「新吾捕物帳」三番勝負番外編

和歌山競輪「F1・令和6年能登半島地震復興支援競輪・デイリースポーツ杯」はきょう(29日)最終日。11RでA級、12RでS級の決勝戦が行われた。

まず11R、A級の決勝戦は...。
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(2)小原丈一郎(25)=青森・115期・A1=が最終2角6番手からまくって1着。前場所の青森から2連続、通算12回目の優勝を飾った。ホーム4番手からまくり返した(4)水谷好宏(大阪)をかわした(1)山本巨樹(大阪)が2着、小原マークも離れながら外を伸びた(6)泉谷元樹(愛知)が3着に入った。

松山競輪「G3・道後温泉本館全館営業再開・改築130周年記念・第10回施設整備等協賛競輪in松山・道後温泉杯争覇戦」(8月8〜11日)PR隊がきょう(29日)、大阪市のデイリースポーツを訪れた(本紙HPに記事あり)。

関係者とともにやってきたのが...。

和歌山競輪「F1・令和6年能登半島地震復興支援競輪・デイリースポーツ杯」はきょう(28日)2日目。

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メインはS級「準決」。10Rは(7)守沢太志(秋田)、11Rは(2)青野将大(神奈川)、12Rは(4)石塚輪太郎(和歌山)が1着だった。あす(29日)最終日は12RのS級「決勝」がメイン。注目レースと選手を挙げていく。

和歌山(29日)11R A決勝

(1)山本巨樹(大阪)

(2)小原丈一郎(青森)

(3)伊藤慶太郎(埼玉)

(4)水谷好宏(大阪)

(5)寺沼伊織(東京)

(6)泉谷元樹(愛知)

(7)鈴木謙太郎(茨城)

並び=41、357、26

予想などはあす(29日)の本紙、もしくは和歌山競輪HP(予想コーナー)をじっくりとご覧ください。

なお、出走メンバーは主催者発表のものとご照合ください。

大村ボート「SG・第29回オーシャンカップ」はきょう(28日)、12Rで優勝戦が行われ、4号艇の茅原悠紀(37)=岡山・99期・A1=が4コースまくりから1周2M差しで1着。2014年12月のグランプリ(平和島)以来、9年7カ月ぶり(歴代10位)2回目のSG優勝を飾った。2、3着は山口剛(広島)、椎名豊(群馬)の順で入った(本紙HPに記事あり)。
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会心の勝利を挙げた茅原は目を潤わせていた。「約10年も取っていなかったんで、そのうれしさ。何で取れないんだろう、ってずっと思っていた。本当に良かった」。頂点に立ってから見放され続けた10年間を思い、歓喜に浸った。
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重い扉をこじ開けたのは人生初のチルト1。「3とか2とか1・5はやったけど、1だけはなくて。1着を取るなら1だろうと験かつぎで」。そのチャレンジに相棒の13号機が応えた。「出足も伸びも良かった」と盤石の態勢で4カドから一撃。まくり切ることができなかったが、1周2Mで山口と椎名が競り合い、そこを茅原が突いた。「決まり手は『椎名君』」と喜んだ。
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昨年はSGで6回も優出。勝てないまでも、主役の1人として君臨した。だが、今年はこれがSG初優出。一般戦でも地元の児島の年末年始開催(優勝戦は1月2日)を最後に優勝から遠ざかっていた。「前節の津(G2・ボートレース甲子園)でもダメなりに最後まで頑張った。それが生きたのかも」。不振でも諦めずあがいたことでつかんだ再浮上のきっかけ。「下半期からまた、どれだけやれるか。実験ですね」。ここで緩めることはせず、2回目のグランプリ制覇まで突き進む。