日刊・兵頭喜貴 八潮秘宝館公式サイト

八潮秘宝館館主にして大日本ラブドール党総裁の兵頭 喜貴(ひょうどう よしたか)公式ブログにして個人新聞 スマートフォンで閲覧する方はブラウザーの設定を【PC版サイトを表示】にして下さい。広告が非表示なります。

4月のデパートメントHは、下着売りのオッサンをやらせて頂きました。オーストリアの有名ブランドWOLFORDの婦人下着、パンスト、靴下を販売させて頂きました。

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以下は、会場に掲げたブースの但し書きです。


震災の翌日に亡くなった友人が収集した婦人下着コレクションを販売しています。収益金は義援金として日本赤十字に寄付させて頂きます。

大震災の翌日、新宿の自宅でUのオヤジが息を引き取りました。享年61。便所に入ったら、急に具合が悪くなり、そのままあっと言う間に亡くなったそうですから、比較的楽な死に方だったようです。
4年程前に肥大化した心臓を半分にブッタ切る大手術を受け、以後アムロのお父さん(後半)みたいな感じだったんですけど、やはり長生きは出来ませんでした。マッドドクターに「余命3ヶ月を3年に伸ばすだけです」と言われて「金も無いし、痛いは思いはしたくないのでこのままでいいです」と駄々こねながらも手術したんですが、本当に医者に言われた通りになりました。Uのオヤジは、はっきり言えばキチガイでした。高校の修学旅行で酒盛りやって、翌年の修学旅行を中止にしたとか、人生で勤労した経験がほとんど無く、この四半世紀は完全にニートだったとか(嫁も子供もいるのに)、子供の頃から目茶苦茶三昧で、乱暴者で、趣味に生きる大騒がせ野郎だったそうですから、わざわざ、世間が大騒ぎしている真っ最中に死ぬというのは、いかにもあのオヤジらしかったようにも思います。

後日、「オヤジの趣味を理解出来るのは、兵頭さんしかいないので、とりあえず見てもらって、その後を判断して下さい」と息子に頼まれ、オヤジの部屋に通されたのですが・・・出るわ、出るわ、次々ととんでもない品が、それも高級な舶来品(注:ほぼWOLFORD、あとDiorが少し)ばっかり・・・息子もこんなに溜め込んでいたとは、この瞬間まで知らなかったそうです。Uのオヤジは、四半世紀ニートだっただけあって、趣味に投入している念の深いこと。もう、これは本当に凄い。今にして思えば、このオヤジの下にオイラが、遣わされたのは運命だったんでしょう。しかし、お気に入りのエロ写真を大量のファイルにまとめたり、コレクションをビニール袋に小分けしたり、やってることが自分と全く同じなんで、笑っちゃいますよ。本当に大笑いです。変態が死ぬと後始末が大変です。いや、本当に大変なんです。

というわけで、何とかオヤジのコレクションを有効活用して欲しいという遺族の申し出を実現するため、デパートメントHの皆さまにオヤジコレクションを分配することにしました。元値が張るモノが多いので、タダで配るというのもあれですし、上がりを懐に入れてしまうのも気が引けるので、熟慮の末、収益は震災の義援金として寄付させて頂くことにしました。よろしくご協力お願い致します。


以上、引用終わり。

断っておきますが、書いてあることは全て事実です。実際はもっと凄い話がたくさんあるんですが、とてもネットには書けません。チャリティーなんて大したものでもなく、生きている間、社会にこれと言って貢献することもなく、むしろ暴れて世間に迷惑を掛け続けたUのオヤジの「遺産」をせめて何かに役立て欲しい(また、母親や縁者に見つかる前に処分して欲しい)という息子の意思を最大限反映させた結果、そうなっただけです。


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アシスタントはキリちゃんにお願いしました。

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チンポチョコをくわえる姿が何とも卑猥です。


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向かって左はあの方です。オカマの節句にオカマデビューされました。先輩のお姉さま方になぶられてる姿に大笑いさせてもらいました。やっぱり、あの世界も縦社会でいろいろあるみたいですね。

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あの方にもオヤジコレクションを着用して頂きました。


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告知コーナーで舞台に上がってもらった後、「円奴さんが着てたの下さい」という女子が来店されたり、某先輩クィーンにも「円奴が着てたのがいい」とか言われました。やはり、着こなしの上手い方に宣伝して頂くと、即効果がありますね。

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オナンさん
「早く来て頂ければもっといいのがあったんですけど・・・」と言ったら「だったら早く教えなさいよ!」と怒られました。一応、ネットで告知しておいたんですけどね・・・


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「パンストと言えばダイアナ」と言われるくらいですから、もの凄い食いつかれようでした。サイズが合えば、全部買いたいくらいの勢いでした。ダイアナさん曰く、WOLFORDはパンスト界のフェラーリにして王様で、パンストフェチが最後に行き着く頂点。一足、50008000円するのに、数回履くと破れてしまうにも関わらず、その肌触り、履き心地に魅了されると病みつきになってしまう。だから、ユーザーの1割は男だ。と言うのですが・・・Uのオヤジも正に病みつきになった1人でした。但し、自分の偏った人間に関係内では、WOLFORDにヨダレ垂らして食いついたのは9割男だったんですけど・・・最近の若い女の子はパンスト履かないですからね。パンストはもはやオッサンの妄想にしか生きられないのかもしれません。

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オヤジコレクションが強烈過ぎて、イマイチ存在感の薄かったナオミ。とは言え、こういうときは彼女の出番ですよね。


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下着売り場と言えば、光るマネキンというわけで、ついに買ってしまいました。安物だったこともあり、質感が安っぽいのが気に入りません。百貨店の店頭にあるような立派なのが欲しいです。


義援金は15,720円集まりました。これから郵便局に行って送金させて頂きます。

コメント

コメント一覧 (1)

    • 1. まるやっこ
    • 2011年04月05日 01:49

    • 楽しかったぁ
      おつかれさまでした

      またしましょ
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