日刊・兵頭喜貴 八潮秘宝館公式サイト

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今日は、久しぶりの休みだったので、13時に難病受給者証の更新手続きを行うことを思い立ち、予定通り17時までにやり遂げました。

13時 今日の予定を決める。
13時15分 川向かいのクズ鉄屋に鉄を売りに行く。
13時25分 市役所の出張所で住民票と課税証明書を発行してもらう。
14時 大学病院に電話して臨床個人調査票が出来ているかどうか確認する。
(14時にならないと電話応対してもらえません)
15時過ぎ 臨床個人調査票を受け取る。
16時頃 会計を済ませて帰宅(待っている間、書類の必要事項を記入)
16時半 必要書類を複写
16時58分 最寄りの郵便局から更新に必要な書類を郵送
(簡易書留で送らねばならないので郵便局の窓口に行く必要があります)

誤差2分。まずまずの出来ですね。難病患者を10年やっていると煩雑な手続きにも慣れました。でも、ローソンのコピー機の使い難さには閉口しましたね。二度と使いたくありません。

さて、以下は難病受給者証の提出物チェックシートです。

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住民票、課税・非課税証明書、生活保護受給証明書、収入状況申告書やら健康保険証のコピー等の提出が求められています。

我々難病患者が生きている世界では、マイナンバーカードは、ほぼ機能していません。この春から、保健所とハローワークがマイナンバーカードを通じて少し繋がったらしいですけど、ハローワークで難病の受給者証を見せれば事足りますし、そもそも難病の受給者証がマイナンバーカードに統合されていません。

通院している大学病院はマイナンバーカードに対応していなし、自治体と大学病院と保健所のシステム統合が全く進んでいないし、保健所の内部はマイナンバーカードに対応する気0だし(おそらく予算が無い)、難病の治療費の記録は、未だに黄色い手帳に手書き記入だし(しかも、それを複写して提出です)...

健康保険証の廃止なんて無理でしょう。まずは、全ての役所で既に割り振られた個人番号を使用するようにシステムを改めるのが先なのに、そっちは全然進んでないですよね。保険証も免許証も難病も年金も生活保護も障害者も個人番号も全てバラバラなのです。それで上手く行く訳がありません。システムが根本的に違うのですから、カードを作っただけでは何も意味はありません。

今時、ICチップ入りのカードでシステム統合しようなんて考えが古いですし、国力が衰退したこの国では無理ゲーなんです。根本的発想が全て間違ってるし、仕事が遅いんですよ。

自分個人は、行政のシステムが統合され、効率化と都市部における公務員の大幅削減を実現することで、財政再建・減税が行われることを望んでいますけど端から諦めています。

中央省庁は各省庁の権益拡大と維持しか考えていないし、地方自治体は公務員の採用が政治案件になっているので、なるべく役人を減らしたくないのです。やってる側が望んでいないことを自らやる訳がありませんし、日本政府はあのカードでどれだけ行政が効率化され、公務員を何人減らすことが可能になり、国民負担が幾ら減らせるか具体的に説明したことがありません。

マイナンバーカードで幾らか効率化される部分はありますけど、既にポイントと称して多額のお金を配っていますし(2万円配るためには3万円近い経費がかかっていると予想しています)、システムの維持には莫大な予算が必要です。結論から申して、あのカードでは国民負担は減りません。むしろ、事務負担が増える上、細かい部分まで課税されて困る人が増えると思います。

任意だった行政サービスが実質的に強制化されつつあるのに、我々難病患者は最初から蚊帳の外だし、政府はどう考えても無理なことを言ってるしで、冷ややかに観察させてもらってますよ。

無理なことに金を使って増税されるくらいなら、最初から何もしない方が良いのです。

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