生が集まってくれました。
RIMG3306_20090716232650.jpg
マングローブがいかに人間の暮らしを守ってくれるか、
魚の養殖池や様々な企業の介入で自然破壊が進んでしまった背景について
バカウやパガパットなどの木々の種類と生育環境の特長について
Ikawakoの沿革と、活動について
など、パワーポイントで写真を紹介しながら、英語でわかりやすく説明してくれました。
わたしとakiさんも勉強になったねぇ〜と感心しました(笑)!
また、8月のツアーの際にLCCの生徒たちにマングローブ植樹やクリーンアップへの参加を呼びかけたところ、なかなかいい反応が返ってきました。とくに、年齢の近い桜ヶ丘高校生との交流に興味津々の様子でした。
RIMG3320.jpg
たくさんの参加者が出てくることを期待します!
日本の皆さんも、新しい友達が出来ることを楽しみにしてくださいね!
この日の夕方、バコロドのロータリークラブの会合でもほぼ同じ内容について講演しました。
三十〜四十代の方が中心メンバーで、環境についてもかなり意識が高い様子でした。
また、オイスカのスタッフの方にもお会いでき、色々お話を伺うことができました。
RIMG3333.jpg
講演する倉田さん。内容もさらにグレードアップしていました。
RIMG3336.jpg
講演の記念品をいただきました。
RIMG3341.jpg
最後に記念撮影。
このように、IKAWAKOでは、フィリピンの人々にマンゴローブや環境について関心を持ってもらうための教育活動にも力を入れています!
大学生やロータリークラブは経済的にゆとりがある人たちが多いのですが、この層の人々に、環境に興味を持ってもらい、お金や時間を「社会や地元へ還元する」意識を根付かせることも大変重要だと思います。残念ながら、フィリピンでは、まだまだボランティアなどについての理解は浸透していないのです。
階層や貧富の差が大きいフィリピンにもかかわらず、色々な立場の人たちと関わりを持てるのは、海外のNGOだからこそかもしれません。
この国の環境と、環境破壊の被害を直接被る貧しい人々の暮らしの向上のために、様々な角度から活動していきたいと思います。
(kim)
2009年07月14日.Tue / 16:18
7月13日から17日までシライ市役所にて、
イカオアコ写真展を開催しています!
P7130400.jpg P7130396.jpg
西ネグロス州の環境週間のときに飾った写真に加え、
倉田さんが先日いったボホール視察の様子や
去年の写真なども飾られています。
また、写真展だけでなく
隣接してオカイオカイ(古着市のようなもの)を
市役所の協力で行っています!
DSCF4416.jpg
観光課のスタッフが手伝ってくれます
この古着は、イカオアコのボランティア・アキさんが
たくさん集めておくってくださったものです。
アキさん、本当にありがとうございます!
このオカイオカイで得た収益は、
バラリン村にある「日本ネグロス友好の橋」を修復するために使われます。
P7130388.jpg
まず倉田さんが朝礼で告知!
DSCF4411.jpg テープカットの予行練習
(テープカットの写真は行方不明です。。)
DSCF4418.jpg 市長夫妻も来てくれました
P7130393.jpg 古着、職員に人気です^^
(右は、バラリン村の村長さん)
DSCF4414.jpg 隣でリサイクルグッズもアピール
これで市長をはじめ、市役所の職員にも
イカオアコの活動をもっと知ってもらうきっかけになったと思います。
なんと市長さんは友好の橋の修復への協力も申し出てくれました!
日本では捨てるしかないような古着も
フィリピンではまだまだ使えたりします。
子供が多いフィリピンにはおもちゃも嬉しいです
イカオアコでは古着などの寄付も受け付けています。
詳しくはリンク先のHPをご覧ください!
(A)
2009年07月07日.Tue / 19:21
昨日に引き続き、
マニラで行われたバザーについて書きますね!
首都マニラで活動しているソルト・パヤタスさんが主催のNGOおみやげバザーです。
他の団体のフェアトレード商品や、フェアトレードに関する考え方を近くで伺うことができて、本当に良い刺激になりました。
また生産者の人が実際、この販売の場にいらっしゃる団体も多く、彼女たち自身の意識もとても高かったです。
このバザーにくるお客さまたちは
企業駐在員の奥様が多かったですね。
私たちのジュースパックのリサイクル商品は、
私たちだけが作っている、というわけではないので
その存在を知っていたり、すでに商品を購入されていた方はたくさんいらっしゃいました。
だからこそ、「他にはないオリジナルのデザイン」「最高の品質」をもつことの重要性を感じました!
そしてびっくりしたのは、バコロドで行ったバザーでは小物が人気だったことに対し、ここマニラでは大きなバック類がとても人気だったこと。荷物の関係と前回の結果から小物中心に持っていったため、お問い合わせをいただいても商品を提供することができなく残念。。
やはり日本の消費者の方は、「安いだけじゃなく、少し高くても良いものを買いたい」という感覚がとても強く、その中で‘フェアトレード’だったり、‘エコ’という意識も持っておられるという、消費者のニーズを感じたことも大きな成果です。
ちなみに、私たちの商品を作ってくれている団体Talleres de Nazaretのシスターたちも、ちょうどマニラにいるということで訪れてくれました!
バザーのあとは、出展されたNGOのメンバーとこのバザー告知や宣伝などをしていただいたプライマー編集部の方たちと懇親会がありました。
意見交換や情報交換ができたので
今後の活動にプラスしていけたらいいなと思います。
最後に、私は全く写真を撮り忘れました。。
そのため、おまけとして新商品の写真を。
DSCF4367.jpg
詳細の公開は、もう少しお待ちください♪
(A)
マニラで行われたバザーについて書きますね!
首都マニラで活動しているソルト・パヤタスさんが主催のNGOおみやげバザーです。
他の団体のフェアトレード商品や、フェアトレードに関する考え方を近くで伺うことができて、本当に良い刺激になりました。
また生産者の人が実際、この販売の場にいらっしゃる団体も多く、彼女たち自身の意識もとても高かったです。
このバザーにくるお客さまたちは
企業駐在員の奥様が多かったですね。
私たちのジュースパックのリサイクル商品は、
私たちだけが作っている、というわけではないので
その存在を知っていたり、すでに商品を購入されていた方はたくさんいらっしゃいました。
だからこそ、「他にはないオリジナルのデザイン」「最高の品質」をもつことの重要性を感じました!
そしてびっくりしたのは、バコロドで行ったバザーでは小物が人気だったことに対し、ここマニラでは大きなバック類がとても人気だったこと。荷物の関係と前回の結果から小物中心に持っていったため、お問い合わせをいただいても商品を提供することができなく残念。。
やはり日本の消費者の方は、「安いだけじゃなく、少し高くても良いものを買いたい」という感覚がとても強く、その中で‘フェアトレード’だったり、‘エコ’という意識も持っておられるという、消費者のニーズを感じたことも大きな成果です。
ちなみに、私たちの商品を作ってくれている団体Talleres de Nazaretのシスターたちも、ちょうどマニラにいるということで訪れてくれました!
バザーのあとは、出展されたNGOのメンバーとこのバザー告知や宣伝などをしていただいたプライマー編集部の方たちと懇親会がありました。
意見交換や情報交換ができたので
今後の活動にプラスしていけたらいいなと思います。
最後に、私は全く写真を撮り忘れました。。
そのため、おまけとして新商品の写真を。
DSCF4367.jpg
詳細の公開は、もう少しお待ちください♪
(A)
2009年07月06日.Mon / 19:20
DSCF4368.jpg DSCF4372.jpg
先日の告知とおり、
フィリピンで2回バザーを行いました。
この活動は「いっぱい売るぞ!」というより
フィリピンでのニーズはどうなのか、
というフェアトレードにおいてのマーケティングが目的。
まず私たちの活動地域ネグロス島にある
州都バコロドの小さなモールで行われたバザーです。
DSCF4365.jpg 木村さんが手伝ってくれました^^
DSCF4363.jpg 写真で活動内容もアピール
ここでは、お客さんはすべてフィリピン人。
客層は、どちらかといえば富裕層の人たち。
他の人たちが扱っているのは古着が多かった中で、
私たちはジュースパックのリサイクル商品。
最初から注目をひくことは多かったです。
「日本人が売っている」というのも、注目でした。笑
フィリピン人のお客さんからは、
「かわいい」「おしゃれ」「良いアイデアね」
と褒めてもらえることが多く、
想像以上に環境に関心を持っていはりました。
子どもたち、特に女の子にも大人気。
ただ、やはり価格が高かったようです。
ここでは まだフェアトレードの概念も知られていないし、商品を選択できる人も限られている現状。
そのため、売れた商品は小物が多かったです。
利益には繋がらなかったものの、
フィリピン人の反応を垣間見れて
大きな収穫がありました^^
次回は、マニラで行われたバザーについてです!
(A)
先日の告知とおり、
フィリピンで2回バザーを行いました。
この活動は「いっぱい売るぞ!」というより
フィリピンでのニーズはどうなのか、
というフェアトレードにおいてのマーケティングが目的。
まず私たちの活動地域ネグロス島にある
州都バコロドの小さなモールで行われたバザーです。
DSCF4365.jpg 木村さんが手伝ってくれました^^
DSCF4363.jpg 写真で活動内容もアピール
ここでは、お客さんはすべてフィリピン人。
客層は、どちらかといえば富裕層の人たち。
他の人たちが扱っているのは古着が多かった中で、
私たちはジュースパックのリサイクル商品。
最初から注目をひくことは多かったです。
「日本人が売っている」というのも、注目でした。笑
フィリピン人のお客さんからは、
「かわいい」「おしゃれ」「良いアイデアね」
と褒めてもらえることが多く、
想像以上に環境に関心を持っていはりました。
子どもたち、特に女の子にも大人気。
ただ、やはり価格が高かったようです。
ここでは まだフェアトレードの概念も知られていないし、商品を選択できる人も限られている現状。
そのため、売れた商品は小物が多かったです。
利益には繋がらなかったものの、
フィリピン人の反応を垣間見れて
大きな収穫がありました^^
次回は、マニラで行われたバザーについてです!
(A)
2009年07月03日.Fri / 21:07
だいぶ前のことになってしまいましたが、6月19日にカワヤンのNESCAのナーサリーとCalilingの植樹サイトを視察に行ってきました。どちらもJICA草の根技術プロジェクトのサイトです。
NESCAは、西ネグロス州の州立農業大学校みたいなところで、農業・畜産などのコースがあります。いろんなところにキャンパスがあって、カワヤンキャンパスは小さな農場と家畜小屋を備えています。この大学の学生に授業の一環として苗木を育ててもらい、地元のコミュニティーの人と一緒に植樹を行うという試みを行っています。
去年の10月くらいからナーサリーを立て、苗木作りをすすめていましたが、苗木が枯れたり、大きくなった苗木を子供に投げられたりしてなかなか植えられる状態にならなかったそうです。ようやく苗木が育ってきたということで、視察に行きました。
P6190007.jpg 学生が作ったナーサリー
P6190002.jpg ラピスラピスの苗木がたくさん・・・
これらは近くの養殖池跡地に自然に生えている親木から種を採ったりや実生(自然に芽を出しているもの)をほって採ったりしたそうです。大きくなっているやつを選んで6月23日の環境週間の時に植樹することになりました。
ちなみに、この日は、NESCA Cauayanの10周年記念だったらしくパレードがにぎやかでした。
さて、午後にはCalilingに行ってきました。ここは、第47回植樹ツアーでNESCAの学生たちと植樹をしたところです。ツアーに参加した人、覚えていますか?
ここには、新しいナーサリーができていました。
P6190020.jpg 植えたばっかり。かわいい芽が・・・
この苗木を、8月の第50回ツアーで植樹する予定です。
植えた苗木は・・・
P6190027.jpg 砂に埋もれているけど、何とか生きています。
風が強く、砂が運ばれてきたようです。
P6190028.jpg 全体はこんな感じ。まだたくさん残っています。
P6190025.jpg バカウを植えたところはこんな感じです。
泥地に比べて成長が遅いものの、何とか生きているという感じです。
この背中が写っている人が中心に、毎日植樹サイトに来てゴミをはずしたりする作業をしているそうです。暑い中大変な作業ですが、もしゴミを取らなかったら波に当たって苗木が折れてしまうので、必須の作業です。今のところ、バカウもほとんど死なずに生きているのはこの人のおかげですね。
8月の植樹に向けてさらに苗木を増やすように頼みました。目標1000本。みんなで植えるのが楽しみです!
(マ)
NESCAは、西ネグロス州の州立農業大学校みたいなところで、農業・畜産などのコースがあります。いろんなところにキャンパスがあって、カワヤンキャンパスは小さな農場と家畜小屋を備えています。この大学の学生に授業の一環として苗木を育ててもらい、地元のコミュニティーの人と一緒に植樹を行うという試みを行っています。
去年の10月くらいからナーサリーを立て、苗木作りをすすめていましたが、苗木が枯れたり、大きくなった苗木を子供に投げられたりしてなかなか植えられる状態にならなかったそうです。ようやく苗木が育ってきたということで、視察に行きました。
P6190007.jpg 学生が作ったナーサリー
P6190002.jpg ラピスラピスの苗木がたくさん・・・
これらは近くの養殖池跡地に自然に生えている親木から種を採ったりや実生(自然に芽を出しているもの)をほって採ったりしたそうです。大きくなっているやつを選んで6月23日の環境週間の時に植樹することになりました。
ちなみに、この日は、NESCA Cauayanの10周年記念だったらしくパレードがにぎやかでした。
さて、午後にはCalilingに行ってきました。ここは、第47回植樹ツアーでNESCAの学生たちと植樹をしたところです。ツアーに参加した人、覚えていますか?
ここには、新しいナーサリーができていました。
P6190020.jpg 植えたばっかり。かわいい芽が・・・
この苗木を、8月の第50回ツアーで植樹する予定です。
植えた苗木は・・・
P6190027.jpg 砂に埋もれているけど、何とか生きています。
風が強く、砂が運ばれてきたようです。
P6190028.jpg 全体はこんな感じ。まだたくさん残っています。
P6190025.jpg バカウを植えたところはこんな感じです。
泥地に比べて成長が遅いものの、何とか生きているという感じです。
この背中が写っている人が中心に、毎日植樹サイトに来てゴミをはずしたりする作業をしているそうです。暑い中大変な作業ですが、もしゴミを取らなかったら波に当たって苗木が折れてしまうので、必須の作業です。今のところ、バカウもほとんど死なずに生きているのはこの人のおかげですね。
8月の植樹に向けてさらに苗木を増やすように頼みました。目標1000本。みんなで植えるのが楽しみです!
(マ)
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