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「新吾捕物帳」三番勝負番外編

森田新吾(もりた・しんご)。1969年1月生まれ。大阪市内の某普通郵便局で郵政3事業の外務をすべて経験。当時から髪の色は金、茶かオレンジ。酔うと郵便局の悪いところを語り出すのが短所と言われている。97年に退職。某競輪専門紙、某スポーツ紙(ボート、競輪担当)を経て、2002年にデイリースポーツへ。当初は競輪担当だったが、03年4月から10年2月まで児島ボートを担当。10年3月から競輪、ボートの取材で各地を回っている。趣味は演芸鑑賞。漫才師の故・若井たまるさんが経営していた立ち呑み「たまやん」で生ビールを呑むのが好き(現在は別人が経営)。ツイッター(@shingo_1969)でこのブログの更新情報が確認できます。

2021年11月

デイリースポーツ(https://www.daily.co.jp/horse/)公認ブログ。
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多摩川ボート「SG・第24回チャレンジカップ」はきょう(28日)、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の辻栄蔵(46)=広島・74期・A1=がイン速攻で1着。2005年12月のグランプリ(住之江)以来、3回目のSG優勝を飾った。賞金3300万円を加算し、今年の獲得賞金ランクは8位に浮上し、「SG・グランプリ」(12月14〜19日・住之江)の出場権も獲得した(本紙HPに記事あり)。
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ゴールの瞬間、右の人さし指を軽く突き上げた。辻が逆転で優勝をもぎ取った。1Mは瓜生正義(福岡)に差されて絶体絶命だった。「あー差されたと思いました。バックでは瓜生選手と一騎打ちだと思ってたら、桐生君が行くのが見えたのでアソコを狙うしかなかった」。2Mで最内を差して先頭へ。そのままVゴールを駆け抜けた。
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レディースチャレンジカップを制した遠藤エミ(左)とレスキューボートに乗る辻栄蔵(右)。

SG優勝は05年のグランプリ以来で15年11カ月ぶり。久々の美酒に「長かった。一度落ちると、はい上がって来るのは...。でも、やることは一緒。いつか見とけよ、という気持ちだった」とかみしめた。
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10月の「SG・ダービー」(平和島)はワースト機を立て直して優出するなど、年末の大舞台に向けて、気配は着々と上向いてきている。チャレンジカップも初日の1走目にイン逃げで快勝し、好気配をキープしたまま予選をトップ通過。優勝へまっしぐらだった。
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「10、11月はうなぎ登りなので、勢いは僕が一番だと思う。12月も行っちゃいましょう」。年末のグランプリでも暴れるのは間違いなしだ。
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レディースチャレンジカップ優勝の遠藤エミ(左)とチャレンジカップ優勝の辻栄蔵(右)。

この結果で「SG・グランプリ」(12月14〜19日・住之江)出場の18人が決定した。獲得賞金1位で登場するのは峰竜太(佐賀)。18位には西山貴浩(福岡)が滑り込み、優勝戦5着の中島孝平(福井)は19位で涙をのんだ。

グランプリ出場の18人は次の通り(上位6人は3日目から始まるトライアル2ndから出場)。
峰 竜太(佐賀)
平本真之(愛知)
浜野谷憲吾(東京)
原田幸哉(長崎)
桐生順平(埼玉)
白井英治(山口)
前本泰和(広島)
辻 栄蔵(広島)
毒島 誠(群馬)
石野貴之(大阪)
丸野一樹(滋賀)
瓜生正義(福岡)
馬場貴也(滋賀)
菊地孝平(静岡)
池田浩二(愛知)
篠崎仁志(福岡)
新田雄史(三重)
西山貴浩(福岡)
多摩川ボート「G2・第8回レディースチャレンジカップ」(SG・第24回チャレンジカップ内で実施)はきょう(28日)、11Rで優勝戦が行われ、1号艇の遠藤エミ(33)=滋賀・102期・A1=がイン速攻で1着。8月の「プレミアムG1・レディースチャンピオン」に続く女子ビッグレース連続優勝を飾った(本紙HPに記事あり)。
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今節は前検から手応えあり。レースでもしっかりと結果を出して勝ち取った優勝だ。レディースチャレンジカップV4に「前検からうまく合わせられれば行けると思っていた。2日目にはペラの方向もつかんだし、レースにも集中できた。自分はちょうどこの時季に調整が合うんだと思う」と最高の結果をかみしめていた。
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この勢いで「プレミアムG1・クイーンズクライマックス」(12月28〜31日・福岡)に向かう。「この優勝で年末に向けさらに気合が入った。クイーンズもあるし(その前のる)SG(グランプリシリーズ=12月14〜19日・住之江)でも結果を残したい」。女子ではまだ達成できていないSG制覇、そして、夏冬プレミアムG1連覇に向け、戦いはまだまだ続く。
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この結果、多摩川ボート「プレミアムG1・クイーンズクライマックス」(12月28〜31日)出場の12人が決定。1位は遠藤。優勝戦4着の大山千広(福岡)が12位に入り、同6着の鎌倉涼(大阪)は13位だった。クイーンズクライマックス出場者は次の通り。
遠藤エミ(滋賀)
平高奈菜(香川)
守屋美穂(岡山)
田口節子(岡山)
渡辺優美(福岡)
小野生奈(福岡)
平山智加(香川)
細川裕子(愛知)
西村美智子(香川)
寺田千恵(岡山)
海野ゆかり(広島)
大山千広(福岡)
武雄競輪「G3・施設整備等協賛競輪・飛龍賞」はきょう(28日)、12Rで決勝戦が行われ、(1)荒井崇博(43)=佐賀・82期・S1=が最終バック6番手からまくって1着。2019年4月の武雄記念以来、通算16回目、地元で5回目となるG3優勝を飾り、賞金305万円を手にした。番手まくりを敢行した(4)松岡辰泰(熊本)が2着に入り、荒井を追走した(6)五十嵐力(神奈川)は3着だった(本紙HPに記事あり)。
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まさしく地元のヒーローだった。決勝戦の荒井は熊本トリオとは別線を選択。「ハラケン(原田研太朗=徳島)にまくられるのは仕方ないけど、熊本勢には負けたくなかった」。(7)上田尭弥(熊本)が先行、松岡辰が番手から容赦なくまくったが、6番手で脚をためていた荒井は最終バックからスパート。松岡辰をとらえ、先頭でゴールした。

今シリーズは戦前から主役視されていた。初日特選は原田研に先まくりを許して2着に。「あれさえなければね」と悔やむが、2次予選以降は1着ラッシュでフィニッシュした。
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「いつまで続けられるか分からんけど、少しでも長くS級1班にいたいね」。この1着で通算476勝(1848走)に。17年8月に400勝を達成したころには「500勝で引退するわ」と言ったことがあるが「まだまだ頑張る。中川誠一郎(熊本)や井上昌己(長崎)が強いうちはヤメられんからね」とニヤリ。40代中盤に差しかかっても、荒井はまだまだパワフルに踏み上げるつもりだ。

武雄施設整備等協賛が終了。次のG3は松山記念(12月2〜5日)。
武雄競輪「G3・施設整備等協賛競輪・飛龍賞」はきょう(27日)3日目。
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メインは「準決」。10Rは(2)松岡辰泰(熊本)、11Rは(9)原田研太朗(徳島)、12Rは(5)荒井崇博(佐賀)が1着だった。あす(28日)最終日は12R「決勝」がメイン。出場選手は次の通り。

武雄(28日)12R S決勝
(1)荒井崇博(佐賀)
(2)原田研太朗(徳島)
(3)坂本貴史(青森)
(4)松岡辰泰(熊本)
(5)内藤宣彦(秋田)
(6)五十嵐力(神奈川)
(7)上田尭弥(熊本)
(8)松岡貴久(熊本)
(9)高原仁志(徳島)
並び=29、16、35、748
[画像:20211127-02]
12R(1)荒井崇博(佐賀)。
[画像:20211127-03]
12R(2)原田研太朗(徳島)。
[画像:20211127-04]
12R(3)坂本貴史(青森)。
[画像:20211127-05]
12R(4)松岡辰泰(熊本)。
[画像:20211127-06]
12R(5)内藤宣彦(秋田)。
[画像:20211127-07]
12R(6)五十嵐力(神奈川)。
[画像:20211127-08]
12R(7)上田尭弥(熊本)。
[画像:20211127-09]
12R(8)松岡貴久(熊本)。
[画像:20211127-10]
12R(9)高原仁志(徳島)。

予想などはあす(28日)の本紙をじっくりとご覧ください。
なお、出走メンバーは主催者発表のものとご照合ください。
武雄競輪「G3・施設整備等協賛競輪・飛龍賞」はきょう(26日)2日目。
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メインは「二次予選」。6Rは(2)小原佑太(青森)、7Rは(5)上田尭弥(熊本)、8Rは(5)高原仁志(徳島)、9Rは(1)原田研太朗(徳島)、10Rは(3)昼田宗一郎(岡山)、11Rは(1)坂本貴史(青森)、12Rは(1)荒井崇博(佐賀)が1着だった。あす(27日)3日目は10〜12R「準決」がメイン。出場選手は次の通り。

武雄(27日)10R S準決
(1)山岸佳太(茨城)
(2)松岡辰泰(熊本)
(3)五十嵐力(神奈川)
(4)昼田宗一郎(岡山)
(5)小原佑太(青森)
(6)松永 将(茨城)
(7)松岡貴久(熊本)
(8)青柳靖起(佐賀)
(9)三宅達也(岡山)
並び=53、827、16、49
[画像:20211126-02]
10R(1)山岸佳太(茨城)。
[画像:20211126-03]
10R(5)小原佑太(青森)。
[画像:20211126-04]
10R(6)松永 将(茨城)。
[画像:20211126-05]
10R(8)青柳靖起(佐賀)。

武雄(27日)11R S準決
(1)高原仁志(徳島)
(2)白戸淳太郎(神奈川)
(3)松川高大(熊本)
(4)染谷幸喜(千葉)
(5)嵯峨昇喜郎(青森)
(6)平尾一晃(長崎)
(7)内藤宣彦(秋田)
(8)二藤元太(静岡)
(9)原田研太朗(徳島)
並び=91、428、57、63
[画像:20211126-06]
11R(1)高原仁志(徳島)。
[画像:20211126-07]
11R(3)松川高大(熊本)。
[画像:20211126-08]
11R(5)嵯峨昇喜郎(青森)。
[画像:20211126-09]
11R(8)二藤元太(静岡)。
[画像:20211126-10]
11R(9)原田研太朗(徳島)。

武雄(27日)12R S準決
(1)上田尭弥(熊本)
(2)福永大智(大阪)
(3)堤 洋(徳島)
(4)荻原尚人(宮城)
(5)荒井崇博(佐賀)
(6)藤木 裕(京都)
(7)坂本貴史(青森)
(8)渡辺晴智(静岡)
(9)片岡迪之(岡山)
並び=26、15、748、93
[画像:20211126-11]
12R(1)上田尭弥(熊本)。
[画像:20211126-12]
12R(2)福永大智(大阪)。
[画像:20211126-13]
12R(4)荻原尚人(宮城)。
[画像:20211126-14]
12R(5)荒井崇博(佐賀)。
[画像:20211126-15]
12R(6)藤木 裕(京都)。
[画像:20211126-16]
12R(7)坂本貴史(青森)。

予想などはあす(27日)の本紙をじっくりとご覧ください。
なお、出走メンバーは主催者発表のものとご照合ください。
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