「スマホ時代の子育て」
きのうのインターネット画面の「総合ニュース」欄にある、注目される各新聞のトップニュースを見る。海外では「北ミサイルに警戒」、「増え続ける慰安婦像・放置する韓国政府」、国内の「罠ではない、甘利氏辞任の裏舞台」、「石原氏は得意じゃないかも・麻生氏」、「バス転落・シフトダウン失敗の声」、「スペインにマックが500店しかない訳」、「澤ママ、エッセーで衝撃告白」。
▼ご当地の新聞のトップニュースは、「日銀初のマイナス金利」だった。預金したら金利を取られるという、これまでの常識が真逆になった。わが身には縁の薄い預金のことだから、実質無関係である。単純な疑問は、「誰も預金しないだろうが、そのお金はどこへ回すのか」。
▼今年になって、「マイ・ナンバー制度」の「カード作製」が市役所でも受付が始まった。希望者だけらしいが、どんな時に必要なのか今一分からない。どうも、預金時に必要らしい。預金者が名前を変えての預金口座を、一つにすることに意義があるらしい。
▼いくつかの銀行預金で、個人名義の隠し財産を一つにすることによって、課税対象になるという。それと、「マイナス金利」との因果関係があるのか、ないのか。預金の無い者からすると無関心と言わざるを得ない。
▼それより、女子サッカーを、世界一までに盛り上げた「澤穂希さん」の、母親が書いた「子育てエッセー」に関心がある。「チャンスの波に乗りなさい」といい続けた。そして、男の子ばかりのサッカーチームでイジメにあった時には、「やられたらやり返せ」とも、激励したという。
▼幼児がスマホで遊ぶ時代。スマホは子育てには必要ないと思うが、これが今、社会現象を起こしているという。成長するわが子がスマホに夢中になっていて、家族との会話ができない。母親や爺ちゃんや婆ちゃんがうろたえているという。おかしな世の中になったものだ。
▼2月20日。加賀市民会館で、ジャーナリスト「石川結貴さん」が「スマホ時代の子育て」を講演するポスターを見た。爺さんの立場で、聴いてみたいものだ。