[フレーム]

選挙人の過半数を取ったのはトランプ氏。総得票数ではヒラリーさんが多かったらしい。日本の戦挙とはシステムが違うので、きのうはテレビを見ているだけだった。予想外の「トランプ、トランプ・・・」で、半世紀前の青春時代に、トランプゲームで遊んだ「ババ抜き」に似た「ジョーカー抜き」や「ポーカー」を懐かしく思いだした。

▼アメリカ大統領選を予測する専門家でも意外な結果だったという。そんな選挙戦を門外漢がテレビからみた選挙戦をふり返ってみた。全国遊説で政治家としての経歴も無いトランプ氏の爆弾発言は、「切り札」の筋書きがあったようだ。政策を語らず、相手のメール事件などをネタを攻撃をして喧嘩を売る。

▼この「ポーカーフェース」の戦略に、ヒラリとかわせずに、まんまと乗ってしまったアメリカ初の女性大統領候補だった。この「トランプゲーム」は、欧州から日本に16世紀ごろ伝わったらしい。本場では「プレイング・カード」と言うが、世界で「トランプ」と言うのは日本だけらしい。欧州ではトランプを「切り札」と呼んでいた。

▼「ポーカー」の札の組み合わせで最強は、「ロイヤルストレートフラッシュ」から始まって9番目の「ワン・ヘアー」まである。「A・2・3・・・10・J・Q・K」の13枚が4組(スペード・ハート・ダイヤ・クロバー)で52枚とジョーカーを加えると53枚のカードがある。

▼トランプカードには、ランク付けがある。1のスペードは貴族、2のハートは僧侶、3のダイヤは商人、4のクロバーは農民の意味があるから、トランプ氏は不動産王の「ダイヤ」の商人。ヒラリーさんは、ファースト・レディーの上院議員で元国務長官という、「スペード」の貴族でもある。

▼スペードのカードを持つクリントンさんが負けたのは、トランプ氏の「切り札」でもある「ポーカーフェース」に翻弄されて、負けたのであろう。

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット

↑このページのトップヘ

traq

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /