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「新吾捕物帳」三番勝負番外編

森田新吾(もりた・しんご)。1969年1月生まれ。大阪市内の某普通郵便局で郵政3事業の外務をすべて経験。当時から髪の色は金、茶かオレンジ。酔うと郵便局の悪いところを語り出すのが短所と言われている。97年に退職。某競輪専門紙、某スポーツ紙(ボート、競輪担当)を経て、2002年にデイリースポーツへ。当初は競輪担当だったが、03年4月から10年2月まで児島ボートを担当。10年3月から競輪、ボートの取材で各地を回っている。趣味は演芸鑑賞。漫才師の故・若井たまるさんが経営していた立ち呑み「たまやん」で生ビールを呑むのが好き(現在は別人が経営)。ツイッター(@shingo_1969)でこのブログの更新情報が確認できます。

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多摩川ボート「G1・開設65周年記念・ウェイキーカップ」はきのう(28日)、12Rで優勝戦が行われ、菊地孝平(41)=静岡・82期・A1=が2コースまくりで1着。今年2回目、多摩川周年は2009年以来となる2回目、G1は通算12回目の優勝を飾った。2、3着は毒島誠(群馬)、杉山正樹(愛知)が入り、人気を背負った1号艇の瓜生正義(福岡)が4着だったため、3連単は3万6290円と好配当で決着した(本紙HPに記事あり)。
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多摩川ボートのアンバサダーを務めるコスプレーヤーのえなこ(右)に祝福される菊地孝平(左)。

菊地が枠なり2コースからコンマ11の快スタート(S)。迷うことなくジカまくりを決めた。「狙い通り。瓜生さんを差すのは難しいと思っていた。Sもひっくるめて110点のレース」と笑顔で振り返った。

節間は気象条件に左右された足が「朝から仕上がりが良く、結構な確率で勝てるのでは、と思っていた」と良化。「調整を外さないよう気をつけていた」と集中していた。直前の「G1・東海地区選手権」(蒲郡)は優勝戦1号艇で2着に敗れただけに、その悔しさも晴らした。

新型コロナウイルスがまん延している影響で、優勝戦は無人のスタンドを前に行われた。「寂しいですね。いつもはたくさんのファンの方が声援して、手を振ってくれる。どれだけありがたいことかと実感できました」と感謝の思いを口にした。
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