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世の中、変わるものですね。

少し前から密林で最近の大河ドラマが配信され始めました。「どうする家康」を視聴していたら2日くらい前に再生不可になり、またシステムエラーかよ!と思っていたら、再生可能になった途端、スマホや映画の宣伝が入るようになりました。

ああ、そういうことですか。システム改修中は視聴不可だったのですね。

正直申して、密林経由で公共放送を見ていたら、金払えと言われたら嫌だなと思っていましたが、間に宣伝が入るってことは、多分それは無いのだと思います。こちらも密林に金を払っていて、尚且つスポンサーから広告料を徴収しているにも関わらず、受信料払えってことにはならないでしょう。

推測ですけど、公共放送的には、視聴者数の絶対数が欲しいのだと思います。放送電波を通じて番組を視聴している世帯数が激減しつつある現状において、個別視聴の絶対数を確保することで統計上の実績を作り、公共放送であり続けたいのでしょう。

人口減、少子化、若年層はスマホで動画を視聴しますから、昭和の感覚のままだと生き残れません。むしろ、遅過ぎたくらいです。遅れたのは、民放の反対が大きかったからだと推測されます。公共放送は全国統一組織なので今後の激変に柔軟に対応可能ですけど、民放の地方局は潰れますからね。地方局の背後には大手新聞社、地元の政治勢力が絡んでますから、かなり面倒なことになるでしょう。

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以下は、「どうする家康」の途中までの感想です。

今のカツラとか老けメイクの技術って凄いんですね。あと、照明や背景のCGも凄過ぎて、昭和世代には違和感すらありました。我々が思い描く大河ドラマって、渋谷のスタジオの中で作られた箱庭劇で、平坦な絵を役者のキャラで何とかしてる感じでしたので驚きました。

一番凄いのは脚本です。新解釈の戦国絵巻は見事で感心の連続でした。

少し違和感を感じたのは、「エビすくい」の扱いです。自分が小学生の頃までは、ああいう地域ごとの芸能、あるいは個人の名人芸、アカペラで歌うのが宴会の山場で、決して嫌々やるものでもありませんでしたし、蔑みの対象でもありませんでしたし、凄く盛り上がったのです。むしろ、上に立つ者が、飲んだくれてバカバカしい姿をさらすのは器の大きさの証でした。

それを変えたのはカラオケです。昭和50年代に8トラックのカラオケが飲み屋や家庭に普及して、先のような宴会芸は一気に廃れました。「どうする家康」の脚本家は、少し若くてそういうことを知らないのかなと思って検索したら...

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なんと自分と同じ年で、東海大学の同輩でした。へぇー、全く同じ時期にあの学校に通ってたんだ。でも、厚木出身なら同じ年でも生きてた世界が違いますよね。こちらは四国の山奥の土建屋のせがれだったので、戦中世代のオッサン、ジジイ共が下品な宴会芸を披露する姿を見て育ちました。

昔はカラオケみたいな便利な道具は無かったので、ハシ、ツマヨウジ、ザル、手拭い、縄、ビール瓶、傘、扇子、一升瓶といった身近な道具と個人の芸・度胸を合わせ技にして、いかに笑わせるかで、人間の値打ちが結構決まったのです。

晩年の秀吉の姿は、うちのオヤジの最期の姿そのものでしたね。頭が全く回っていなくて、博打の感覚で事業をやっていたので、こんなバカに関わっていたら死ぬと判断して見捨てたら、即、農薬を飲んで死にました。29年前の9月24日のことです。

追記
これがあのジャニーズ騒動の最中に放映されていたかと思うと笑えますよね。

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