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ヤクルト・青木 引退発表後初出場で快音! 「ファンの声援のおかげで」日米通算2724安打

[ 2024年9月19日 05:30 ]

セ・リーグ ヤクルト5-4広島 ( 2024年9月18日 神宮 )

<ヤ・広>5回、サンタナの適時打で生還した青木(撮影・尾崎 有希)
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降りしきる雨を打球が切り裂いた。ヤクルト・青木の卓越したバットコントロールに衰えはない。2―3の5回。「代打、青木」のアナウンスに神宮球場が沸き、鮮やかな中前打に拍手が起きた。

「ちょっと崩れながらだけど、芯で捉えられた。ヒットを見せられ満足です」。13日の引退会見から5日。ファンへ雄姿を見せるべく約1カ月ぶりに出場選手登録され、即代打で放った約2カ月ぶりの安打は日米通算2724安打目。「ファンの声援のおかげでリラックスできたし、かみしめながら打席に立った」。ベンチからの代走の打診にも「全然走れます」と固辞し、同点のホームも踏んだ。

「青木組」の2人も奮起する。村上は4回に28号2ランを放ち、長岡は6回に貴重な適時打。チームは最下位を脱出。残り12試合。青木は最後までファンを魅了する。(秋村 誠人)

▼ヤクルト・村上(リーグトップ独走の28号2ラン)ちょっと詰まったけど、しっかり押し込むことができた。(青木さんが)登録されたので、試合に勝ててよかった。

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