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巨人の優勝マジックは9→8に 戸郷"菅野超え"3年連続12勝 岡本和は4戦3発、25号2ラン

[ 2024年9月19日 20:52 ]

セ・リーグ 巨人6―0DeNA ( 2024年9月19日 東京D )

<巨・D>DeNAに勝利しファンの声援に応える巨人ナイン (撮影・白鳥 佳樹)
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4年ぶりVを目指す首位・巨人は本拠・東京ドームで4位・DeNAに快勝し、1分けを挟んで3連勝。貯金を今季初の16とし、前日18日に初点灯させた優勝マジック9を1つ減らして8とした。

巨人の貯金16は2020年9月4日以来1476日ぶり。この日試合のなかった2位・阪神とは再び2ゲーム差としている。

先発右腕・戸郷は8回4安打無失点の好投で2022年から3年連続、自己最多タイとなる今季12勝目(7敗)。

3年連続12勝以上は通算135勝の菅野智之も記録しておらず、球団では現在投手コーチを務める内海哲也が2011年から13年にかけて18勝、15勝、13勝して以来11年ぶりの快挙となった。

打線は初回に相手先発左腕・ケイの立ち上がりを攻めて一挙3点先取した。

1番・丸が初球を叩いて右中間二塁打を放ち、2番・浅野が四球を選んで無死一、二塁。初球から送りバントの構えを見せていた3番・吉川は4球目を空振りしたが、これに飛び出した二走・丸は相手捕手・伊藤が焦って二塁へ送球する間に三塁を陥れ、記録は三盗となった。

丸の三盗は巨人移籍後初で、広島時代の2017年4月14日阪神戦(甲子園)以来7年ぶり。伊藤の送球を見て二塁に戻らず、そのまま三塁へ向かった好判断が光っての三盗成功となった。

すると、吉川は次の球を右中間への適時二塁打とし、丸がガッツポーズをしながら先制のホームイン。4番・岡本和が3ボールから申告敬遠されて無死満塁となると、5番・大城卓が左犠飛して浅野が2点目のホーム生還を果たした。

そして、1死一、二塁で6番・モンテスは巨人ベンチ前に飛ぶ一邪飛。これに二走・吉川が果敢にタッチアップして三塁へ進むと、打球を処理した一塁手・オースティンが慌てて三塁に悪送球し、吉川が一気に本塁生還を果たした。

その後、3―0のままこう着状態となっていた5回には主砲・岡本和が直近4戦で3発目となる25号2ランを放ってリードを5点に広げ、8回にも敵失で1点加えて逃げ切った。

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