浅間山から野川公園4/5
続きます。
黄蛇イチゴの葉。
ヘビイチゴは毒があるから食べられない...と思われがちですが、
じつは無毒で食べようと思えば食べられます。
その代わり、見た目の鮮やかさとは裏腹にほとんど無味で、
草特有の青臭さがわずかに感じられる程度です。
さらに、スポンジのようにスカスカで食感もイマイチです。
名前も、人ではなく蛇が食べるものだという発想から来ていますが、
やはり味の悪さが関係しているのかもしれません。
これが蛇イチゴの実です。
R-P5080130蛇イチゴの実
ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)は、ハエドクソウ科の多年草。
別名、サギゴケ(鷺苔)。
ただし、本種の白花に限ってサギゴケということもある。
和名は、花が紫色で、形がサギ(鷺)に似ていることから。
花期は春-初夏。
花は紫(たまに白)で、中央の黄褐色の部分に毛が生えている。
花の上唇は深裂するが、裂け目の角度が浅くわかりにくいことがある。
ヤエムグラ(八重葎)は、アカネ科の越年草。
道端の雑草としてごく普通にみられる。
種子はひっつき虫の性質も持つ。
茎には下向きの棘があり、他の植物に寄りかかり、
棘を引っ掛けながら立ち上がる。衣服などに付着するので、
これを切り取って服に付ける子供の遊びがあった。
また、果実には鉤状の毛が生えており、これも衣服などに付着する。
これは種子散布に関係するものと思われる。
R-P5080134ヤエムグラ
サンシュユノ木。
ちょっと見,百日紅の木に似ています。
R-P5080138サンシュユノ木百日紅に似ている
ヒメジオンが一面に咲いています。
R-P5080140
R-P5080141
姫ユズリハの雄花。
同属のユズリハより全体的に小さい。
枝先に葉を束生する。葉は楕円形で革質、特に若いときにごくあらい
鋸歯を見せることがある。
葉柄は長く、葉の付け根で少し曲がる。葉柄がきれいな赤に色づかない。
雌雄異株で、花期は5月頃。
11月頃に果実は黒紫色に熟する。
R-P5080147姫ゆずりはの雄花ハクンボクの花。
ハクウンボク(白雲木)はエゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木。
別名、オオバヂシャ、オオバジシャ。
花は直径2センチほど 開花時期は5〜6月。
5月〜6月にかけて白い小さな花が群がるように咲き、
その様子が白雲に似るとしてハクウンボク(白雲木)と名付けられた。
虫を見つけました
タケウチオゲアワフキ。
初めて見ました。
背中に黒くて長い棘が突き出ていて、まるでツノゼミのようですが、
こちらの方がズーっとインパクトがあります。
大きさは5mm程度で、シナノキ・ヘラノキの周辺で見られます。
カメムシ目トゲアワフキムシ科の昆虫です。
頭と胸部は真っ黒でごつごつしています。
胸部から巨大な棘が立ち上がりお尻まで達しています。
R-P5080155
辺りの景色。
R-P5080158
浅間山から野川公園4/5回目終わります。