日刊・兵頭喜貴 八潮秘宝館公式サイト

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大晦日にこれを買いました。

スクリーンショット 2023年12月31日 19.09.19
Opteka 6.5mm f3.5

新品は怖いし(密林のレビュー見たら、ニコン用と買いてあるのに、写真はキヤノンEOSマウントで、ニコン用を頼んだらEOSマウントが届きましたという被害報告の連続です)、得体が知れない謎レンズに大金を使いたくなかったので、方々調べたら、あるルートから中古品を格安で入手出来ました。敢えて金額は書きませんが、1万円切ってて送料無料でした。

安いのには理由がありました。まず、露出計が連動しません。それどころか絞りそのものが連動しません。絞るとファインダーは暗くなります。もちろんAFなんて使えません。フォーカスエイドすら使用不可ですし、そういうレンズは、通常絞り込み測光で行けちゃうんですが、何故かそれもダメだったですね。6.5mmですから、マット面でのピント合わせなんて目の弱ったジジイには夢のような話です。

ざっくり記すと、単なるレンズで、絞り羽が内蔵されている以外は、一切の機能がありませんし、何も自動化されません。要は使う人を選ぶレンズです。なので、買ってすぐに手放す人が多いのでしょう。お陰で安く買うことが出来ます。

まぁ、この焦点距離ならば目測で使うのが当たり前ですし、露出なんて勘とモニターでの確認で合わせられます。労力と勘と時間が必要なだけで、全然使えます。

DFH_2492
詳細不明だったので、まずはFX機に付けてみました。うわーって感じですし、思い切りケラれてますね。DX機用のレンズだったのです。

DFH_2491
でも、135サイズで6.5mmは扱い難いですから、仮にFX機用だったとしても、DX機で使うつもりでした。DX機だと135サイズ換算で10mmになります。

以下は、D3400で撮影した写真です。

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元々、こんな感じで、城内の様子を撮るために買ったのですけど、結果は良好でした。対角魚眼は面倒な光学補正をそもそも放棄しているので、解像度は高くなる傾向があります。このレンズもそうでした。逆光耐性も色収差も特に問題ありません。焦点距離が極端に短いので低速シャッターで撮っても解像能の範疇に収まります。なので、城内撮影用レンズとしては、ある意味最強です。

HY4_2982
HY4_2983
HY4_2984

逆に考えれば、ここまで作りが簡素だと故障する確率も低いでしょうし、当館の記録用レンズとして、これから大活躍するでしょう。操作の煩雑さも大判に比べれば何て事ありません。フルマニュアルなんて昔は当たり前でしたから、昭和生まれのジジイにしてみれば朝飯前です。

結果から申して、これで1万円以下なら元は取れますし、こういう個性が強いレンズは、仕事で個性が強い人達を撮る際にも使えます。

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