赤城自然園3/3回目 続きます。
山芍薬の実です。
ボタン科ボタン属に分類される多年草の1種。
花弁は白色で5-7枚、開花時期は4〜6月。
花が開いているのは3〜4日程度。
秋に実が熟すと結実しない赤色と結実した黒色の種子ができる。
和名の由来は、山地帯に生え全体がシャクヤクに似ていることによる.
R-P7265400山芍薬赤く避けた花 R-P7265402 こんな花です。
WEB上からお借りしました。
園芸種として販売されていますね。
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画像:無題]
白いオミナエシ(オトコエシ)。
オトコエシ(男郎花) は、オミナエシ科の多年草。
オミナエシ(女郎花)に姿形は似ているが、花の色は白く、姿は遙かに逞しい。
和名はオミナエシに対立させる形で、より強豪であることを男性にたとえた
ものである。
最後のエシは元来はヘシであり、またヘシはメシに変化する例もあり
そのため本種の別名としてオトコメシもある。
R-P7265410白いオミナエシ キンロウバイ (金露梅)
バラ科キンロバイ属の落葉小低木。
花期は6〜8月。分枝した各茎先にまたは葉腋に集散花序をつけ、
1〜数個の花をつける。
花の径は2〜2.5cm。花柄があり白毛が生える。
ときに白色のものがあり、白色のものはハクロバイ(別名ギンロバイ )
に分類される。
R-P7265420キンロウバイ フジバカマ (藤袴)とはキク科ヒヨドリバナ属の多年生植物。秋の七草の1つ。
原産は中国ともいわれるが、万葉の昔から日本人に親しまれてきた。
8〜10月、散房状に淡い紫紅色の小さな花をつける。
また、生草のままでは無香のフジバカマであるが、乾燥するとその茎や葉に
含有されている、クマリン配糖体が加水分解されて、オルト・クマリン酸が
生じるため、桜餅の葉のような芳香を放つ。 中国名:蘭草、香草
かつては日本各地の河原などに群生していたが、今は数を減らし、
環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)種に指定されている。
R-P7265417フジバカマ 名前がわかりません、どなたか教えてください。
R-P7265422 フシグロセンノウ (節黒仙翁)
ナデシコ科センノウ属の多年草。
和名の由来のように茎の節が黒褐色になり、茎の上部は分枝し、
まばらな軟毛がある。
花期は7〜10月。野草では珍しい色の朱赤色の花を、
分枝した茎の先にまばらに数個付ける。
R-P7265427フシグロセンノウ ソウシシヨウニンジン(
想思子様人参」
想思子とはマメ科のトウアズキの種子のこと。
トウアズキは中国名で相思豆と呼ばれていて、その実は赤く三分の一程度から
黒くなっていて有毒なのだそうですが、熱処理をすると毒性が減って生薬として
洗眼薬などに使用され、生薬名を相思豆の種(子)だから「相思子(ソウシシ)」
と言うのだそうです。
この種子にソウシシヨウニンジンの種子が似ているからということです。
トチバニンジンに似て居ますが分けて解説しているものが多いです。
R-P7265438 R-P7265437ソウシシヨウニンジン 展望台(と言っても高さ10ほどの高台)からの景色。
良い景色ですね。
R-P7265444展望台からの景色 ヤブカンゾウ(藪萱草)。
キスゲ亜科の多年草の一種。
広義にはワスレグサ属(別名キスゲ属、ヘメロカリス属)のことを指し、
その場合は、ニッコウキスゲなどゼンテイカもユウスゲもワスレグサに含まれる。
また長崎の男女群島に自生するトウカンゾウなどもワスレグサと呼ばれる。
ワスレグサ(忘れ草)は、花が一日限りで終わると考えられたため、
英語ではDaylily、と呼ばれる。
実際には翌日または翌々日に閉花するものも多い。
ムラサキ科のワスレナグサとは無関係である。
R-P7265448キツネノカミソリ ユウスゲ (夕菅)ススキノキ科ワスレグサ属に分類される多年草の1種。
和名は花が夕方に開き翌日の午前中にしぼみ、葉がスゲに似ていることに
由来する。別名が、キスゲ。
1本の茎の先端が花序が枝分かれして、レモン色のラッパ状の花を上向きに
次々と咲かせる
日本では本州、四国、九州に分布する。
田中澄江による『
新・花の百名山』
で榛名山を代表する花の一つとして紹介されている。
兵庫県 美方郡 香美町では
町花に指定されている
。R-P7265451ユスゲ この花の欠点としてはアブラムシがたかりやすい。
アブラムシがビッシリたかっています、気持ちが悪いですね。
R-P7265453ユウスゲにたかるアブラムシ 園内の雰囲気。
R-P7265456 先ほど通った池、反対側を通ります。
前に紹介したミソハギとハンゲショウが前方に見えます。
白い紫陽花が綺麗ですね、アナベルという種類です。
R-P7265457景色 紫陽花の先に読ま百合が咲いています。
この園は今の時期、ヤマユリが嫌というほど沢山咲いていました、
R-P7265458 ノカンゾウ(野甘草)
萓草の名はありますが、ユリ科の草本です。
漢方薬として有名な「カンゾウ」は「甘草」で、マメ科の草本で全く別種です。
夏に高さ60cm前後の花茎を立て、橙赤色の花を数個つけます。
花被片は、長さ7cmほどで6枚です。ただし、花色には変異が多く、
赤色の強いものもあります。
ほとんど結実しません。
属名や和名のワスレグサは、花の蕾(つぼみ)を調理して食べると、
心配事をすべて忘れる程美味しいことからきているという説と、
その美しい花を見ると憂さを忘れることからきているという説があります。
他にヤブカンゾウと、はま甘草というものがあります。
R-P7265461ノカンゾウ この花も名前がわかりません。
R-P7265462不明 マツカゼソウ (松風草)
ミカン科マツカゼソウ属の多年草。
花期は8〜10月。枝先に円錐状集散花序を出し、多数の白色の花をつける。
松風草の意味は、秋風に吹かれる草姿に、ある趣が感じられるということで
付けられたらしい。
葉の根元の色が薄いですね。
R-P7265464松風草葉の根元色が薄い お土産物売り場。
R-P7265466 赤城自然園の散策これで終わります。
此処には野生種だけでなく園芸種と思われる植物もたくさんありました。
何故だろうかと不思議に思いました
こういう事らしいです
経営理念の一部を紹介します。
HPより
1980年代に、西武セゾングループの堤清二氏が主導となって、
21世紀の課題「人間活動と自然の平和的共存」に挑戦し、自然の存在形態を発見、
創出して広く市民活動の発展に寄与することを目的として、開発された森です。
堤清二氏がデパートの屋上でカブトムシやオタマジャクシを初めて目にする子ども達の
姿にショックを受けたことが、開発のきっかけのひとつとも言われています。
「花を育てるのではなく、環境を整えることで植物が育つ手助けをする」
美しく快適な国民生活を創造するための総合自然観察園を目指し、およそ30年の
歳月をかけ、元はマツやスギの雑木林を、植生を入れ替え、環境を整備し続けて、
種類豊富な樹木や花々が生きる豊かな森に再生しました。
以上