鉄道博物館 三回目 最後です。
蒸気機関車のボイラー部分が見える様ににしてあります。
左の青い部分が水管で(水が温められて蒸気になる管)左の赤い部分が火室です。
ふつうあるボイラーは炎が管の中を通る水管式ですが、蒸気機関車のボイラーは
煙管式です。
詳しく知りたい方、此の辺りを見てね。
RP9032352 これは「炭水車」青色の部分に水がたまっていることを示しています。
RP9032377 ピストン部分。
シリンダー武に蒸気を前後に交互に送り込むように上手くできています。
RP9032378 旧、国鉄時代の101系電車。
RP9032386 この社内、なぜか懐かしい。
エアコンは無い、扉間のシートは7人掛けで狭かったな。
RP9032385 通称ムーミン。
この機関車は最近2015年4月1日からの展示です。
この転車台は以前はSLが乗っていました。
下にも記したが電気機関車なのに転車台で方向転換しなければならない
その稼働を見せるために取り換えたのでしょう。
1936年(昭和11年)に日立製作所、日本車輌製造・東洋電機、
川崎造船所・川崎車両で1両ずつ、計3両が製造された。
製造当初は
沼津機関区に配置され、特急用として「つばめ」「富士」の牽引を中心に、
他の旅客列車や小荷物列車の牽引にも使用された。
しかし、最高速度95km程度では流線形による空気抵抗低減の効果が
出ないことや、終端駅では電気機関車であるにもかかわらず
転車台により方向転換をしなければならないこと、
スカートを装着したことで保守に手間がかかることなどにより、
わずか3両で製造を打ち切られた。RP9032291 此れも懐かしい「特急ひばり」
初めて乗った時、なんて格好に良い先頭車両だと思ったな。
上野、仙台間を東北線経由で走りました。
1982年6月の東北新幹線大宮開業でこのひばりの名前は無くなり
やまびことなってしまった。
在来線、上越線特急「とき」もこの183系だったと思う。
特急あいづ号のヘッドマークに取り換えようとしている駅員さんの
姿を再現している臨場感たっぷりな展示が面白い。
RP9032397 車両の内部。
RP9032396 40系車両、この展示は「クモハ40」。
国鉄40系電車は、1932年(昭和7年)から1942年(昭和17年)に
かけて日本国有鉄道の前身である鉄道省が製造した、
鉄道省の電動車としては初めて全長20m級の鋼製車体を採用した電車である。
行き先表示板が「立川」と言うのが面白い。
始発駅はどこだったのだろうか。
RP9032330 社内の様子、エアコンはおろか扇風機すらなかったんですね。
左側の箱状の部分が運転室です。
RP9032329 1956燃11月19日運転開始の三等寝台車が連結されたあさかぜ。
日本の鉄道史に残る戦後初の寝台特急です。
戦前の「富士」の復活とも言われたこの列車は、大人気を博しました。
今の若者には信じられないだろうが当時は山陽本線、鹿児島本線内を
SL(蒸気機関車)牽引だった。
東京博多間を17時間25分で走った。
RP9032300 寝台は三段になっていました。
上段と下段の料金が違っていた気がするが、記憶違いかな
私も乗ったことがあるが最上段は激しく揺れた記憶がある。
友人が「寝台車じゃない・・振動車だな」と言ってました。
夜が明けて、目が覚めてみた山陽本線の瀬戸内海の景色がすばらしかったね。
RP9032302 運転、シュミレータコーナー。
五種類の車両が有り、特に人気はD51のシュミレーターです。
RP9032401 子供に体験させていた家族連れ。
RIMGP5409 此れで鉄道博物館を終わります。
何回か訪れていますが、何度訪れても楽しいね。
また行くたびに「これは前回見落としていた」という
新しい発見もあるしね。
ボランティアガイドの方はJRのOBの方だと思いますが
それぞれ得意分野が有り、説明する内容(場所)がかなり違います。
人を変えて何回か聞いてみるのもいいでしょう。
今回は主に車両の展示を紹介しましたが、これだけでなく
鉄道の仕組み、部品、プレート等等、たくさんの展示品が有ります。
時間に余裕を持って一日かけてゆっくり見学することを
お勧めします。
レストラン、弁当なども充実しています。
また天気が良ければ、屋外で、またランチトレインで、
持参したお弁当を食べることもできます。