「早起きは三文の徳」
「早起きは三文の徳」。懐かしい言葉が浮かんできた。今朝も3時に起床。こんな習慣がついてからもう何年も経っている。人は年寄りの典型的な条件だと言うが、あえて抵抗しない。睡眠時間は、たっぷりの6時間だから、すっきり眼が覚めている。そんなに早く起きて何しているのかと、すこし若い年代から聞かれるが、笑って答えない。
▼人はそれぞれの時間を楽しむパターンがある。大きなお世話だと言いたい。起きるとパソコンにセットした軽音楽を聴きながら、インターネットのニュースを拾い読み、きのう発信したブログをチェックする。めったにないが「いいね」のコメントがあれば、誰から発信されたかも見る。
▼三日前のブログに対して、東広島市のSさんから丁寧な謝礼のコメントを頂いた。この場を借りて、来年の9月2日、加賀で開催される「赤瓦の里・セミナー」で、お会いできますように楽しみにしています。そして、カープの赤い応援手ぬぐいを見せてください。
▼少し肌寒くなった足元には、使わなくなったゴルフボール2個を足裏で転がしている。「足裏マッサージー」をしながら、分解した「智恵の輪」を組み立てているが、これに手こずっている。もう2時間も経っている。
▼遊びをあきらめて、2週間も前から友人に借りた近代歴史の裏話「二人で一人の明治天皇・松重楊江著」に目を通す。歴史には、表もあれば裏もある。若いころに読んだ「吉川英治の三国志」を、あらためて見直している友人がいる。彼との雑談の中で「劉備・関羽・張飛」がよく話題になる。
▼時代は変わっても、人間の考えることには大差はない。清廉潔白な人間の生き方もある。極悪非道で手にした地位や財産は、やっぱり長くは続かない。「人生五十年」だった時代もあったが、今は、少し伸びても、健康でひとり歩きができる「八十年」ぐらいだろう。「敬老の日」に目覚めて思ったことは、今日も眼が覚めて「よかった」。