六義園1/3
写真は三回に分けて貼ります。
集合場所のJR駒込駅。
駅構内の掘割の斜面にあるつつじの植栽が有名で、これにより関東の駅百選にも
認定されている。
バリアフリー対応のためエレベーターやエスカレーターの設置工事が行われた際、
工事の支障となる北側斜面のつつじの一部が伐採された。
その後、可能な範囲でのつつじの新規植栽がされた。
駅周辺にはツツジが満開でした。
花びらの上に向かって赤い模様があるが蜜標です。
ツツジの花には、上方の花びらにだけ斑点があります。花びらにある斑点は、
一般に「蜜標」または「ガイドマーク」と呼ばれ、昆虫に蜜の在り処を教え、
花の思惑どおりに花粉を運んでもらうよう昆虫をガイドするためのものです。
このことはツツジだけでなくほかの花にもあります。
六義園に入りました。
R-P4241584
此処の枝垂れ桜は有名ですね、満開時一度くらいはご覧になったことがあると
思います。
説明版によれば昭和30年代に東京都によって植栽された桜で樹齢は70年ほどだ
そうですが、先生のお話では70年ではここまで大きくならないだろうと。
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サクランボが付いていました。
R-P4241591
これがこの枝垂れ桜の根元ですが、明らかに寄せ植えであることがわかります。
開花の時期に来てみると枝ごとに開花が異なるのがわかるそうです。
また秋に葉が枯れて落ちていくときにも枝ごとの異なるのを見ることが出来る
そうです。
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五葉アケビ。
私たちが普通アケビと呼んでいるものがこれだそうです。
三つ葉アケビと呼ばれるものもあるそうですが苦みがあるそうです。
R-P4241595五葉アケビ
隠れ蓑の葉。
黄色いのは昨年の葉で常緑樹でもこのように葉は新しいものに変わっていきます。
R-P4241596隠れ蓑紅葉古い葉
直径が1mほどもある樟の切り株からコンナ可愛い新芽が出ています。
R-P4241598楠
竹、バンブー。
タケ類にはタケ(竹)とササ(笹)とバンブーがある。タケとササとバンブーの
相違点を以下に挙げる。
地下茎の有無
地下茎で生育繁殖するタケ、ササとは異なり、バンブーは分蘖(株分かれ)に
よって株立ち状になる
竹皮の着生
タケは生育後落下するが、ササは生育後も着生している。
葉の形態
タケは格子目があるが、ササにはそれがなく縦に伸びる平行脈である。
開花
タケは約120年周期、ササは40年から60年周期でどちらも開花後には枯死する。
バンブーは、熱帯地方に生息し、外見がタケに似ているものの、地下茎が横に這わず、
株立ちになる
朴ノ木。
葉は横向きに出て日当たりを調整している。
R-P4241610朴ノ木葉は横向きに出て日当たりを調整する
此の直線道路は大名屋敷時代の馬場の跡です。
R-P4241611馬場だった
青木。
花が咲いた先に新しい芽が出る。
R-P4241613青木花の咲いた先に新芽が出る
藤代峠。
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藤代峠から見える景色は素晴らしいです。
R-P4241619藤代峠から景色
山桑の花。
R-P4241620山桑の花芽
躑躅、本霧島。
R-P4241623本霧島
R-P4241628
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田鶴橋。
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松の雄花(黄色い花粉が見える)と雌花が立ち上がっています。
そこに松ぼっくりが出来ます。
R-P4241645松の雄花とがったところが松ぼっくるになる
木の根っこ、踏まれて瘤になっています。
R-P4241647踏まれて瘤に成った根
躑躅、紫琉球。
R-P4241648紫琉球
黐躑躅(モチツツジ)
花の萼や柄、葉(両面)、若枝、子房、果実に腺毛が多く見られ、そこから分泌
される液滴によって粘着性を持つ。
野外ではここに多くの昆虫が粘着してとらえられているのが観察される。
この腺毛は花にやってくる、花粉媒介に与る以外の昆虫を捕殺して、花を昆虫に
食害されるのをふせぐために発達したものらしく、実験的に粘毛を剃ると、花は
手ひどく食害される。
また、ここに捕らえられた昆虫を餌とする昆虫も知られる。
ヤニサシガメなどのサシガメ類がよくここに居ついている他、
モチツツジカスミカメという、ここに専門に居つくカスミカメムシ科のカメムシも
知られており、自らは腺毛に粘着することなく、この上を自由に歩き回って
捕らえられている昆虫を捕食する。
八角蓮。
ハッカクレンは台湾や中国の深山の林床に生える大型の植物です。
太い茎の先端に大きな角のある葉を2枚広げ、葉の下に赤褐色の抱え咲きの花を
数輪咲かせます。
このハスに似た葉の角の数から「六角蓮」や「八角蓮」と呼ばれています。
気を付けてみないと、花は葉の影になって見落とします。
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出汐の湊付近の景色。
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六義園1/3一回目おわります