ルーシー
私は博物館の類は野次馬根性を満足させてくれるので大好きです。
郷土資料館などもよく行きます。
中でもお気に入りは上野の国立科学博物館と、同じく国立博物館です。
ちなみに両館ともなんと七十歳以上は常設展示は無料です。
展示品もよく入れ替えていますので、たまに訪れると「アラ〜」と
思うようなものが見られます。
また、特別展とは違ってほとんどの展示品が写真撮影が許可されています。
話は変わりますが今日の新聞におもしろいニュースが出ていたので紹介します。
「ルーシー」の愛称で知られる約318万年前の猿人の死因は「木から落ちたためだった」とする研究成果を、米テキサス大などのチームが発表した。
地上の生活が増え、木登りの能力が落ちた可能性があるという。論文が29日、英科学誌ネイチャーに掲載された。
ルーシーは、1974年にエチオピアで骨が見つかった猿人の女性。地上と樹上の両方で暮らした初期人類で、それ以前の猿人より二足歩行に適応していたと考えられている。
チームは骨をコンピューター断層撮影法(CT)で分析。腕や足首などの折れ方から、12メートル以上の高さから落ちて骨折した可能性があることがわかった。骨折が治った痕がなく、チームは木から落ちた直後に命を落としたと推定した。
科学者というものはよくこういうことにも関心を持つものですね。
猿も木から落ちると、言う諺もありますが彼女は猿ではなかったのですね。
昨日お会いした先輩が「疑問を持つことで知識が深まる」と言っていましたが
本当にその通りですね。
写真は今年の3月に科学博物館で撮った「ルーシー」です。
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