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「過去はこれほどまでに盗塁は上手でなかった」大谷翔平の走塁技術アップの背景は...ドジャース指揮官が分析

[ 2024年9月20日 05:30 ]

試合前にメディアの取材に応じるドジャース・ロバーツ監督(左、撮影・柳原 直之)
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ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が19日(日本時間20日)、敵地でのマーリンズ戦を前にメディア取材に対応。大谷翔平投手(30)の走塁技術に言及した。

ロバーツ監督はいつごろから大谷の走塁が積極的になったかについて問われると「いつからは分からないが、後半戦ではより積極的に見える」とし「彼は特別なシーズンの途上におり、さらに特別にするために盗塁を増やせると気付いたのだろう」と今季は右肘手術の影響で打者に専念していることから、足でもチームに貢献しようと意識しているのではとした。

そして「翔平は自身がどれだけ素晴らしい走者か、さらに素晴らしくなれることにも気付いた。相手投手を研究し、傾向を学ぶという挑戦を好んでおり、それらは彼にとって魅力的なのだろう」と大谷の盗塁への意識が素晴らしいと称賛した。

また、走者としての最大の武器として「いいスタート(Jump)を切れる能力だ」と指摘。「もちろんスピードも必要だが、過去の彼はこれほどまでに盗塁は上手ではなかった。ここまでスタートは優れていなかった。特に本拠地での三塁ベンチからは投手と走者がよく見えるが、彼のスタートは完璧だ。(大事なのは)準備、反復、投手の研究だ」と相手投手を研究した上でのスタートが素晴らしいことから盗塁成功率92%という高さがあるとした。

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