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巨人・戸郷翔征 単独お立ち台で大城卓三へ感謝の言葉あふれる「大城さんのおかげ」 トゴタク尊い!

[ 2024年9月19日 22:08 ]

セ・リーグ 巨人6―0DeNA ( 2024年9月19日 東京D )

<巨・D>12勝目を挙げた戸郷はお立ち台でポーズ(撮影・西川祐介)
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巨人の戸郷翔征投手(24)が19日のDeNA戦(東京D)で8回4安打無失点と好投。2022年から3年連続、自己最多タイとなる今季12勝目(7敗)をマークした。

3年連続12勝以上は通算135勝の菅野智之も記録しておらず、球団では現在投手コーチを務める内海哲也が2011年から13年にかけて18勝、15勝、13勝して以来11年ぶりの快挙となった。

阿部慎之助監督(45)も「いやもう、戸郷のナイスピッチングだったと思います」「本当にピッチャー陣を引っ張ってくれていますし、中継ぎ陣を休ませるじゃないですけど、そういうのもしっかりやってくれてるんで、ホント頼りになるなと思って見てます」と手放しで感謝したエースの好投。

だが試合後、単独でお立ち台に上がった戸郷のコメントは8月8日の広島戦(東京D)から7試合連続となる先発バッテリーを組んだ大城卓三捕手(31)への感謝の言葉であふれていた。

「いやもうホントに毎回、野手の方がたくさん打ってくれて、点をくれるんで。ゼロを並べられて良かったです」とまずは初回の3点先取など6点の援護に感謝。

そして、延長12回の末に2―2で引き分けて優勝マジック9を初点灯させた前日から一夜明けたこの日のマウンドについて「いやもうホントに、延長12回だったんですけどね、中継ぎの方たちも必死に投げてくれたんで。きょうはなんとか8回、抑えたくて上がりました」と続けた。

そして、自身のこの日の投球について聞かれると「ホームランだけ避けて、あとはピンチで粘るってことを意識しながら。それができて良かったです」としたうえで、4回に2死一塁から突然乱れて宮崎にストレートの四球、続く桑原に初球死球で満塁のピンチを招くも無失点で切り抜けた場面については「大城さんが強気でリードしてくれたんで抑えられました」と"年上女房"に感謝。

さらには「毎回打ってくれて、守ってくれて...最高です!」と打線とバックの守備に改めて感謝した。

9月はここまで3戦3勝、21回連続無失点と好調を維持している。だが、「いやー、たまたまですけど」と謙遜しつつ「大城さんが凄い、いいリードしてくれているんで。そのおかげでゼロ点かなと思います」と戸郷。「ありがとうございます!」と大城卓に届けとばかりに笑顔で声を張り上げていた。

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