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爽やかな秋の風を感じる。と、言いたいところだが、季節の変わり目は空模様も忙しく変わる。同じころ南の台湾には「スーパー台風」が猛威をふるい、被害も出ている。その後に発生した台風は、日本列島に向かっている。また、いつなん時、明日はわが地区にも、避難警報が出るかもしれない今日このごろである。

▼新幹線の金沢開通が騒がれて、もう、1年半経過した。「速い」例えの新幹線は、時の早さにも感じる。だが、JR大聖寺駅からの乗り降りする人の数は、いつもと変わらず通勤者だけの静かな城下町の駅でもある。

▼そんな人通りの少ない駅前に、3カ月前に発足した「若手起業家支援センター」のサロンは、静かに確実に人の出入りがある。毎週水曜日の夕方から開かれる「定例勉強会」には、メンバー6名が顔を出し、いくつかの課題に向かって前進している。

▼開設オープニングを兼ねて、加賀市の恵まれた自然に育まれた歴史文化を、再発見するための講演会を開いた。そして、旧盆過ぎに片野海岸で開催した「ぐるっと周る加賀の魅力発見」の第1回は、「日本海の夕日と瞑想」をメーンテーマーに開催された。

▼2回目は、9月21日の「霊峰白山が柴山潟に映える湖畔で瞑想」で行われる。10月の3回目も準備中である。「竹の浦館」での食文化を体験しながら、北前船船主の里での勉強会を企画している。来年の3月までを目どに予定している。

▼「女心と秋の空」と、変わり目のはやい男心と入換えた「駄洒落句」も死語になったようだ。そんな時代に生きてきた世代を祝う「敬老の日」が近い。そして、「彼岸の中日」も迎える「秋のゴールデンウィーク」は気ぜわしい。

▼確か23日が「秋分の日」だと記憶していたが、今年の暦は一日早くなっている。最近、その違いを気づいた。何のことはない、4年毎にある「閏年」のせいだという。来年には、「敬老の日」に招待される。うれしくもあり、まだ行きたくもない、老人のこころ。

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